本読み

演劇をする方っていらっしゃいますかね?
演劇の練習の時には、最初に台本を渡されたら「本読み」というのをしますよね。テレビの世界だと本読み→ドライ(カメラを使わないリハーサル)→カメリハ→ランスルー(通し)で本番となるのですが、音楽の場合はドライ、カメリハ、ランスルーに当たる部分はあるのですが、本読み、がないですよね?
勿論みんなそれぞれに楽譜は読んできますよね。でも全員がスコアを読めるわけではないでしょうから、自分がどの役割をしているのか、誰と掛け合いなのか、合奏の中で確認しようにも自分のパートを演奏するだけで精一杯(笑)。
まぁ、みんなで声に出して唄ってみましょうとまではいいませんが(笑)、本読みのような練習をしてみるのも効果があるかも知れません。
練習まで2週間を切った状況なのですが、実は心配していることが一つあって、それは「凄く上手かったらどうしよう」ということなのです(笑)。
なんか、偉そうなこといったり、書いたりして、その実楽団で「指揮者」が一番下手(笑えない)…なんて状況だったらどうしましょう。
「本読み足りないのはお前だ!」なんて突っ込みを受けたりして。
と・に・か・く。譜面はよく読みましょう。私も読みます。

bpomd

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

来週演奏会があります。

第1回の練習まで2週間となりました。ものすごくドキドキしています。
そういえば、一度も宣伝していませんでしたが、私がいま所属しているカーニバル2001フィルハーモニーオーケストラの第4回定期演奏会が来週8月6日日曜日、中野Zero大ホールで行われます。13時開場、13時半開演です。
入場無料でどなたでも、何人でも入れますので、お時間があればお運びください。終演後にはロビーに出ていきますので、サインが欲しい方はプログラムを持って待っていてください(爆)。冗談はさておき是非ロビーでお声がけくださいね。私は指揮はしませんが、下手くそなトロンボーンをお聴かせします(苦笑)。
私がこれから作る楽団は、このカーニバルという楽団で4年間培ってきたノウハウを生かします。完全にイコールではありませんが、コンセプト的にはカーニバルから派生した形になると思います。
ですから恐らく演奏会の雰囲気はかなり似たものになると思います(あ、一つだけ、カーニバルは演奏会で「司会」が入るのですが、新しい楽団は演奏会で司会は入れないつもりです)。楽団のことを知るには演奏会に行くのが一番です。
そこに来る観客がどんな感じか?というのもいい指標になると思います。そして出来ていない文京フィルハーモニック管弦楽団のプロトタイプがカーニバルですから、練習を前に不安に思っている方もいらっしゃると思いますが、来週の演奏会にいらっしゃればその不安は多少なりとも解消されると思います。

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音楽は人間がするものです

どうも私の話しは固くってねぇ。実際の私はこんな小難しい人間じゃありません。どっちかというとおちゃらけたふざけた人間です。
ふざけた人間というと大抵の人はすぐにモーツアルトを思い浮かべると思います。「アマデウス」という映画でもちょっと分裂症気味の天才として扱われていましたが、他の音楽家ってどうなんでしょう?
N響アワーに出演している作曲家の池辺晋一郎さんのように駄洒落ばっかり言っている人間もいるでしょうし、この前亡くなった岩城宏之さんも大変に話しの面白い方でした。
翻ってでは昔の大作曲家はどうなんでしょう?ベートーヴェンは深刻な顔の肖像画しかないし、彼のデスマスクや数々のエピソード、緻密な曲のせいで、難しい人間のような気がしますが、彼だって笑うこともあれば、下らないことをいうこともあったでしょう。
チャイコフスキーやブラームスの曲はものすごく、そらあ吃驚するほどものすごく渋くって、まぁ根が暗いわけです。数々のエピソードから彼らが煮え切らない、優柔不断な人間だということが伝わっていますが、その彼らだって恐らく酒を飲んで騒いだり、時には下ネタをいったりもしたでしょう。
偉大な作曲家だから人間的にも完璧で、優れた人間かというとそれは幻想でしょう。
かくいう私だって、まったく欠点だらけの人間です。
アマオケは教育団体ではないですから、私を含め誰の性格を矯正したり、指導したりはしません。しかし音楽を通してよりよい人間にはなりたいと思っています。
音楽は人間がするものです。だから私は人間性を大切にします。人間的に尊敬出来ない人からいい音楽は出てこないですから(アマチュアの場合)。

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私家版スコアの覚え方

楽譜の勉強しなくちゃいけないんですけど、私は大学院にも行っていまして、その試験が今度の日曜日に2教科、火曜日に1教科あるんです。それが終わってから楽譜とのにらめっこが始まるんですが、ここ1年指揮法講座に通って「指揮者は楽譜を見ながら指揮は出来ない」→すなわち覚えろ!というのを言われ続けました。
一昨日習ったコバケンに至っては「覚えていなくてもいいから」とまで言い切っていました。確かにアマオケを指導するのに指揮者が楽譜を睨んだままだと、誰が弾けていて誰が弾けないのかとか、どこがまずいのか確認出来ないわけです。
やっぱり最低限指揮者だけは事前の勉強が必須だと言わざるを得ないでしょう。
私はきちんとした音楽教育は受けていないので、スコアの見方も全くの我流です。どうするかというと簡単です。全部のパートを繰り返し読むだけです。元々トロンボーン奏者ですから、長い楽譜を読むのには慣れていないのですが、フルートからオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ファーストヴァイオリン、セカンドヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと上から順番に曲の頭から終わりまでひたすら読むんです。
リズムだけの確認ではなく、必ず「ドレミファソラシド」で読みます。クラリネットやホルン、トランペットの移調楽器は流石に辛いので、記譜通りに読みます。
全パート読み終わったら、後は縦のラインのチェックです。どのパートに出の合図をするのか、どのパートとどのパートで和音を構成しているのか、何声で構成されているのか、チェックをして印を書いていきます。
次に全体を横に流してみます。ここでダイナミクスのチェックをして、後はひたすら楽譜を睨みます。岩城宏之さんが言っていましたが、私のような駆け出しの指揮者でもスコアを目で覚えることは可能なんです。
いまでも私はシューベルトの未完成と、ショスタコーヴィッチの5番なら殆どスコアで覚えています。
因みにコバケンは暗譜する時に、頭の中で後ろのページからめくって確認する。といっていました。凄いです!!
橋本先生はフレーズごとに縦に線を引いて覚えるとおっしゃっていました。
色んな覚え方があると思いますが、とにかく私にとって指揮をする、ということはスコアを覚えるということにイコールだということです。最大限の努力をします。

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楽団立ち上げ

昨日は208PVでした。リンク先をチェックしていて気がついたのですが、「皇帝ティートの慈悲」を「皇帝ティートの悲劇」と表記していましたね(恥)。でもさぁ、それを検索してうちのオケに来るってなんなんでしょう?それともうちのオケのサイトを見て「こんな曲あったっけ?」って検索してそこからまたうちに来たんでしょうか?
まぁ、私が間違っていたのだと思うので、その点は訂正しておきます。
暫く指揮法講座のネタを使おうと思います。
初日にコバケンのお弟子さん5人が「運命」の出だしを振ったんです。これってプロの指揮者でもいやがるくらい難しいんですけど、案の定振る人振る人先生からダメを出されていました。
私から見たら十分に出来ていると思うのですが、それでも確かに先生の指摘はもっともで、指揮の奥深さというものを感じました。その後まったく指揮が出来ないおっさんがわけも分からず「運命」といって振っていましたが、まったく滅茶苦茶でした。指揮をなめるにも程があります(笑)。
私も恐らく5年以内にはこの曲に挑戦すると思いますが、先生の求めるような深い音楽性を別にすれば最低限振る為のヒントは教わったような気がします。技というのは教わるものではなく盗むもんなのだということも教わりました。
さて、楽団員が40人に達しました。まだまだバランスに問題がありますが、当面の人数的な目標は達しました。何度も書きますが、楽団設立時にこれほどの人数になるとは思っていませんでした。
何しろいま私が所属する楽団も初回の練習は6人でしたし、練習開始してからも半年間は30人に行きませんでした。それくらいのことは覚悟していたのですが、本当に幸運なことに多くの方の見学申込みを受けることが出来ました。
私は立ち上げの楽団2つに携わることが出来ました。考えてみたら立ち上げの楽団に関わるという経験はそう滅多にあることではないと思います。その意味ではこのチャンスをくれた私の2人の友人に感謝するとともに、この楽団に参加してくれるみなさんに最大限の感謝を述べたいと思います。

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東京芸術大学公開講座「指揮法入門」2日目

今日はコバケンの都合で朝の9時からに変更になりました。なんでも午後に予定があるので、早くから始めたいとのこと。
いきなり朝一は謝罪から始まりました。「昨日みなさんのバックグラウンドなどが分からずに上手く出来なくて落ち込みました。帰り道警備員さんに怒鳴ってみたりして、自分の中の怒りを外に出したりしました。どうやったらいいか悩んで眠れませんでした。今日寝不足なのはみなさんのせいです(ここで笑い)。でも何か一つでも持って帰れるようにと思っています」と「上手く出来なくてごめんなさい」という謝罪から始まりました。
今日は弦楽四重奏を加えてのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークとスネアとピアノ2台のボレロ、フォーレのシチリアーナをひたすらみんなに振らせてくれました。
いままでの私だったらこういう時に前に出て振らせてもらうのですが、大抵は頭真っ白になってしまうだけ(しかも一応私には4年のキャリアがあるので、普通には振れる)で自己満足して終わるので、今日は前に出ずにひたすら他の人の指揮ぶりを見て、先生がどこを見ているのか、何を指導するのかを観察していました。
先生は昨日ほどイライラすることもなく、しかし厳しく最後まで指導してくれました。驚くべきことに昨日まったく振れなかった人まで、今日は普通に振れるところまで進歩していました。多くの人が!(全員ではない)です。
流石にオーケストラを指導しているだけあって、タイプの違ういろんな人を色んなやり方で指導していました。時には厳しく、時にはしつこく。サックスで来年芸大を目指している青年などは、サックスを吹かされ、結局最後はオケの側にいました(笑)。
昨日は余り好感が持てなかった先生でしたが、今日は素晴らしかったです。
目つきが鋭く、指摘も鋭く、一挙手一投足に無駄がなく、音楽に対する情熱がほとばしっていました。まさに炎のコバケンの真骨頂でした。
以下備忘録(コバケンの言葉だけではありませんが)
・指揮者は指揮台の上に上がったら音楽以外のことをしてはいけない(挨拶や礼はその前にすませなさい)。
・指揮者は見た目が大切です。だらしない格好の指揮者からはだらしない音が出ます(姿勢や服装、身だしなみも)。
・オケが希望の音を出してくれなかったらそれはすべて「指揮者」の責任。コバケンは受講者が出なかった時に必ず「ごめんなさい」と謝っていました。
・指揮者は言い訳をしてはいけない。出来たことのみが評価される。出来なかったことは出来ないだけ、理由を説明しても意味がない。
・指揮はコミュニケーション。技術的に優れているよりも人間的に優れている方が重要。
・プロの指揮者になるには「運」が必要。しかし「運」をつかむには準備が必要。先生よりも才能豊かな指揮者はいっぱいいるが、先生は運をつかむ為の工夫を常にしてきた。
・運命の女神が通り過ぎてから髪を引っ張っても遅い。通り過ぎる前に止めなくてはいけない。
・腕だけではなく顔の表情や、目、身体全体を使って指揮をしなさい。
・とにかくアウフタクト、そこの呼吸。息だけでも指揮が出来る。
・ヴァイオリンを弾きながら指揮が出来るし、サックスを吹きながらも指揮は出来る。ダンスをしていても出来る。腕を振ることが指揮法ではない。
・コップの中に感情が7分目や10分目では相手に伝わらない。コップからあふれた感情や情熱が他人を突き動かすのだ。
・音楽をするのも運動神経が必要で、そういう人を指導する時は成長を待つしかない。
今日は私は殆ど指揮を振らなかったが、何故か凄く腕が疲れた。そして凄く指揮が上手くなった気がしました(気のせいかも知れませんが)。どれくらい上手くなったかは今のオケからの友人の判断に任せるとして、1年間指揮をお休みしていた私が、8月12日の練習開始に向けて、リハビリをして、指揮者としての心構えを再度教えてもらった気がします。
そして、今日登録団員が40人になりました。欲を言えばキリがありませんが、現状に満足することなくあるべき姿を目指したいと思います。

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東京芸大公開講座

私は35歳の時に初めてオーケストラの指揮をしました。4年間で、5回ステージに指揮者として立ちましたが、正直にいえば、私はまだ指揮者にはなり切れていません。どっちかというと生きているメトロノームというのが最大限の誉め言葉でしょう(見る人が見ればそこにすら行っていないことは分かりますが)。
誰にもきちんと指揮を習っていないので、昨年東邦音大の公開講座で指揮法を2時間受講し、昨年末から今年の春まで池袋コミュニティカレッジで指揮法入門を24時間受講し、そして今度の東京芸大の公開講座でした。
先生は小林研一郎(以下本人が自分でいっていましたので、コバケンと略します)先生ということで、どれくらい高いレベルで教えてもらえるのか楽しみにしていました。
一般の人も来られる公開講座ということで、先生の方で想定していたよりもレベルに差があり、戸惑っておられました。
10時から16時迄という長い時間でしたが、まず、メモをとるなと指導されました。このことは実はこういう講座では非常に大切なことで、集中して人の話を聞くという訓練が大人になると出来ないので、要領よくメモをとってしまうのですが、実はとったメモはとった瞬間に忘れてしまうのです。
先生は国際的な指揮者であると同時に、東京芸大の教授でもあり、教育者であるという点は大変感心しました。なにしろ2拍子も3拍子も4拍子も振れないようなお年寄りがいるにもかかわらず(イライラはされていましたが)手を変え品を変え指導してくれました。
指揮法の講座というよりは、コバケンがどうやって音楽を指導していくのかを見せてもらった5時間でした。2台のピアノを前にベートーヴェンの7番2楽章や、チャイコフスキー5番、モーツアルトのアイネクライネナハトムジーク(コバケンずっと「アイネク」と言っていた…(号泣))なんかで勉強をしました。
以下、備忘録です。
・譜面を見ながら指揮は出来ない。覚えていなくてもいいから顔を上げて指揮をすること。
・自分はアウフタクトの意味を理解するのに34歳までかかった。必ずアウフタクトで呼吸をすること。生きている人間は必ず呼吸する。
・音楽をする時は常に考えること。聞かれたことに関しては必ず自分の意見を言うこと。
・指揮者は声が大きくなくてはいけない。
・拍子の図形なんか書けなくてもいい、音楽性を表すのが指揮者。
・しっかりと立つこと。
・振る前に「静止点」を必ず作ること。
・大きく振るとテンポが遅くなる。図形を小さくすればテンポが上がる。
因みに先生がショパンの前奏曲第7番を弾かれて「これ何部形式?」と聞かれた私は「分からないのですが、2部?」と山勘で答えて、見事外れ。「トロンボーンを吹いて指揮者だとかいっていて2部なんて答えてちゃダメだな」と怒られてしまいました(正解は1部形式だそうです)。
更に因みに芸大の食堂のカレーは310円でしたが、キャッシャーのおじさん(N響アワーでも見たことがありますが)に510円出すと、「これいらないよ」と10円返してもらいました(笑)。カレーは昔懐かしい味でしたが、ピリリと辛くて(私的には全然辛くないですが)美味しかったです。
帰りにキャッシャーのおじさんに「ごちそうさまでした」というと、「先生ありがとうね」といってくれました。誰にでも「先生」といっているようです(笑)。
明日も楽しみです。

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指揮法

昨日は230PVでした。楽団立ち上げの準備も一段落しましたが、楽団員募集の営業活動は続けて行かなくてはいけないと思っています。
今日久しぶりにいまいる楽団で指揮をしました。私は本当に指揮が下手なんです(苦笑)。これは謙遜でも逃げているのでもなくて、指揮法というものから見ると私の技術は本当に稚拙です。
新しく立ち上げる楽団は私が指揮をしたいから作った楽団ではありません。こういう楽団の理念を理解してくれる指揮者というのはなかなかいないであろうから、私がやるのであって、本当にうちの楽団のことを考えてくれる指揮者が現れたら、それは喜んで一緒にやりましょう、とお願いしたいと思っています。
私は自分の技術が稚拙なのは理解していますので、昨年秋から今年の春まで半年間コミュニティカレッジに通って指揮法を習ってきました。
そして明日と明後日東京芸大の公開講座で指揮法を習ってきます。
少しでもいい音楽を実現出来るように、少しでもみなさんが合奏しやすくなるように色んなことを勉強してくるつもりです。詳しいレポートは明日と明後日に。お楽しみにね。

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一番辛いこと

昨日は190PVでした。やっぱり金曜日と土曜日は少ないんです…。なんででしょう?誰か教えてください。
さて、楽団員の募集を公式に始めて1ヵ月がたちましたが、お陰さまで木管楽器とホルンは定員いっぱいに達しました。楽団をやっていく上で辛いことというのはいっぱいあるのですが、そのうちの一つがこんなに早くやってくるとは思っていませんでした。
それは「お断り」です。
「定員いっぱいですので申し訳ありません」と断るのは本当に辛いものです。これから出来る楽団ですから、先に見学に申し込んだ人が必ず定着してくれるとは限らないわけで、いまは先着順で申込みを頂いていますが、急な理由で参加出来なくなるということがないわけでもないんです。
仮にその時に申込みのあった人に声をかけたとしても、既に別のオケが決まっているかも知れません。
楽団設立までに申込みがあった人は全員来てもらって、あとはオーディションで決めれば、人格的にもレベル的に問題ない人は集められるのですが、うちはオーディションはしない楽団なのでそれも出来ません。
結局は「先着順」ですから、これは「運」と「縁」しかないんです。
それにですよ、「お前断れる身分か!?」と自分に向かって思うんです。
いまいる楽団では以前に「ウェイティング」制を作ったこともありました。空きが出来た優先的に入団出来る、いわゆる「お待ち」の形なのですが、結局フルートパートで6人まで待っていましたが、先に入団した人が退団はしないで2ヵ月に1回くらいしか来られないという形でも、辞めてはいないので次の人が入れられないという構造矛盾を抱えてやめてしまいました。
あの、ここに書いちゃ裏技でもなんでもないんですが、一つだけいい手があるんです。「弦楽器で入団しておく」というのです(笑)。空きが出来れば一番最初に分かるのは楽団員です。
コントラバスやヴィオラ、チェロなら定員いっぱいになるということはまずないでしょう。楽器を用意しなければいけないという難点はありますが、ヴィオラなら1万5000円のがありますから、おすすめですよ。
…といいつつ、さりげなく弦楽器パートを埋めようとする邪な私でした(笑)。

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三題噺

昨日は396PV。凄いねぇ。でも応募は1件のみ。…なんだかなぁ。もちろん既存の団員に繰り返し見ていただいて問題ないのですが、とにかく絶賛団員募集中!です。
さて、今日のお題。音楽の世界で「三大」といえば一番有名なのが「ドイツ三大B」でこれはバッハ、ベートーヴェン、ブラームスで、もともとヴァーグナーに嫁さんをとられた腹いせでブラームス派に寝返ったフォン・ビューローが言い出したことだとされています。
日本的には恐らく西洋三大音楽家といえば、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェンで異論はないでしょう。この3人の中で、私が特別に意識するのはやっぱりベートーヴェンです。
私がこれから取り組もうと思っている「管弦楽」という分野で明確な足跡を残したのはベートーヴェンだからです。先月亡くなったN響の正指揮者岩城宏之さんも指揮者としてベートーヴェンで死ぬなら本望だ、といっていたそうですし、私が指揮者を評価する時に「ベートーヴェンをちゃんと振れるか?」というのは変わらない基準です。
例えば、小澤征爾は大変優れた(私が言うのもおこがましいですが)指揮者ですが、私は彼のベートーヴェンで感動したことはないので、評価は低いです。私の大好きな指揮者にヴォルフガング・サヴァリッシュというか違いますが、彼は一般には知名度は低いですが、恐らく現代最高の指揮者です。なにしろ私は彼の7番で泣いたことがありますから(因みに彼はブラームスも得意としています)。
バッハはカンタータやオラトリオに優れた傑作を残しています。恐らく彼の最高傑作はマタイ受難曲でしょう。これは管弦楽曲ではありません。モーツアルトは多大な交響曲を残していますが、彼の本筋は交響曲ではなく、オペラであり、ピアノ曲や数多い器楽曲だと思います。
翻ってベートーヴェンも勿論ピアノ曲、弦楽四重奏曲に大きな功績を残していますが、彼の一番の仕事はやはり交響曲でしょう。その意味でオケで指揮を振る私にとって最大で最強の敵はベートーヴェンです。
うちのオケでは勿論バッハもモーツアルトもやります。むしろそこを基本に音楽に取り組んでいきますが、最終的な目標はベートーヴェンです。ヴァーグナーやブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィッチなど敵はいっぱいいますが、うちのオケは一生かかってベートーヴェンと格闘していきましょう。
それがオーケストラの役割だと私は思っています。

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