BPO第14回練習報告 2006年11月18日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
12:40 セッティング、音だし、楽譜配布
13:00 ミーティング(ここから遅刻になります)出来るだけ出席のこと
13:15 入団者面談
14:00 合奏開始
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(希望者のみ、でも出来るだけ出てください)
練習参加者19名(うち食事会参加者10名)

ミーティングの連絡事項
・学校の主事さんや先生は勿論ですが、生徒にも積極的に挨拶などをして好印象を持ってもらえるようにしてください。練習会場を安定して使えるようにする為です。
・12月からは定期演奏会の曲を決定して練習します。7番も通すだけではなくピックアップして練習しますので、可能な限り練習には参加してください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)モーツアルト 交響曲25番
2)ベートーヴェン コリオラン序曲
3)ベートーヴェン 交響曲7番
4)ブラームス ハイドン・ヴァリエーション

人数少なかったですが、皆さん頑張りましたね。メトロノームかけて練習してください。私も少しでも指揮が上手になるように頑張ります。by音楽監督

オーケストラ占い

http://u-maker.com/272153r.html
オーケストラ占いというのがありました。私は「チューバ」でした。同じ金管なのでまんざらでもないですが、やっぱりトロンボーンて出て欲しかったなぁ。
この手の占いは根拠もないもんだと思いますが、信じる信じない以前に「面白い」事が大切だと思っています。しかもあんまり意味の分からない占いだとやる前に「??」ですがオーケストラ占いみたいなのだと、自分は何が合っているんだろう?て気になったりしませんか?
私はすべての楽器をやったわけではないので、本当に私にとってトロンボーンが合っているかどうかは分からないんです。勿論合う合わないよりもトロンボーンが好きだというのが私の唯一絶対の価値観なんですが、実は私はフルートの天才であったかも知れない、ということは否定出来ないわけです。
私持って音を出したことのある楽器は、弦4部とトランペット、ホルン、トロンボーンだけで、木管は全然ないんです。
昨日の話題の楽団と人の出会いも不思議な縁ですが、楽器と人の縁も不思議ですよね。
ところで、話は変わりますが、今日久しぶりに「左利きの指揮者」を見ました。シベリウスの7番をやっていたのですが、私はやっぱり左利きの指揮者はいやです。
亡くなった朝比奈隆さんは左利きだったそうですが、指揮棒は右でした。単に図形が反対になるから嫌だと言うよりは、根本的に違和感を覚えるということだと思うのですが、皆さんはどうでしょうか?
私の習った橋本先生は左利きでもいいじゃないか、と仰っていましたし、コバケンは左利きの人は右で持つように指示していました。
私はオケで演奏するものとして自分がいやなのでやっぱり左利きの指揮者はイヤだなぁと思っていまいます。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

イカの会

オーボエKさんの仕切で千住大橋で「イカの会」を催してきました。平日夜だというのに12人も集まりました。いつものふく膳並です(笑)。
直接音楽とは関係ないし、音楽の話しも殆どでなかったのですが、こういう会を催すことによって楽団員同士が仲良くなってくれるのは本当にありがたいことです。何度も書きますが、半年前このメンバーは全く赤の他人だったんです。
1年前には既にこのオケの構想は私の頭にあったのですが、その時オケの形、初心者でも入れる。なるべく色んな音楽の形態に挑戦したい。合奏を楽しめる楽団にしたいなどはあったんですが、そこに集まる人間は私では選ぶことが出来なかったんです。
いまうちの団は正団員26人。登録団員54人です。この皆さんがうちのオケに参加してくれたのは私にとってある種の奇跡なんです。本当に偶然と確率の産物だと思っています。そしてそのメンバーがこうやって仲良くしてくれることは楽団を作ったものとして最大の行幸なんです。
そのうちうちの楽団内で結婚する人や、出産の為に休む人も出てくるでしょう。このオケがなければ生まれなかった人と人のつながりを大切にしたいと思っています。
さて、今までうちのオケでは5連符は「しんぶんし」といって練習してきましたが、今日から改めます。「いかのかい」です。何故回文にこだわるかというと意味はありません(笑)。
さて、土曜日の練習も頑張りましょうね。

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プロとアマ

今日はコンマス「しましまヨッシー」とヴィオラのSさんの演奏会に行って来ました。私の前のオケの友人も何人かヴァイオリンで参加したんですが、残念なことにお客さん12人でした(号泣)。
音大生が殆どだったのですが、流石に上手な人もいましたし、お?と思う部分も多々ありました。うちのオケの2人はお世辞抜きに上手な演奏でした。上手なのは音大生として当たり前かも知れませんが、技術以上に音楽に没頭した本当にいい演奏でした。
皆さんはプロとアマの違いをご存じですか?プロというのはそれで収入を得て生活をしている人、アマはそうではない人。私は結婚式の司会でお金をもらったことがありますが、それで生活をしているわけではないので司会としてはアマチュア(笑)。
でも文章を書いてカタログやホント作ってお金をもらっているのでそっちの方はプロ。実は私はタダでは文章書かないんです(本当です)。私がタダで文章を書いているのは、このブログとMixiくらいなもんです(これも本当)。
因みに音大生はプロの卵ですが、まだそれで生活しているわけではないですから仮に上手だとしてもアマチュアなんです。プロ修業中とかセミプロとかは言えるかも知れませんがね。
みんながみんな上手だとは限らないし、そもそも音楽家はプロになったからといって何かが完成するわけじゃないですよね。ずっと練習し続けなくてはいけないし、ずっと進化し続けなければプロの演奏者としては生きていけないんです。
今もそうかどうか分かりませんが、世界一上手いアマチュアはウィーンフィルだ」という言葉をご存じですか?彼はウィーン国立歌劇場の奏者として給料をもらっていてウィーンフィルとしては無給だとかで、そういう言い方をしていたんだと思いますが、それが本当かどうかは残念ながら私は確認していません。
何がいいたいかというと、音楽なんて因果な芸術に関わっちゃったばかりに、一生勉強し続けなくてはいけない。一生練習しなくてはいけない。これはプロでもアマでも一緒。
その人にお金を払ってもいいという人が現れたらその人は「プロ」になれる。それだけのことなんです。音楽家としての目線は常に一緒。つまりは「昨日の自分をどう乗り越えるか」これの繰り返しなんですね。
今日の演奏会も大変いい勉強になりました。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

得意を伸ばし 不得意をつぶす

皆さんは国語は得意ですか?歴史は得意ですか?算数は得意ですか?
音楽は勿論得意だと思いますが、音楽というのは非常に色んな要素を含んでいるんです。楽譜を読むというのは言語学的な才能が必要です。算数が出来なければ譜面のパズルを解くことは出来ません。
作曲家のことや音楽の歴史も知識として必要ですし、文化についても知っていないと「正しい音楽」は出来ないはずです。
…。とはいっても大抵の人は苦手ですよね?私だってそうです。好きな部分もありますが、算数は全く苦手です。付点四分音符が八分音符三つ分というのを頭で理解出来ても、演奏するとなるとどうしても曖昧になるのも算数が苦手だからだと決めてかかっています(笑)。
私が合奏中に「音符にも重さがある」と言ったのは覚えていますか?上昇音型はエネルギーが必要です。音符が重なれば重くなります。これは比喩ではなくて実際の演奏の時にも必要な知識だと思います。音楽には物理学の要素もあるんです。
楽器の音色が重なれば、音の響きも変化します。音響学でもあるし、化学反応であるとも言えます。因みに音楽は運動神経とも密接な関係があります。運動神経の鈍い人は当然上達の速度は遅いです。
でも、心配はいりません。オーケストラはみんなで助け合って音楽をするものです。得意を伸ばし、不得意をつぶす。受験勉強の鉄則ですね。
ある意味、演奏会というのは受験勉強の延長線にある入試なのかも知れませんね。

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第13回練習報告

練習を開始して2ヵ月。なかなか練習に来てくれるメンバーが安定しませんが、ここから半年が勝負だと思っています。演奏会だけを目当てにするのではなく、毎週の練習を楽しみにしてくれる楽団員が増えてくれることを考えてリクルート活動に精を出します。
そういえば13回目の練習ですが、皆勤賞が私を除いて3人もいます。演奏会まで皆勤賞なら表彰するだけじゃなく何か考えなきゃいけませんね。
さて、今日の練習はいきなりやっちゃいました。なんと7番のスコアを家に忘れてきてしまったのです。以前の私なら譜面なしで振るなんて事は怖くて出来なかったので、ヴァイオリンのパート譜を見ながら指揮をしたりしていたんです。
でも今日は暗譜で振ることにしました。元々7番は本番で暗譜しようと思っていたのでいい練習になります。
実はテンポを示すだけなら指揮は簡単なんです。1楽章は4拍子と8分の6拍子に変わるところが難しいですが、4つ振りから2つ振りですから、コツさえ掴めばそれほど大変じゃないんです。
でもね、指揮ってそんなもんじゃないんです。テンポを示すのは最初だけ、あとはピアノやフォルテ、クレシェンドの位置やテヌート、マルカート、どれくらいのドルチェなのかとかどれくらい激しくなんてことを「棒」で伝えるんです。
私くらいのへっぽこ指揮者でも3ヵ月の勉強で7番のスコアは相当頭に入っています。どこで譜めくりするか、頭の中のスコアをめくりながら一生懸命指揮してみました。
でも全く勉強が足りていません。メロディーを追うので精一杯。デュナーミクは間違え放題。曲想を伝えるなんて事は1mmも出来ませんでした。
しかーし!凄くいい勉強になりました。私は7番なら遊びで振れば普通に最後まで振ることは出来ます。でもいざオケを目の前にして「間違えちゃいけない」と思うが故にうろ覚えの頭の中の譜面にしがみついていたんです。
結局これでは譜面を覚えていないだけ、最低な指揮なんです。
指揮者が頼るべきは譜面ではなくて、「頭の中の音楽」なんです。頭の譜面を再現するのではなく、頭で流れている音楽を伝えなきゃならないんです。それに気がついたことがものすごく重要なんです。
私は多分指揮者として少しだけ前進出来たような気がします。勿論これから今まで以上に譜面の勉強はします。読んで読んで読み込んで、完璧に頭の中で再現出来るようになって、その上で音楽を流して見せます。
7番は指揮がひどかったですが、コリオランは随分仕上がってきましたね。これくらいの集中力と練習量があれば、他の曲もいい仕上がりになると思いますよ。みんなで頑張っていい音楽、いい楽団を作りましょうね。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第13回練習報告 2006年11月12日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
12:40 セッティング、音だし、楽譜配布
13:00 ミーティング(ここから遅刻になります)出来るだけ出席のこと
13:15 入団者面談
14:00 合奏開始
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(希望者のみ、でも出来るだけ出てください)
練習参加者22名(うち食事会参加者14名)

ミーティングの連絡事項
・学校の主事さんや先生は勿論ですが、生徒にも積極的に挨拶などをして好印象を持ってもらえるようにしてください。練習会場を安定して使えるようにする為です。
・11月15日水曜日にヴィオラのSさんが演奏会を行います。場所は有楽町線&東武東上線和光市駅のサンアゼリアです。18時開演(?)コンマスのしましまよっしーもでます(笑)。
・教育委員会からのお達しで今週から17時半完全退館になりました。よって合奏は17時くらいに終わります。
・11月中には定期演奏会の曲をすべてフィックスします。アンコールの曲の投票をYahoo!グループでしていますので、投票お願いします。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)モーツアルト 交響曲25番
2)ベートーヴェン コリオラン序曲
3)ベートーヴェン 交響曲7番
4)ブラームス ハイドン・ヴァリエーション

7番暗譜で振ってみましたが、殆ど沈没でした(すいません)。もっと勉強します。by音楽監督

文吹の練習に行ってきました。

どうしてもトロンボーンが吹きたくって文吹の練習にお邪魔してきました。私がトロンボーンをちゃんと吹くのは8月以来です。それまでは毎週土日4時間ずつの練習と個人練習を欠かさなかったのに、こんな事トロンボーンを始めて12年で初めてです。
以前書いたかも知れませんが、私はボレロの本番で大事故をやらかしたことがあるんです。トロンボーン奏者にとってボレロは最難曲なんです。9分近く全く休みで、吹き出しがいきなりハイBなんです。そしてその後更に高いハイDesをこれでもか、と連発で吹かなくてはいけないんです。
このハイDesはトロンボーン奏者でもでない人がいっぱいいる成層圏の音域で私も確率として1割ないくらいのヒット率です。出たら「出た出た!」と小躍りして喜んじゃうような音域なんです。
とにかくボレロは精神的にも物理的にも一番高い物を求められるんです。勿論ソロですから、輝かしく豊かでシルキーなトロンボーンらしい音色で40秒も唄わなくてはいけないのです。
その曲で私は最初のハイBをしくじり、勿論ハイDesは全滅。40秒間恥を掻き続けて楽団のみんなにも迷惑をかけたんです。
でも私は最初っから無理だと分かっていたソロをやらせてくれた楽団に感謝していますし、自分にとっては傷だらけではありますが、いい経験になったと思っています。
とにかく、私はトロンボーンが好きなんです。でもね、吹奏楽の譜面は凄く難しいんです。音域は高くないのですが、細かい音符が多く、リズムも引っかけがいっぱいあるんです。
指揮者になったお陰で、以前よりはずっと初見でも吹けるようになりましたが、久しぶりに吹いてみてやっぱり音が汚くなっているし、ハイBの5度下のEの音すらも当たりが悪かったり、早い音符に全然ついていけないとさんざんな思いをしました。
でもね、私は初見演奏が好きなんです。知らない譜面を睨んで、ドキドキしながら指揮者のテンポに合わせるのが好きなんです。イヤな汗をかきましたが、いい練習になりましたよ。
皆さんもたまに他流試合もいいもんですよ。

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夢は大きく

練習用のホールがどうしても欲しいんです。宝くじが当たったら買おうと思っていたんですが、ちょっと近道を考えてみました。「お金持ちにねだってみよう」と思うんです。本気です。
例えば、西武グループの総帥だった堤さんに手紙を書いてみようと思うんです。「東京のアマオケですが、どうしても都内に練習用ホールが欲しいんです。『堤ホール』と名前を付けますのでお金を寄附してもらえませんでしょうか?』と。
ビル・ゲイツでもアラブの王様でも誰でもいいんですが、文化に興味のあるお金の余っている人に『ダメもと』で聞いてみてはどうか?と思うんです。聞くだけただでしょ?
私はね夢は大きく持つタイプです。その方が楽しいですよ。しかも言葉や文字には魂があると思っていますので、夢は文字にして言葉にしてみるんです。
文京フィルは本拠地をそのうち持ちますし、海外公演もやります。やれるかどうか?ではなくてやれたら楽しいでしょ?私はそういう風に人生を考えるんです。そうでなきゃオーケストラなんて立ち上げませんよ(うん)。
さて、私が出来ることとしては、引き続き楽団員のリクルート。でも第1回の定演の為の人数はほぼ充足してきていますね。その後のことも考えて定期演奏会の案内と楽団員募集のちらしを11月中に作ります。
11月中と言えば、演奏会の曲を全部決定しなくてはなりません。それと2月に合宿をやりますので、その手配も早くかかりましょう。
まだまだやるべき事がいっぱいありますが、頑張りますよ!!

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リーダーシップ

この楽団は私が作った楽団です。私がやりたいことがあって始めた楽団です。でも私物ではないし、この楽団は私が牛耳って好き勝手にわがまま放題にしようとは全然思っていません。
勿論私が最初に考えた理念はしっかり守ってもらいます。そこから外れるなら解散します。あくまでこの楽団のコンセプトはしっかり守られて、私が指揮者としてトロンボーン奏者として楽団を引っ張っていくことが出来るなら、多くの人の意見を聞いてごく民主的に運営していこうと思っています。
勿論そのためには楽団に対する貢献を求めます。楽団に対する最大の貢献は「練習に出る」事です。練習出る人の話は聞きますが、出席率の低い人、残念ですが発言力は小さいと思ってください(決して無視するという意味ではありません)。
日曜日から私は札幌で出張に行っていたのですが、月曜日21時に羽田についてそこから月島に直行しました。オーボエのKさんが「第2回もんじゃの会」を開いてくれたからです。
こういう飲み会を私が開かずとも開いてくれて、楽団員同士が交流を図ってくれる。私にとってこれ以上嬉しいことはないんです。考えてもみてください。半年前はみんな見知らぬ他人だったはずなのに、楽団を中心に今では毎週の練習以外でも色んな形で交流が生まれています。
和を持って尊しと為すは聖徳太子の言葉ですが、これは1400年経った今でも十分に生きているんです。うちの楽団はある意味みんながリーダーシップを取れる楽団です。みんなが自分の得意なことでリーダーシップを取りましょうよ。
音大生は音楽で引っ張ってください。飲み会のセッティングが得意な方は積極的に幹事をやってください。山登りが好きな人は登山の計画を立ててください。穴場の温泉を知っている人は是非案内してください。
いっぱいCDを持っている人は貸してください。オーケストラというのは一つの楽器でありますが、それはみんなの個性をまとめた上でのことなんです。場面場面でリードする楽器が変わります。
私の楽団はそういう楽団になればいいと思っています。みんなが仲良く楽しく個性を発揮して、そして常に上達を目指して合奏出来る楽団になればいいと思っています。

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