第35回練習

35回目の練習です。みなさん楽団の規約は熟読されていると思いますが、今日まで1回も練習を休まないで、演奏会を1回クリアするとうちの楽団の評議員になれます。評議員は評議会に対して議案の提出が出来ますし、選曲権も付与されます。
つまり楽団の運営をするには評議員になる必要があるわけです。そこには義務と権利が発生しますが、正真正銘文京フィルのメンバーに馴れるわけです。
まぁ、私以外で1回も休んでいないメンバーはいないので、今日その権利に王手をかける人はいないんですが、多分演奏会終了後に数人の評議員が誕生すると思います。
さて、今日はコンチェルタンテみっちりやりましたが、と入っても2回目の合わせ、ヴァイオリンのソリストは体調不良でお休みでしたが、コンマスに代わりに弾いてもらいました。
思ったよりはいい出来ですが、コンチェルトという意味では全く未完成の荒削り(笑)。ダイナミックでいいともいえますが、音楽はそんなもんではありません。今までの練習でオケのパートはある程度仕上がっているので自信を持っていいと思います。
ただし、コンチェルトですからソリストとのバランスがあります。音量のバランス、強弱のバランス、表現のバランス、残り少ない練習ですが、絶対に仕上がります。耳をそばだてて、目を見張り五感を使って演奏に集中しましょう。
そうすれば、きっといい演奏が出来ますし、演奏が楽しくなりますよ。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

6/14

本番まであと2週間。皆さんにとっても私にとってもこの8ヶ月間の練習の集大成となるわけです。残り2週間で練習に6日も費やせるというのは非常に幸せな事です。
何度も話していますし、ここでも書いていますが、練習にしても演奏会にしても、これは誰の為のものでもありません。みんなの為のものであり、それはすなわち自分自身の為なのです。
私たちは大人の趣味の楽団です。これで給料をもらっているわけでも、これに人生をかけているわけでもないです。しかし趣味だからこそ真剣に本気で取り組むものだと私は思っています。
だから、誰かの為ではなく、自分自身が楽しむ事を大切にしてください。
ただし、自分自身の為ではありますが、オーケストラというのは個人プレーの集まりではありません。自分楽しむ為と言って勝手な事をする事は許されません。だから、私はこの楽団では「演奏会に出る事のみ」を目的としていないのです。
演奏会に出る事と同じくらい大切なのは「練習」です。
練習の回数を重ねて、同じ仲間と呼吸を合わせて行くという事がどんなに大切なのか。その事がどんなに貴重な事なのか。その事をずっと解いてきたつもりです。
私の新日本フィルで働いている友人も言っていました「プロオケでも、練習というのはやればやっただけの事はある」と。音楽に終わりがない以上、練習もこれだけやればいいという事はないんです。
残り2週間の14日間で練習が6回あります。ティンパニは最低3回入ります。コンチェルタンテのソリスト合わせも3回あります。可能な限り練習に来てください。誰の為でもないです。自分の為です。
練習したくても場所取りに苦労するオーケストラがいっぱいあるのに、うちは毎週安定して同じ会場を使えています。この幸せをいっぱいかみしめて、一緒に練習してくれる仲間いる喜びを精一杯楽しみましょう。
明日、音楽室で待っていますよ♪

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初心忘れるべからず

文林中学校の音楽の先生に挨拶に行ってきました。うちの楽団の成り立ちを説明し、社会人のアマチュアのオーケストラが毎週安定して練習場所を借りられている事にもの凄く感謝している事を平身低頭お話ししてきました。
それだけでもありがたい事なのですが、ティンパニが借りられて、第2音楽室を貸してもらえればうちの楽団としては文句の付けようもないのが事実です。
逆にうちの楽団として、中学生の演奏のお手伝いや、中学生対象にコンサートを開く用意がある事もお伝えしてきました。
うちの楽団は音楽の敷居を低くして、広く色んな人に音楽を楽しんでもらう事を目的にしています。その中には当然「楽器を演奏しない人」というのも含まれるわけで、オーケストラのメンバーが安定して、音楽性も固まってきたら、本当に中学生向けにコンサートを開いたり、移動音楽教室のような事をして地域やその他の社会に貢献できればいいなと思っています。
楽団員には先に通信でお伝えしましたが、ティンパニと第二音楽室を借りられる事になりました。一応条件としては楽器のメンテナンスがあるので、それは楽団としてきちんとやらせてもらう事にします。
逆にこのことにより、我々は今まで以上に気を引き締めて学校を借りなくては行けません。こんな好条件の場所を失う事は楽団存亡の危機に直結しますので、楽団員一人一人の気のゆるみ(があるとすれば)は絶対に引き締めなくてはいけません。
今、うちの楽団は演奏会費を払うのがギリギリの財政状況ですが、近いうちにコントラバスは購入して、学校に置かせてもらう予定です(この交渉もしてきました)。この事により、コントラバス奏者の入団が期待できます。
繰り返します。こんな条件のいい話しは他には絶対にありません。教室が狭くても文句は言わせません。教室が熱くても寒くても文句は言わせません。会場が使える事に対して感謝できない楽団員はうちには一人もいませんよね?
うちの楽団は初心者大歓迎ですが、逆に初心忘れるべからず、です。忘れちゃった人は思い出して自分を戒めてください。

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配置

本番のステージが狭い事は既にお伝えしてあると思いますが、その配置で悩んでいます。
一応基本線としてホルン下手奥2列、弦は1st→2nd→チェロ→ヴィオラで行きたいのですが、なにせステージが狭い。チェロが中側で大丈夫か?ホルン下手より上手が良くないか?現場判断の部分も多いと思うのですが、迷ってはいます。
特にチェロとヴィオラは、コンチェルタンテだとチェロ→ヴィオラで行きたいのですが、7番はヴィオラ→チェロの方が音響上はいいわけです。1部と2部でセッティングの変更をしたくはないのですが、場合によってはやるかもしれません。
今回の演奏会は1stヴァイオリン8名、2ndヴァイオリン10名、ヴィオラ5名、チェロ6名、コントラバス2名、フルート3名、オーボエ3名、クラリネット3名、ファゴット2名、ホルン4名、トランペット2名、ティンパニ1名、指揮者1名の50名があの狭いステージに乗る演奏会です(笑)。
それにしても1回目の演奏会にこんなに大人数になると誰が予想したでしょうか?何度も書いていますが、昨年の今頃はまだ影も形もなかったオーケストラが、です。しかもこんなにバランスよく人が集まってくれるなんて奇跡以外の何ものでもないです。
多分2回目の演奏会は10人くらい増えているのかなぁ、と勝手に予想していますが、3回目の演奏会にはさらにトロンボーンが入っているはずですから(場合によってはテューバも)70人くらいにはなるかもしれません。
そうなると、確実に音楽室には入らなくなりますね(苦笑)。
あ、そうそう、5月1日にタワーホール船堀の抽選会に行ってきます。恐らく料金的な問題で来年の12月のコンサートも同じ会場を狙っておきます。とりあえず今年中に来年の会場を全部押さえて盤石の態勢で練習に臨みたいものです。
→しかし、人が増えると音楽室に入らない(笑)。以下50回繰り返す。

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着々

今日はティンパニのお金払い込みました。これで当日演奏会でお金が動く事はないです(二次会と宿泊打ち上げのみ)。
昨日プロオケのリハーサルに行った話しは書きましたが、プロのオケの場合事務方がしっかり存在するわけです。ライブラリアン、ステージマネージャー、企画の人たち。
因に練習開始の合図は楽団員が手を叩いてやっていました(これは今週から真似します(笑))。
文吹の団長は自分で「雑用係」なんて言っていましたが、彼程ではないにせよ、私も雑用係ではあります。今回の演奏会では宣伝係と、プログラム作成はお手伝いしてもらいましたが、それ以外は全部私がやりました。
まぁ、やりたい事をやっているので大変だという意識はないのですが、これを楽団仕事としてしまってみんなで分担すると、それは私は楽ですが、担当となった人が大変でしょ?
やりたい人、やる事が負担にならない人もいてくれるとは思いますが、逆になんにも出来ない人(物理的、能力的に)というのもいるわけです。そういう人が同じ待遇というのは不公平だし、時間が経てばどうしても不公平感というのは出来てしまうもんだと思っています。
うちの楽団では出来るだけ音楽に集中してもらいたいですし、出来るだけコンパクトに運営して楽団仕事を少なく、効率的にやって行こうと思っています。
ということで、出来るだけ演奏会当日はお金のやり取りをしたくないので、事前に払えるものは全部払い、楽団員からの入金も1週間前までにしているんです。
因に本当に4月28日までに支払わないと、演奏会には乗せません。私はこういう事には非常に厳格な人間です。28日に支払おうと思っていたんだけど、その日急病になったとか言う言い訳も通用しません(きっぱり)。
1ヶ月前から支払い期限は伝えていたわけですから、その日はデッドラインです。管楽器で自分のパート一人しかいないから、そんな事言っても救済措置があるだろう、と思っている方は大甘です。私という人間はそういう人間ではありません。
たとえ相手がコンマスだろうが、指揮者だろうが、締め切りは厳守です。忘れないでくださいね。
さて、今日文林中学校の音楽の先生とコンタクトがとれましたので、水曜日にご挨拶に伺ってきます。今後も気持ちよく音楽室を貸していただきたいし、出来れば打楽器を借りて、コントラバスなんかを置かせてもらえるとありがたいのですが、逆に我々の側でもなんか恩返しが出来ないかな?と思っています。
吹奏楽部の指導なんかを管楽器のパートにお願いする事は出来ると思いますし、土曜日に文林中学校の為にコンサートや音楽教室を開く事も出来ると思います。
どちらにしても、なんとか太いパイプを築いて文林中学校にとってもうちの楽団にとっても良い状態をキープしたいと思います。
あ、忘れないうちに書いておきます。うちの楽団は政治と宗教の話しは御法度なのですが、今回の区議選挙に私のマイミクさんがでます。水曜日時間があったら選挙事務所にお邪魔して、文京区の中学校の統廃合に反対してもらえるようにお願いしてこようと思っています。
勿論その人に受かってもらわないといけないので、投票してもいいという有権者は申し出てください。名前を教えますので。

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新日本フィルのリハーサル

今日は友人の計らいで新日本フィルのリハーサルに行ってきました。
曲目は、ブラームスの1番、ラプソディ・イン・ブルー、ベートーヴェンの7番…そうです。のだめ便乗企画なんです(友人談)。
指揮は梅田俊明さんで端正な指揮をされる方でした。
プロのリハーサル生で見るのは初めてでしたが、楽団員にまぎれて楽屋口から入り友人に挨拶をして客席へ。ロングトーンをする人あり、一生懸命一つのフレーズをさらう人あり、音階にかじりつく人ありで、面白かったですが、アマオケのようにその日にやらない曲をやっている人は一人もいませんでした(笑)。
因にコンマスは練習していても一人だけ絶対にバッチリはっきり音が聞こえてくるもんですね。ブラームスの1番のソロを何度もやっていましたがどんだけ後ろで音が鳴っていてもその音だけははっきり聞こえてきました。
さて、プロオケですから、アマオケのように何回も練習するわけではないし、基本的にはニュアンスを揃えるだけ、というのは知識として知っていましたし、今回の演目はどれもやり馴れている曲なので、全体にあまり細かい練習はありませんでした。
演奏中にチームミーティング(ファーストがボウイングの確認をしていた)はやっていましたが、アマオケのように指揮者が喋っている時に(といっても私より喋る時間が短いせいなのかもしれませんが)隣の人と話しをしている人はいませんでしたし、自分の楽器を鳴らして音だしやさらうような人もいませんでした。
この辺はアマオケではあまりうるさく言わない方がいいと私は思っていますが、「Englandから」と指揮者が言って間髪入れずに振り出してもちゃんとEから音が出るし、そこがピアノなら、ピアノで、フォルテなら最初からフォルテが鳴っている「反応の良さ」というのは真似をしたいなぁと思いました。
基本的には一つの楽章を全部通して、終わってから指揮者の側からまとめて指示が出て、そこに質問が入るという流れでした。これも真似をしたいところですが、多分私が一つの楽章の問題点を全部覚えきれないでしょうし(私の問題もありますが、演奏に傷が多すぎるから(笑))、逆に楽団員の側でもその全部の要求を短時間で吸収して修正するのは無理でしょう。
でも、そういう事が分かっただけでも今日は収穫がありました。
因に7番。もう全然音が違うんです。当たり前ですが、同じ楽譜を見て演奏しているとは思えません(苦笑)。和音が違って聞こえるところもいっぱいありますが、普段のうちの音を聞き慣れていると、プロオケの音がなんてクリアに聞こえるんだろうと、変な関心の仕方をしてしまいました。
私の友人に言われました。「練習はやればやっただけの事はある。プロでもそう。でも時間に限りがあるから効率的にやるんだ」と。アマオケはプロよりもたっぷり時間が取れますが、それがただ単に「長いだけ」にならないようにしようと思いました。
これからも機会を見てリハーサルをのぞいて指揮の勉強をしようと思っています。

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第34回練習報告

私は合奏の時出来るだけドイツ語やイタリア語を使うんですが、私のMacの練習音源のフォルダー名は「Probe」になっています。ドイツ語で「練習」です。なるべく身の回りに音楽に関係するものを普段から置くようにしているんです。
さて、今日はティンパニの搬入、搬出というイベントがありました。以前も話しましたが、中学校の音楽室を安定的に借りられるというのは奇跡的な幸運なんです。音楽室は1回150円。普通のリハーサル室を借りたら安くても3000円、まぁ、相場で5000円から1万円。高いところだと3万円くらいします。
しかも必ず借りられるとは限らないわけで、毎回練習会場が一緒というのは本当に、本当にありがたい事なんです。
そういう状況なので、なかなかティンパニを中学校から借りる交渉が出来なかったので、文吹の厚意に甘えて、八中からティンパニを運びました。レンタカー代が約1万円、駐車場代2000円、ガソリン代500円。結構な出費でしたが、ティンパニを練習場に入れるのにはそれほど大変だという事は皆さんもしっかり認識していただきたいと思います。
なお、この出費を演奏会まで続ける財政的余裕がありませんので、来週からは「台車」で運ぶ事になります(その前に文林中の音楽の先生に挨拶に行ってくるので、思いがけない幸運がないとも限りませんが)。
さて、そんなバタバタした中で始まった練習ですが、管打楽器全パートが揃っているという久しぶりの状況で、なかなか出来は良かったですね。録音を音楽室で録るようになって3回目ですが、段々演奏がまとまってきた感じがします。
勿論随所に細かい傷はあります。特に長いフレーズをやると集中力が切れて、電報の文章みたいなメロディーになっちゃうところがいっぱいあります。1曲演奏し切る集中力と体力は絶対に必要です。
私が指摘すれば出来るのですが、通してやると疎かになっちゃうところも散見されます。本番は録画がバッチリ残りますので、今のうちから練習に集中しましょう。
・集中力
・体力
・合わせる気持ち
・大小緩急のメリハリ
あとはこの4つです。

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BPO第34回練習報告 2007年04月14日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合(任意)
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
12:40 弦練開始
13:40 ミーティング(ここから遅刻になります)出来るだけ出席のこと
    選曲会議
14:00 合奏開始 アンコール、コリオラン、7番、コンチェルタンテ
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(希望者のみですが、短時間でもいいので是非参加してください)

練習参加者32名(うち食事会参加者15名)

ミーティングの連絡事項
・演奏会費を集めます。支払いは4月28日までにお願いします。これを過ぎると演奏会に『絶対に』のせません(笑)。
・4月は日曜日にも練習をします。位置づけとしては土曜日は正規練習、日曜日は有志の練習としますが、自分の為です。私の為でも、楽団の為でもありません。自分の為に練習に参加してください。
・演奏会の服装は、男性は黒服に白ワイシャツ、黒蝶ネクタイです。女性は上下黒黒で、袖はついているものを着てください。
・通信は必ず読んでください。楽団からのメールには必ず目を通してください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)モーツアルト コンチェルタンテ
2)ベートーヴェン コリオラン序曲
3)ベートーヴェン 交響曲7番
4)アンコール曲

演奏はかなり仕上がってきました。最後の課題は「メリハリ」です。音量やピアノフォルテ、テンポの速い、遅いしっかりメリハリ付けて行きましょう。ゴールは近いですよ。by音楽監督

3週間

この日記を書いているのは20時ちょい過ぎですが、3週間後には7番演奏中です。
ひええええ、3週間ですよ、3週間。21日です。練習はあと最大で7回(もしかしたら6回)です。
ちょっと話しは変わりますが、今週は日曜日の練習はありません。実は新日本フィルのリハーサルを見学させてもらうのです。18日にオペラシティで「ベト7、ブラ1、ラプソディ」というコンサートをやるのですが、実はこの企画私の友人がしたもので、勘のいい人ならすぐに分かると思いますが、「のだめ」便乗企画なんです(笑)。
新日本フィルのリハーサルがどんなもんなのか、凄く楽しみですが、私としては物見遊山というよりはベートーヴェンの7番のお勉強をしてきます。プロのリハーサルを生で見るのは実は初めてなんです。
とはいっても、演目が演目だけに練習をするというよりはニュアンスを合わせる、といった感じなんでしょうね。
とにかく、うちの演奏に少しでもいかせるように少しでも勉強してこようと思っています。
さて、話しは戻りまして、うちの演奏会。本当に目前になってきました。何度もお話ししていますが、これから技術的に上達する事は望めません。大切な事はこの8ヶ月みんなで練習してきた事をしっかり思い出して自信を持って演奏する事です。
そして、演奏は一人でするものではありません。自分だけが正しい演奏をしているなんて思っている人がいたらそれは大きな間違いです。演奏はみんなでするものですから、みんなの気持ちが一つにまとまらないと演奏もまとまりません。
オーケストラは50人の集団ですが、これは「単一の楽器」なんです。つねにアンサンブルするという事を忘れないでくださいね。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

当日の準備

今日は影アナの原稿を書いて、スタッフの動きをまとめました。今回の演奏会に限らず、私は楽団運営同様に演奏会もコンパクトに運営したいと考えています。しかし、そう考えても演奏会というのは多くのスタッフの手助けがあって成り立つものです。
今回以降うちの演奏会は文吹が手伝ってくれますし、文吹の演奏会はうちが手伝います。これは持ちつ持たれつという事ではなくて、お互いの援助には常に感謝しあえる関係でいたいと思っています。
うちは2回連続で手伝っているから、向こうが手伝うのは当たり前だ。こう思うのは傲慢です。何度も書きますが、文吹の存在がなかったらうちの楽団は活動できていないのです。その程度の恩返しはやって当然なのです。
ただ、演奏会も出来るだけうちのスタッフで出来る事はやりましょう。朝のセッティングは楽団員一同でやりましょう。でも終演後の撤収はお願いする事になります。皆さんはロビーでお客さんを送迎しなければならないからです。
受付も絶対に必要ですね。皆さんは演奏の準備があるわけですから(笑)。演奏中のビデオカメラも同様です。固定のカメラも回しますが、一人専属で回してもらいます。
ティンパニの手配も終わりましたが、今週中にお金を振り込んでおこうと思います。これで演奏会当日は打ち上げまでお金を触らないですみます。
ビデオカメラも6カメ回します。配置も決めましたし、延長コードの手配もつきましたので当日セッティングをするだけです。
そういえば、あちこちで話題になっていますが、コンサートスクエアのトップページのアクセスランキング。先週まで2位だったのですが、今週とうとう1位になりましたね。何にしろ1位というのは気持ちがいいものですし、いい事だと思います。
とはいえ、ネットでのこうした反応がちょっと怖くもあります。人が全然来ない恐怖もありますし、来すぎて開場からあふれて入場制限してしまう恐怖もあります。チケット制にすれば良かったと後悔も少ししています(笑)。
それよりも、演奏会に来てくれる観客が、私たちの演奏を楽しんでくれるかどうか?も気になるところです。ネットで情報を得た人は全く私たちの楽団のコンセプトを知らないかもしれません。
勿論すべての人に満足してもらおうとは思っていませんが、一人でも奥の人に楽しんでは貰いたいと思っています。

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