BPO第102回練習報告 2008年08月16日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 
    2番出口地上 道灌山方面集合(見学者のみ)時間厳守
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
    直接中学校へ来られる方は必ず12時半以降に入校してください。
    それ以前は絶対に絶対に入らないでください。
12:45 (ここから遅刻になります)12時45分までに来ればいいのではなく、
    12時45分から楽器の演奏ができるようにしてください。
    また楽譜は毎週すべての楽譜を持ってきてください。
    第一音楽室木管金管合同分奏
    第二音楽室1stVnパート練習
15:15 ミーティング
15:30 合奏(くるみわりメイン)
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(短時間でもいいので参加してください)

練習参加者27名(うち食事会参加者13名)
ミーティングの連絡事項
・第4回定期演奏会は09年05月02日(土)練馬文化センター大ホールに決まりました。
・第3回定期演奏会が08年12月20日(土)ギャラクシティ西新井文化ホールに決まりました。
・毎週水曜日に楽団の通信がメールで行っていない人は速やかに申し出てください。また、正団員で「グルスケ」の連絡が行っていない人も同様に申し出てください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

今日はバレエのDVDを見てもらいました。バレエの演技を忘れないで、軽ろやかさと豪華さの出る演奏をしましょうね。音楽監督

数字で見るBPO

文京フィルハーモニック管弦楽団が最初の練習を実施したのが06年8月12日で丸々2年が経ちました。
その間101回の練習を行い、そのうち2回合宿を行いました。2回の定期演奏会で総観客動員は867名。演奏した曲は7曲。
今日現在で延べ157人の方から見学希望のメールを頂きました。現在登録団員は70人で正団員は56人です。正団員のうち男性が23人で女性は33人、平均年齢は面倒臭いので取っていませんが、多分31歳から33歳の間くらいではないでしょうか?(笑)
06年7月14日が楽団創立記念日ですから、楽団が創立してから今日で762日経ちました。
12月20日の演奏会まであと128日になりました。
…面白いかと思って始めたのですが、以外につまらない数字ばっかりだなぁ。やっぱりもっと時間が経たないとダメなのかもしれませんね。
ただ、見学希望のメールをもらった人が157人もいるのには驚きました。勿論パートに偏りはあるんですが、普通のオーケストラなら2楽団作れますよ(驚)。まぁ、この規模になると文林中学校の音楽室に入りきれなくなるので、それはそれで困るんですがね。
正団員の数とで比を取ると約3倍。ということは80人規模のオーケストラを目指すには240人からの見学希望がないと、ダメ、ということかぁ。先は遠いなぁ。
それにしても、コントラバスとファゴット来てくれないかなぁ。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

I want YOU!

うちの楽団の募集ページ見て驚きませんでしたか(笑)?
I want youと大書された厳ついアンクルサムの画像、ご存知の方も多いと思いますが、これはアメリカ陸軍の軍人募集のポスター画像です。
うちはアメリカ陸軍のように厳しくはないですから、安心してくださいね。
http://wiki.livedoor.jp/bpo0714/
↑文京フィルハーモニック管弦楽団公式サイトです。
この楽団がどういう楽団なのかは、右側のメニューバーを上から順番に見ていただけると分かると思います。
・BPO(文京フィルハーモニック管弦楽団)
をお読みいただくと、うちのオーケストラがどういう考えや理念を持って設立されたかが分かります。アマチュアオーケストラはOB/OG団体を除いて、設立時に「どういう活動をしたいのか」という思いや目的があって設立されたのが殆どだと思います。
うちに限らずアマチュアオーケストラに入る時には、この「設立の理念や目的」をよく調べてから見学にいくのがいいと思います。ここが合わないと、結局のところ長続きしませんから、時間の無駄になります。
・音楽監督挨拶
まぁ、私なんですが、私が立ち上げて、自分で指揮を振って、なんてことをやっているわけですから、この楽団は全く手前味噌なところ私のカラーが強く出ている楽団なんですね。私はそれでいいとは思っていなくって、私が死んだ後もこの楽団が続くように組織作りをしているところです。
そして、その組織作りには優れた人材が必要です。私と合う合わないというのは当面あると思いますが、そのうちベルリンフィルのように楽団員で民主的に運営できる楽団にしたいと思っています。
・楽団規約
楽団も集団であり、そこには色んな思いを持った人がやっていきます。一つの理念の元に集まったとしても色んなやり方があるわけで、大抵のアマオケではこの「やり方」を巡って人間観のトラブルがあるのだと思います。
うちの楽団はこれが憲法です。細かいところでは運用でなんとかしよう、という部分もありますが、こういう性格を持った集団になることを目的としています。
・よくある質問
見学に来られる前にはここをよく読んでいただきたいと思います。見学時や面接時によく頂く質問について回答してあります。ここに載っていないことについては遠慮なくメールにてお尋ねくださいね。
・応募に当たって
上の全ての欄を読んで、その上で納得してこの楽団に見学に行ってみようとお思いの場合はこの欄に書かれた手順に従って見学のメールを下さい。
それとうちの楽団では毎週の練習の内容について写真とともにアップしてあります。写真をよく見てやってください。楽団にどんな人がいるのか、どれくらいの年齢構成で、男女比はどれくらいか、そんなことを知る手がかりになると思います。
ぜひ、公式サイトを有効に使っていただいて、少しでも見学にいく時の不安が和らげば、と思っています。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

101回目のプロポーズ

101回目のプロポーズではなくて、101回目の練習でした(笑)。
文林中学校の第2音楽室はエアコンがないので、扇風機を3つかけて汗だくになりながら練習をしています。うちの楽団は「大人の部活」を標榜しているのですが、この暑さの中、一生懸命セクション練習に励んでいる楽団員を見ると本当に中学校や高校の部活のような感じさえしてきます。
うちの楽団員は本当に練習熱心です。この暑さの中文句一ついわずに2時間も部屋にこもってくれるのですから、指揮者冥利に尽きるというものです。
さて、とはいいながらも、先週までの「唄うこと」を求められた映画音楽やバレエ音楽とは違い、今日はメンデルスゾーンのフィンガルの洞窟と、ハイドンの45番というクラシックらしい曲の練習になりました。
久しぶりのせいなのかどうか分かりませんが、リズムが甘いのにびっくりしました。楽譜を読んでいないのではないだろうか?と驚くほどでしたが、見れば楽団員のほとんどは楽譜に齧りついている様子、ほっとしましたが(苦笑)、これはどうしたことなんでしょう。
うちの楽団は色々な音楽的レベルの人が混在しています。きちんと楽譜が読める(演奏できる程度には)人もいますが、大人になってから始めて楽器を始めたような人はなかなか「楽譜通りに」さえも演奏できないようです。
因にこの私、大人になってから楽器を始めた典型ですが、ある程度楽譜が読めるようになったのは指揮者になってからです。否応なく楽譜漬けの毎日を送ったからなんですね。
楽団員の皆さんにも楽譜を読んで、読んで、読んで、読み抜いてほしいなぁと思うのですが難しいお願いでしょうか?
いい練習が出来るようにちょっと考えてみますね。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第101回練習報告 2008年08月09日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 
    2番出口地上 道灌山方面集合(見学者のみ)時間厳守
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
    直接中学校へ来られる方は必ず12時半以降に入校してください。
    それ以前は絶対に絶対に入らないでください。
12:45 (ここから遅刻になります)12時45分までに来ればいいのではなく、
    12時45分から楽器の演奏ができるようにしてください。
    また楽譜は毎週すべての楽譜を持ってきてください。
    第一音楽室弦楽器分奏
    第二音楽室木管金管合同分奏
15:15 ミーティング
15:30 合奏(5月定演メイン)
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(短時間でもいいので参加してください)

練習参加者26名(うち食事会参加者7名)

ミーティングの連絡事項
・第4回定期演奏会は09年05月02日(土)練馬文化センター大ホールに決まりました。
・第3回定期演奏会が08年12月20日(土)ギャラクシティ西新井文化ホールに決まりました。
・毎週水曜日に楽団の通信がメールで行っていない人は速やかに申し出てください。また、正団員で「グルスケ」の連絡が行っていない人も同様に申し出てください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

楽譜に書いてある通りに演奏してください。耳で覚えて楽譜を読まないというのでは演奏になりませんよ。音楽監督

経験と想像

今日はちょっと観念的な話し(笑)。
失恋したことあります?
まぁ、余程の人でない限り、失恋の一つや二つはあるでしょう。
ではちょっとぶしつけかもしれませんが、自分が飼っていたペットの死を経験したことはありますか?
これも大方の人は経験したことがあると思います。
音楽をする上でこの「経験」というのは大きな武器になり、他人への説得力を持ちます。
失恋をしたことがない、可愛がっていたペットの死も知らない。幸せな人ということも出来るかもしれませんが、そういう純粋培養みたいな人の音楽ってどんな感じなんでしょうね?
私は経験が全てで、それがない人は音楽家として失格だ、と言っているわけではないです。時には経験や教養が音楽へのアプローチを邪魔することもあると思います。
しかし、失恋やペットの死による「喪失感」というのは実体験として経験しないと、心の中で咀嚼できないし、それを音楽で表現するのには相当の「想像力」が必要なのではないでしょうか?
今回いいたかったのは、経験がない人がいい音楽をできない、ということではなく、人生に於ける全ての経験は音楽をする上で必ず役に立つ、ということです。その意味では無駄な経験は一つもない、と私は思っています。

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楽団員募集中♪

昔私が映画館でアルバイトをしていた時に、新しく来たバイトの面接を担当したことがありました。映画館のアルバイトそのほとんどが学生ですからバイトの募集をかけて、大量に面接に来るのは休みの少し前、というのが定番でした。
会社員になり、数年経つと、小さい会社でしたので20代後半の私が募集の担当になりました。新卒の募集は1月くらいからでしたが(小さい会社でしたからね)、中途採用となると、年に3回ほど山があって、夏のボーナスが出た後の7月、冬のボーナスが出た後の12月から1月、そして不思議なことに4月というのが以外に応募があるんです(年度替わりだからですかね)。
うちの楽団ももう2年経ちましたが、うちの楽団はオープニングスタッフ(創立時にいたメンバー)を除けば11月12月1月入団の人がもの凄く多いんですね。
なんでか考えたんですが、今年もその前の年も演奏会は5月でしたから、その半年前が11月になりますよね?これは見学希望の方の心理として、演奏会が間近の楽団は見学に行きにくい。かといって演奏会終わったばっかりだと次の演奏会まで時間が空き過ぎる。
勿論楽団を探す時に、練習場所、練習時間というのが大きな要素になると思いますし、勿論その楽団のレベルというのが気になる、というのも重要なポイントだと思います。しかしそれだけがポイントなら、いつ見学にいってもいいはずで、年がら年中応募があっても良さそうなもんですが、実際はそうではない。
今シーズンからうちの楽団は春と冬に演奏会をすることになりました。ということは、常に演奏会の半年前という状態であるわけです。
見学は5月の演奏会の3ヶ月前以外は年中受け付けています。皆さんの応募を楽団員一同お待ちしていますよ♪

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パートのお家事情

今日現在うちの楽団にはファゴット奏者がいません、足りないパートということでいうと、ファーストヴァイオリンは9人足りなくて、ヴィオラは10人足りない、チェロは6人足りなくて、コントラバスも実質9人足りません。
都内のアマオケがいくつあるか数えたわけではありませんし、その全部を知っているわけではありませんが、大抵のアマオケではヴィオラとコントラバスは足りない。今日はうちのお家事情を交えて以下に私見(あくまでも私見ですよ)をお話ししようと思います。
コントラバスが足りないのは元々演奏している人口が少ない上に、あの巨大な楽器を持って練習会場まで行くという物理的制約が非常に大きいからだと思います。実は私は楽団のコントラバスを購入した時に文林中学校まで徒歩と地下鉄で運んだのですが(2回)これを苦行と言わずしてなんとするか!という大変さ。
何しろ大きいから歩道の狭いところだと相手によけてもらわないといけない。相手が健康な人や自転車ならそれはよけてもらいますが、お年寄りや足の不自由な人が前から来たらどうしましょう?よけたくても十分なスペースがなければ…。
ほぼ両手が塞がれますから、地下鉄の自動改札を抜けるのも一苦労だし、階段の上り下りも視界が悪くなりえらく不自由です。エレベーター乗ればいいじゃん、と思うかもしれませんが、エレベーターってコントラバスを持って乗るには狭いんです(苦笑)。
地下鉄に乗っちゃってそこが空いてれば、周りの人からの好奇の目線にさらされますし、混んでいれば非難の視線が突き刺さります。
晴れていればいいですが、雨が降ったらほぼ行動は不可能です。こんな楽器はコントラバスだけだと思います。
しかし、うちの楽団は楽団のコントラバスが2梃中学校に置かせてもらっていますから、練習に通うのは大変楽だと思います。ぜひここをお読みのコントラバス奏者の方、一度見学に来てみてください。
ヴィオラという楽器もまた非常に足りない楽器です。幸いうちの楽団は4人の登録団員がおりますが、この楽器はヴァイオリンより少し大きい、弦の張り方がチェロと同じ(ヴァイオリンとは違う)、そして譜面がハ音記号で書かれている。という問題を抱えています。
しかし、演奏の仕方は基本的にヴァイオリンと一緒ですし、チェロほど大きくないので持ち運びの苦労はそれほどありません。低音の好きなヴァイオリン奏者が羨ましそうにヴィオラを眺めていたり、話しをすると実はヴィオラに興味がある、という人が多かったりします。
ヴィオラという楽器やそのパートに与えられた楽譜上の役割は実は非常に多彩でオーケストラの醍醐味を味わえる数少ないパートだと思います。
多くのヴァイオリン奏者にとって「ハ音記号を読む」というのが大きな障害になっているようですが、そんなのは実はヴァイオリン奏者が普段(楽譜を読む上で)大した苦労をしていない、ということを披瀝しているだけなのだと思います。
ホルン奏者はinF inB inD inGなんて読み替えるのは日常茶飯事だし、私がいうのもなんですが、トロンボーン奏者やファゴット奏者、場合によってはチェロ奏者などは楽譜の中でヘ音記号とハ音記号の2種類が出て来ることがあります。
トロンボーンでいえばハ音だってテノール記号とアルト記号があってその両方を読まなくてはならないんです。
ハ音恐怖症は実は「そういうもんだ」という開き直りで充分解決できる問題なんです。
ヴィオラの素敵なソロ曲も一杯ありますが、やはりヴィオラを楽しむには弦楽合奏かオーケストラ、ということになります。ここをお読みのヴァイオリン奏者でヴィオラをやってみたいなぁ、という方!うちの楽団なら初心者大歓迎です。ぜひ、ヴィオラを買ったらうちの楽団へ遊びにきてみてください。
因にうちの楽団、ファーストヴァイオリンが少ないという特殊なお家事情があります。初心者歓迎をうたっているので、どうしてもヴァイオリンを始めたばかりの人は低いポジションで演奏できるセカンドヴァイオリンを選んでしまうんですね。
まぁ、楽器歴2~5年くらいの人で3ポジションとヴィヴラートが出来るようになったらファーストとセカンド両方やってみて、そのあと自分に合うパートを選ぶのがいい、と私は思っています。
ここをお読みのセカンドヴァイオリンパートで悶々としている皆さん!ファーストヴァイオリンをやってみたいがいまのオケでは言い出せない(笑)。という場合ぜひうちの楽団へ見学に来てみてください。延び延びと演奏していただけます(請け合います)。
案ずるより産むが易し、思い立ったが吉日。見学申し込みのメールお待ちしてますよ♪

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100回目の練習と実践あるのみ

06年8月12日に第1回目の練習を開始してから、今日で100回目の練習ということになりました。こういう練習回数を数えている楽団がどれくらいあるのか分かりませんが、私は進化の物差しとして、こうやって毎回の練習回数を必ずカウントしています。
勿論、ただ長々とやっていればいいということではないと思いますが、「継続は力なり」であることは一面真実だと思います。
どうしても指揮者が一人だと、練習方法も画一的になりがちですが、うちの楽団では現在副指揮者候補が練習をしてくれているのと、弦楽器と管打楽器でのセクション練習を行っています。
個人練習→パート練習→セクション練習→全体合奏というように積み上げをしていくのが本来のオーケストラのやり方だと思いますが、うちの楽団のように初心者が多い楽団だと、個人練習を20年くらいやらないとオーケストラの曲なんかできるようにはならないわけです(笑)。
だから私は初心者の多い楽団はとにかく合奏の回数を重ねてやるのが最短距離だと考えています。勿論個人練習を脱したところのパート練習やセクション練習が不要だというのではありません。
実際今までの2年間は弦楽器のセクション練習は毎週行ってきました。うちの楽団は弦楽器の初心者が多いからです。どうしても弱いところにばかり手をかけてしまうと
その他のパートが疎かになりがちです。
その不備を補う意味での管打楽器セクション練習ということになりますが、今後はパート練習を含めて、どうやって効率的に個人練習に落とし込めるか?というのがうちの楽団の課題になると思っています。
さて、そんな100回目の練習ですが、以前このブログでも書いたように、今日はCDを聴いてもらいました。
私はクラシックの曲ならCDを聴くように楽団員に勧めることは殆どないです。何故かと言うと、そのCDの真似ばかりして、自分で楽譜を読もうとしなくなるからです。
しかし、映画音楽で原曲がある場合、特に歌手が唄っている場合、その歌手がどんな声でどんなアレンジなのか、を知ることは重要なテーマになって来ると思います。ミュージカル映画ならそれがどんなキャラクターによってどんなシーンに唄われているのか?バレエならどんな踊りなのか?
そんなことを知っているのと、知らないのとでは演奏が全然違うのは音楽の素人で楽器を演奏しない人にもご理解いただけるでしょう。
今日の練習ではまず何も言わずにいつも通りに演奏してもらい、CDを聴いてもらった後に再度演奏してもらいました。
結果は言わずもがな、聴いた後の方が演奏が「生き生き」しているんですね。これは技術的にどうこうという話しではないんです。
これからも色んな練習方法を試して、更に楽団として進化していければ、と考えています。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第100回練習報告 2008年08月02日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 
    2番出口地上 道灌山方面集合(見学者のみ)時間厳守
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
    直接中学校へ来られる方は必ず12時半以降に入校してください。
    それ以前は絶対に絶対に入らないでください。
12:45 (ここから遅刻になります)12時45分までに来ればいいのではなく、
    12時45分から楽器の演奏ができるようにしてください。
    また楽譜は毎週すべての楽譜を持ってきてください。
    第一音楽室木管金管合同分奏
    第二音楽室2ndヴァイオリン分奏
15:15 ミーティング
15:30 合奏(映画音楽メイン)
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(短時間でもいいので参加してください)

練習参加者29名(うち食事会参加者9名)

ミーティングの連絡事項
・第4回定期演奏会は09年05月02日(土)練馬文化センター大ホールに決まりました。
・第3回定期演奏会が08年12月20日(土)ギャラクシティ西新井文化ホールに決まりました。
・毎週水曜日に楽団の通信がメールで行っていない人は速やかに申し出てください。また、正団員で「グルスケ」の連絡が行っていない人も同様に申し出てください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

今日の音源はぜひ聞いておいてください。12月の演奏会の重要なヒントになります。気がついたことがあったら楽譜に書き込んでおいてくださいね。音楽監督