starting over

さて、今日から9月20日の演奏会に向けて仕切り直しです。
ここで、ネタばらしちゃうのもどうかと思うんですが、私は演奏会が終わった後の最初の練習では、必ず演奏会の曲をやるんです。
一般に市民オーケストラは演奏会を目指して練習をするもんで、その意味では演奏会がすべてで、演奏会の曲のために楽器の練習している部分があるわけです。
当然、演奏会が終わったらその曲は抽き出しに仕舞って、次の曲に取りかかるわけです。
これが私のいう「演奏曲の使い捨て」です。
私はこういうのすごく嫌なんです。演奏会でやった曲はレパートリーですから、いつご要望があっても演奏できるようにしておく。
だから、譜面なんか見ない状態でも出来て当たり前。そのために1年間もかけて練習して来たんです。
それに、譜面に縛られた演奏を、もし演奏会当日もしていたとしたら、それは非常にこぢんまりとした小さな演奏ですし、そもそも演奏者として窮屈だと思いませんか?
特に新規に入った人はそんな事は知らないので、楽譜は持って来ていないんですが、古くからいる人も、私の気持ちを知っているから楽譜なしでの演奏に付き合ってくれます。
ピチカートポルカはなんとか最後まで行きましたが、皇帝円舞曲は駄目でしたね。でも、案外思ったより身体が覚えていたと思いませんか?

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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