楽団とお金

今日の話は、公式見解ではなく、私の個人的な考え方です。もしかしたら文章では誤解されるかもしれませんが、敢えて問題提起も含めてブログで皆さんに問うてみようと思います。
まずはたとえ話から(しつこいですが今日の話は私の個人的見解です)。
税金と事業仕分けの問題がありますが、私は勿論税金の無駄使いは許しがたいし、仕分けは大賛成です。でもいくら無駄を減らしても、きっと多分私たちの税金は安くならないんですね。だったら、払っているお金をどう使われても、それは私なんかがどう頑張ってもどうしようもないと思っています。
これは無駄使いを認めた訳ではなくて、払ったお金が有効に使われようとも無駄に使われようとも、私が払う金額には変わりがないのだという極めて客観的話をしているだけです(勿論無駄を減らして税金が減るなら話は別です)。
うちの楽団は月ごとの団費ではなく、毎回練習に来る度に会場費として300円をもらっています。仮に40人参加者がいると1万2000円になります。でも、実際に学校に払っている使用料は一回150円です。
残りはどうなっているかというと、楽器を買ったり、学校の楽器をメンテナンスしたりというような楽団の運営費になっています。
この楽団は規約で正団員であれば、会計内容について開示要求が出来ますが、この4年間で要求は一度もありませんでした。
多分、私を含め運営スタッフが適正にお金を使っていることを信用してもらっているからだと思いますが、逆に言えば、お金の使い道がどうであれ、楽員は1回練習にくれば、300円を払うのは義務なんですね。
そのお金がどう使われるか、ということではなく、練習に参加するということに対して300円かかるんですね。
第2音楽室が暑くなって来ていますが、楽団で2台の扇風機を買って学校に寄付しました。そういうことにも楽団のお金を使っています。
たかが300円。されど300円なんですね。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。