序曲1812年

わらび餅です。こんばんは。
今日も暑かったですねぇ。

さて、今回の演奏会で演奏する曲を紹介していくコーナーです。

◾︎序曲1812年(チャイコフスキー作曲)
チャイコフスキーの曲の中で、白鳥の湖やくるみ割り人形ほど有名ではありませんが、クラシックファンの中では、あることでとても有名な曲です。

さて、ここでクイズです。
「あること」とは何でしょう??
次の中からお答えください。

1. 曲中にギターとマンドリンが出てくる
2. 曲中に男性楽団員が歌いだす
3. 曲中に大砲が出てくる
4. 曲中にアヒルが出てくる

正解は、、、
アヒル!ではなくて、
「3.曲中に大砲が出てくる」でした。

ちなみに、1番のギターとマンドリンが出てくるのは、マーラーの交響曲第7番でした。
私の最も好きな曲ですが、ギターとマンドリンが珍しいのはさることながら、終楽章には舞台に並んだカウベルや鐘などの珍しい打楽器が一斉に鳴り出して派手でお祭りのようです。感動します!

2は、ケテルビー作曲のペルシャの市場にて です。昔、ファミリーコンサートに連れて行ってもらって初めて聴いたのですが、突然弦楽器の男性団員が一斉に歌い始めたのでとてもびっくりしました。(本来は男性合唱を入れるのですが、楽員が歌うこともある曲のようです)
物乞いの声なんですって。低音でなかなかカッコいいです。

ちなみに、3のアヒルが出てくる曲というのは、残念ながら私は知りません ^^;

えっと何の話でしたっけ。
あ、そうそう序曲1812年では大砲を使うのです。
この曲は、1812年にナポレオンがロシア遠征をした話を描いた曲なのですが、初め意気揚々と攻め入ったナポレオンの軍が、冬将軍にやられて散々な目にあってしまい最後退散していきます。そのフィナーレで大砲がバンバン鳴ってロシア軍の勝利を称えます。
本当に大砲を撃ってしまうと煙たくてたまらないので、今回の演奏会ではあの楽器で代用しますよ!お楽しみに。

本物の大砲を使った演奏としては、陸上自衛隊の演奏が有名です。
例えばこれですね。

 

それとそれと、攻め入るフランス軍が面白い方法で表現されています。誰が聞いてもフランス軍とすぐ分かるような。
まだ聴いたことない方は、是非調べる前に聴いてみてくださいね!

About

わらび餅です。 好きな作曲家はプロコフィエフです。好きな果物はスイカです。

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