第7回練習報告

毎週土曜日の朝は「いっぱい練習に来てくれますように」とそれだけしか考えていません(笑)。実は私自身はそんなに心配もしていなくって、楽団を始めて最初の2ヵ月はメンバーも落ち着かないだろうと覚悟していました。
楽団員の中には不安を感じている人もいるかも知れませんが、何とか早くそういう方の不安を取り除いてあげられればと思っています。
弦楽器がもう少し安定して出てくるようになれば、弦練を開始しようと思っていますが、少なくとも弦奏者毎週20人は欲しいところです。
さて、今日の練習は22人。コントラバスが相変わらずいないのと、ホルンが全滅でしたが、他のパートは揃っていました。
いま練習前に入団者面談を行っています。見学日を除いて4回の練習に参加した人から正団員資格を得られます。幸いにいままでは辞退者もなく全員入団いただいています。今日現在で16人が正団員です。因みに正団員には名札に青いシールが貼ってあります(1年後評議員になったら赤いシールを追加します)。
面談の中ではみなさんの感想や要望をお聞きしていますが、みなさん真剣に団のことを考えてくれているんだなぁと感心させられます。
みなさんにお願いしているのですが、私一人で団を回している現状では、どうしても視野が狭くなって直線的になります。正団員になられた方に限らず楽団についてこうした方がいいとか、こういうアプローチはどうか、というような建設的な意見は大歓迎です。
現状否定だけされても応えようがないのですが、建設的な意見については必ず検討しますので安心して仰ってください。
さて合奏の方ですが、先週からコンサートマスターが参加してくれて、今週もヴィオラのSさんと2人で演奏をグイグイ引っ張ってくれました。
7番は通すだけですが、コリオランはかなり仕上がってきました。こんなに早く仕上がっていいのか!というくらいのよい出来ですが、だからといって油断は禁物です。
常に基礎に戻って初心を忘れない合奏をしていきます。音楽の練習ってゴールがないんです。一つ出来れば、次の課題。それが出来れば更に基礎に戻ってとループ上に上昇していくんです。
コンサートマスターのお陰で随分と合奏にまとまりが出ましたが、次には「表現」ということになります。楽譜を読んでどう表現するのか?それは指揮者だけが考えればいいことではないんです。演奏者一人一人が考えることでオーケストラとしての「音楽」が出来るのだと思います。
この2ヵ月の練習で言い続けてきたことは「小節線に騙されず、フレーズを考えること」「息をすることで合奏を揃えること」の2点です。個人練習をする方は忘れずにメトロノームをかけて、楽器をもてない人はポケットスコアを読んでみてください。
継続は力なりです。1回くらいやっても結果は出ません。続けることで力は必ず付いていきます。
夜の練習は、今日少な目で8人でした。しかし少ない人数でしたのでよくお話し出来たような気がします。たまにはこういうこぢんまりした飲みも楽しいですが、可能な限り参加してくださいね。
練習中のお喋りは禁止ですが、夜は飲み放題喋り放題ですから(笑)。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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