第8回練習

連休の中日だし、天気はいいしねぇ。こんな日は何人集まってくれるかしら?といつものように心配していたのですが、今週も21人。あと弦楽器奏者が安定して5人は来て欲しい…。
でも、今週はヴァイオリンの見学者2名お迎えすることが出来ました。新しい人が来るというのは迎える方も若干緊張するもんですね。気に入ってもらえるだろうか?とか練習は大変じゃないだろうか?とか下手くそすぎて馬鹿にされないだろうか?とか色々心配することがあります。
昨日は25番から始めてみました。1楽章をいつものように机を叩かずに、指揮してみたのですが、面白かったですねぇ。いつものように、窮屈そうに「小節線」が聞こえてくる演奏ではなかったですが、まるでリズム感のないメリハリのない合奏になりました。
4拍子の曲は4拍毎に一番強い拍が来るので、拍を感じられるわけで、これは伸ばしの人も一緒なんです。ただのんべんだらりと4小節とか8小節とか伸ばしている人がいますが、伸ばしだって音楽なんですから、当然「拍」が感じられないといけないんです。
いつまでも机を叩くわけには行きませんが、最初の段階はきっちりとテンポを取って「音楽を進めていきましょう」
このことに付随して、楽譜を読むということが出来ていない人が多いです。合奏しながら「おおフォルテだ」と言ってフォルテを出すのはいいのですが、その次にフォルテシモが来て「ひえ~これ以上強く出来ない」という人が多いんです(笑)。
演奏者は楽譜を読んでいるわけですから、先々を見越して、全体のバランスを考えて「表現」するようにしましょう。
更にもう一点。音楽家は音符が読めればいいと思っている人が多いと思いますが、楽譜に書いてある「文字」もしっかり勉強しましょう。私はこの本をお薦めします。
独・仏・伊・英による音楽用語辞典 【改訂版】

smorz.と書いてあったらどう表現しますか?そもそもどういう意味ですか?smorzandかsmorendですから「段々弱くなるように、段々遅く消えていくように」とか辞典には書いてあると思います。では、それをどう表現するか?
これが「読譜」なんです。「読符」とは全然違うんですよ。ここが難しくて、楽しいんです。
疲れた老人がとぼとぼ歩くようにとか。渋谷のコギャルがかったるそうに歩くように、とかこの場面はどういう表現をするのかは、考えなくてはいけないし、指揮者はそれを伝えなくてはいけないと思います。
コリオランと7番は大変よく練習されていますが、25番はヨレヨレですね(笑)。モーツアルト攻略はとにかくメトロノームかけて地道に練習するしかありません。頑張りましょうね。
練習後の食事会は殆どの方が参加してくれました。お酒飲めない方も、1時間くらいしかいられない方もいらっしゃいますが、楽団の仲間と語らうのは楽しいですよ。是非お時間を作って参加してくださいね。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第8回練習報告 2006年10月8日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
12:40 セッティング、音だし、楽譜配布
13:00 ミーティング(ここから遅刻になります)出来るだけ出席のこと
13:15 入団者面談
14:00 合奏開始
17:30 合奏終了
17:45 完全退館
18:00 食事会(希望者のみ、でも出来るだけ出てください)
練習参加者21名(うち食事会参加者15名)

ミーティングの連絡事項
・mixi内に文京フィルのコミュニティーを作りました。団員でmixiに参加したい方はお知らせください。
・音楽を楽しむことが目的の団ですので、もし楽しめないような理由があれば、何なりと相談してください。100年続く楽団にしたいので、なるべく多くの方の意見を聞きたいと思っています。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)モーツアルト 交響曲25番
2)ベートーヴェン コリオラン序曲
3)ベートーヴェン 交響曲7番
4)ブラームス ハイドン・ヴァリエーション

みなさん何していますか?

楽団を立ち上げてから初めて2週続けて練習がありません。先週は文吹の演奏会で忙しくしていたし、打ち上げでしこたまビール(発泡酒だった気がしますが)を飲んだのでよかったのですが、今日は全くのオフ。
でもね、音楽監督にオフなんてないんですよ(泣き笑い)。明日はヴァイオリンの見学者が2名いらっしゃいますし、ホルンの見学者もいらっしゃる予定です。名札を作って、見学者分の楽譜の準備もしないといけませんし、いままで放っておいた、楽譜の整理もしなくてはいけません。
お金の計算もこういう時にしておかないといけないんですね。文林中には11月分まで使用料を払っていて、名札とか譜面とか、入団申請書とか、楽譜に押すスタンプとかの私の立て替えている分があるんですが、それよりも来月に定演の会場を押さえる為にある程度お金が必要なんです(会場費は前払いなんで)。
そんなことを考えながら、明日の練習の準備。夜は夜で、岩城宏之さんの指揮したベートーヴェンの7番とカルロス・クライバーの指揮した7番と続けざまに見て、勉強もしましたよ(そんな時間があるなら譜面読めという突っ込みはアリです)。
酒でも飲もうかと思うんですが、いまから飲むと明日の練習に響きそうなんでやめておきます。
それにしても岩城さんは指揮上手ですよ。ずっと確実に「前ぶり」をしています。前ぶりというのは指揮者がテンポよりも前で振り続けることですね。スローな曲ならある程度は出来るんですが、早い曲でこれをやると頭の中の音楽と実際の音楽がずっとずれていてものすごく汗をかきます。岩城さんはちゃんと前ぶりをして楽団に指示を出しづけています。
それに比較してクライバーは本当にダンスを踊っているようです。実際には指揮法上やってはいけないことのオンパレードなんですが、そんなもんどうでもいいんです。彼の音楽がちゃんと表現されていれば指揮法なんてどうだっていいんです。
因みにクライバーは4楽章はアタッカで入りました。岩城さんは2楽章と4楽章アタッカでした。岩城さんに軍配かな。

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協奏曲について

うちの楽団は色んな音楽をやっていこうと思っています。その中で私にとって未経験のものがあります(本当はいっぱいありますが)。
それは「協奏曲」です。私自身が演奏したこともありませんし、伴奏もありませんし、指揮もありません。でもうちのオケではやっていきます。
とりあえず、来年の第1回の定期演奏会はモーツアルトのヴァイオリンとヴィオラのための「協奏交響曲」をやろうと思っています(まだ準備中です)。この曲もフルートとクラリネットとトランペットがありませんが、その事には心を痛めています。
しかしとにかく「協奏曲」はやります。協奏曲をやるに当たっての最大の障壁は「ソリスト」です。今回はヴィオラのSさんにやってもらいますが、団の中で協奏曲をやりたい人は是非相談してください。
勿論協奏曲ですから「一般の奏者のように初心者でもいい」というわけにはいきません。オーディションこそしませんが、それなりに厳しい要求はさせてもらいます。でも普通に考えてアマチュアのオーケストラ奏者が「協奏曲」をやるチャンスはそうそうないと思いますので、その意味ではうちのオケは敷居の低さを発揮したいと思います。
殆どの人が自分の楽器を愛していて、いつか上手になったらあの曲をやってみたい、という協奏曲を知っているでしょう。
勿論「ピアノ」もアリです。もともとピアノをやっていて今は違う楽器をやっていますが、ピアノコンチェルトやりたい!という方も是非相談してください。現実的に可能な曲なら是非やりましょう。
あの、ここだけの話し。ピアニカでラプソディー・イン・ブルーやろう!といってくれる人がいたら大歓迎ですよ!!
因みにソリストについては例外的に団員以外にも門戸を開いています。うちのオケのことを理解してくれる人であれば、是非お申し出を(この部分は公式サイトにも書いておかなくっちゃ)。

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正直に言えば…

正直に言えばトロンボーン吹きたいなぁ、と思います。8月6日に前のオケの演奏会があってそれ以来2ヵ月全く吹いていないんです。こんな事トロンボーン始めて初めてです。
うちのオケではまだ当分トロンボーンは募集しないと思います。私が前のオケにいた時、私は「選曲にトロンボーンを考慮しなくていいですよ」と言い続けていました。私自身は出番があろうとなかろうと音楽を楽しめるので、カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲やエグモント序曲の時も聞いているだけで、楽しかったですし、ホルンパートの代吹きなんかをして時間をつぶせたんです。
でもやっぱり合奏の途中で寝ちゃったりして、時間を「つぶす」という感じになっちゃうんですね。私一人ならいいんですが、他にパート員がいるとやっぱりそっちが「退屈していないかな?」と気になっちゃいます。
ですからいまうちのオケでトロンボーンを募集していないんです。モーツアルトの25番はフルートとクラリネットが全くありません。毎週ものすごく心が痛むんです。せっかく来てもらったのに出番がないのは可哀想だな、と。
バッハもやりたいんですが、管楽器の出番がないので分奏がしっかり出来るようにならないと出来ないよなぁと思っています。
8月から中学校の教室を借りるようになってようやく定着した2ヵ月くらいで「もう一部屋貸してください」というのはやっぱり図々しいお願いでなかなか交渉が進んでいないのも事実です。
ブラームスやチャイコフスキー、ドボルジャークもやりたいんですが、トロンボーンを入れてしまえば、段々ハイドンやモーツアルトがやりにくくなるんですね。
ものすごーく板ばさみです。まぁ、少なくとも第1回の定期演奏会まではトロンボーンなしです。面談終わったらトロンボーンの音出しくらいはしてもいいよね?

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楽団活動アッチェルしますよ!

さて、1週間お休みを頂きましたが、楽団としてこれから年末まで体制固めに全力を挙げますよ。
まずは正団員用にYahoo!グループのメーリングリストを組みます。これはゆくゆくはパート毎にメーリングリストを組むことになりますが、その前段階になります。
同時に「グルスケ」を使って団員の出欠管理を行います。いままでのように当日まで誰が来るか分からないという状況では練習にも差し障りますので、オンライン又は携帯で出欠確認が出来るようにします。
今月中に団員募集用のちらしも作ります。大量に印刷して、演奏会でプログラムに挟ませてもらい、楽器屋に置かせてもらい、文京区の施設でも募集をかけようと思います。私一人では動きに制限がありますので、協力出来る方はお願いします。
また、面談が一段落したら弦練も行おうと思っています。なかなか管と弦の分奏が出来ませんが、そのうち必ず行います。とりあえずそれまでは弦練を先行します。
とにかく早く体制を固めて本格的な練習に入りたいと思っています。
何か良いアイデアがあったら絶賛募集中です!

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チェロ・バス

スコアもいよいよ最下段ですよ(笑)。このペースでスコアが読めれば私ももっと指揮者として他の勉強に時間が取れるんですけどね(実際はまだフルート2楽章までしか読めていません)。
いまうちの楽団でやっているようなロマンは入ったか入らないかの頃の楽譜の場合、チェロとコントラバスは同じパート譜というのが本当に多いです。
実際にはコントラバスは1オクターブ下の音を出すのですが、とにかく動きとしてチェロとバスは一緒くたになっているんです。
でもねこの低音の音域が広いか狭いかでオーケストラ全体が締まるか締まらないかの瀬戸際なんですね。いってみればアイラインとマスカラみたいなもんなんです。
目の回りしっかりお化粧出来れば女性の8割は美人ですよ(当社比)。
オーケストラも同じ。チェロとバスがしっかりしていれば土台がしっかりして音がくっきりクリアになるんですね。
頑張れチェロ・バス!楽器を運ぶのがめちゃんこ大変だということ楽団員一同が知っています。
特にコントラバス奏者!来て!!お願いです。一生のお願いです。

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ちょいモテオーケストラ

昨日の演奏会で文吹団長が随分気を遣ってくれてうちの宣伝をしてくれました。管弦楽よりは敷居の低いと思われる吹奏楽の演奏会でも宣伝をすることは重要だな、と感じました。
終演後1人だけですけど、うちに興味があるというので少しお話しをさせてもらいました。今月はちらしを作って来月からは演奏会にドンドンちらしを挟みに行こうと思います。
その後、打ち上げに参加する道すがら、ちょっとした話題の中で「ちょいワル楽団」とか「ちょいモテ楽団」とか言う単語が出ました。
以前にもお話ししたように管弦楽って無用に敷居が高いと思います。勿論ある程度の部分というのはあって当然ですが、音楽というのはもっと気楽に入れないといけないと思うんです。
私は日本の大学のように入学は大変だが卒業は楽というよりも、アメリカの大学のように入学は比較的容易だが、入学してから何を勉強したかが求められて卒業が大変というのが「音楽にも」あればいいなと思っています。
うちの楽団は入るのは簡単。でも合奏を楽しむ為には一生懸命(勿論可能な限り)練習する。そういう楽団になればいいなぁと思っています。
で、その導入の部分として、うちの楽団もキャッチフレーズがあった方がいいかな(笑)と。
ちょいワル楽団?来週から男性はスーツにノーネクタイで、靴下は履きません。女性はワンピースに黒のストッキングです(笑)。
もう何でもいいんです。「ちょいモテ」の他に「モテカワ楽団」でもいいんです。「キモカワ」はちょっと困りますが(爆)。
私はそういうの軽薄だとは思わないんです。オーケストラをやっているともてるだなんていいじゃないですか。
モテ楽団にしようかなぁ。「幸せになる楽団」でもいいなぁ。
なんかいいキャッチフレーズあったら教えてください。

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