備忘録

昨日のNHK音楽祭見ました?
私は元々古学には全然興味がなくて、ノリントンもアーノンクールもよく分からないのですが、ウィーンに行った時にウィーンフィルを振っていたのが、アーノンクールで、彼の音楽をまとめる力には感心したのが印象的でした。
ノリントンがN響にノンヴィヴラート奏法を試してみましょうとやっているシーンは興味深かったですし、彼のリハーサルは大変勉強になりました。
特にノリントンが「弦楽器奏者はもっと右手で表現するように勉強すべきだ」といっていたのは我々にとっても参考になる警鐘でしょう。これは管楽器も同様。もっと音色と表現に力を入れましょう。
さて、楽団の練習は2週間お休みになりますが、その間に私は楽団員募集の営業をいっぱいかけて、サイトの充実を図ります。
楽譜関連で新しく1ページ作り、あと「アマオケのススメ」と題した、お作法のページを作ろうと思います。あんまりうるさいことは言いたくないのですが、やっぱり合奏や楽団をやっていく上での決まり事みたいな事はちゃんと明文化しておこうと思います。
掟ではなくあくまでもマナーという点で作っていきますので、皆さんも気がついたことがあったらメールか書き込みでお知らせくださいね。
では「のだめ」の最終回で泣くことにします(笑)。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

“備忘録” への1件の返信

  1. PASS:
    古楽を手がけた指揮者というものは、モダンのオーケストラに対しても、ノンヴィブラートばかりでなくずいぶん思いきったことをやるものだと思いました。
    たとえばノリントンでは、モーツァルト39番のアンダンテがめっぽう速いこと。ダンスの感覚がないといけないと言うのです。
    39番では弦の規模に合わせて、フルート、クラリネット、ファゴット、ホルンがそれぞれ4人、ずらり並んでいましたね。
    アルノンクールのレクィエムは、オケも合唱も生気に満ちて好感が持てました。でも、少し前芸術劇場でウィーンフィルとやった39番は私はついてゆけず、疲れていたこともあって40,41番を聴かずに寝てしまいました。
    アルノンクールはウィーン交響楽団のチェロ奏者だった頃、ここはこう演奏するのだとか、他の版ではこうだとか、譜面がまちがっているとか指摘してみんなを困らせたとかいうエピソードがあるそうです。

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