伝記

私は指揮者だからというわけではないのですが、オケの演奏家よりも指揮者の方に興味が強くあります。特に巨匠といわれる色んな指揮者が言ったこととかしたこととかが伝説になっていますが、そういうのを知ることが凄く楽しいです。
例えばチェリビダッケはある曲のテンポについて聞かれた時にこのように答えたそうです「それはホールなどの条件によるね」と。つまりは音楽のテンポはホールの響きによって決まるのであって、物理的に決まっているのではないということを言いたいのだと思います。
そのチェリビダッケはフルトヴェングラーを大変に敬愛していて、同時代の他の指揮者のことはけちょんけちょんにいっていたそうです。そういう傲慢なところがある一方とても人間的なのがチェリビダッケの魅力だったようです。
そのチェリビダッケが認めてていた数少ない指揮者の一人にカルロス・クライバーがいましたが、そのクライバーは目が良くなかったのでコンタクトレンズを付けていたそうです。
「どうして眼鏡をかけないのですか?」と聞かれたクライバーは「だって眼鏡をかけたらマエストロ・サヴァリッシュに似てしまうでしょう」と答えたそうです。
さて、漸く登場しましたが、いまそのヴォルフガング・サヴァリッシュの自伝を読んでいます。私の知る存命中の尤も正統的にベートーヴェンとモーツアルトとブラームスを振れる尊敬すべきマエストロです。
音楽の勉強も勿論続けますが、今年はマエストロ達の伝記を集中的に読んでみようと思っています。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

第20回練習報告

新年一回目の練習でしたが、3週間ぶりの練習になりました。この間練習を続けていた人と、時間を取れなかった人、前で聞いている人一人一人のこの3週間がよく分かるようでした。社会人はなかなか時間を取るのが大変だと思いますが、時間は作るものです。これから演奏会が近づいてきますが、自分自身悔しい思いをしないようにベストを尽くしましょう。
今日の練習はパートが揃ったこともあり合奏の中身はすごく良かったと思います。私は指揮者という役職上皆さんが出来ないことを指摘してもっといい合奏にしようとしますが、皆さんもっと自信を持って堂々と演奏して良いと思います。
特に弦楽器の方にはお願いしましたが、背中を丸めて悪い姿勢で自信なさそうに小さく弓を使っているのを見ていると「とてもいい音がでている」ようには見えませんよね?出来ないところがあったりするのは個人個人あると思いますが、堂々とした姿勢で大きく弓を使うように気をつけてください。
さて、今日の練習で再三再四、注意した点がありますよね?そうです、音符の長さです。
四分音符の長さ、全然揃っていませんね(笑)。特に全般に短い!付点の長さ、適当にやっている人はいませんか?そして、合奏する上で一番揃わないのは「休符の長さ」がテンでバラバラだということです。
音符の長さを矯正するにはメトロノームをかけて練習するしかありません。なぜならば音符の長さはテンポで決まります。そして、最初から最後までテンポが一定の曲なんてないからです。
どんな曲でも必ずテンポは揺れます。だから指揮者が必要なんです。
ただ、四分音符の長さが短いというのは単に「手を抜いているだけ」です。これは各人の自覚だと思います。短い音符については直るまでしつこく指摘していきます。どっちが根負けするか勝負だ(笑)!!てか負けませんけどね(笑)。
あと、ピチカートなどが合わないところも少し練習しました。指揮を見て合わない時は必ずコンサートマスターを見て合わせるように意識付けしてください。音が揃わないのは格好悪いだけでなく、音楽以前の問題ですからね。
さぁ、残りの練習回数も減ってきました。気合い入れて頑張りましょうね。楽しむことを忘れないでね。

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BPO第20回練習報告 2007年01月13日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合(任意)
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
12:40 弦練開始(管楽器の方は13時過ぎに到着するようにしてください)
13:40 コンチェルタンテ(オーボエとホルン奏者は時間前に来てください)
14:10 ミーティング(ここから遅刻になります)出来るだけ出席のこと
14:20 入団面接(他の方は個人練習)
14:30 合奏開始(順番は未定)
17:00 合奏終了
17:30 完全退館
18:00 食事会(希望者のみですが、短時間でもいいので是非参加してください)
練習参加者27名(うち忘年会参加者21名)

ミーティングの連絡事項
・今年はまず大きな目標として演奏会があります。密度の濃い充実した練習をしましょう。
・合宿参加のメール確認をしましたが、今後メールで確認することや集金をする場面が増えます。私一人で50人近い団員のとりまとめをするのは大変ですから、自主的に協力してください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)モーツアルト コンチェルタンテ
2)ベートーヴェン コリオラン序曲
3)ベートーヴェン 交響曲7番
4)アンコール曲

今週はいい練習でした。来週からちょっとコンチェルタンテ重点的にやります。by音楽監督

のだめ

昨晩「のだめカンタービレ」のアニメ版が始まりましたね。
25時からというとんでもない時間で、実写版が月9という破格の待遇だったのに比して、えらく冷遇されていますね。
期待しないで見たせいか思ったよりよかったですが、実写版ほどのインパクトはなかったですね。その分、ドラマでは端折った部分をやっていて、きちんと棲み分けが出来ているな、という感じもしました。
これからキャラクターがドンドンでてきてどんな風に絡んでいくのか、脚本家と演出家の腕の見せ所ですね。
さて、明日から、今年の練習が始まります。あと110日くらいで演奏会です。ということは練習の機会も15回くらいです。集中して練習しましょう。時間は無駄にしないようにしましょう。
あと4ヵ月で技術が飛躍的に向上することはありません。しかし、頭を使って練習することによって出来ることの範囲が増えていくし、自信もついてくると思います。
本番では演奏を楽しむこと!これを第一に考えていきましょう。
一緒に頑張っていきましょうね。

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四声について

四声といっても中国語の発音の話しではありません(笑)。
スコアの読み方が分かりません。という話しをよく聞きますし、スコアの読み方なんて本が売られているくらいなので、これは特殊な話しかと思いますが、私はそうではないと思っています。
もちろん表現をする上でのスコアリーディングならば、それは作曲の技法について理解していないといけないでしょうし、和声や対位法、管弦楽法も知っていないと、「何がいいたくてそう書かれているのか」は理解出来ないでしょう。
でも、今日の話しはそんな小難しい話しじゃないです。
基本的に音というのはそんなにいっぱいあるわけじゃないんです。基本的にはドからシまで7音だし、プラスして5個の黒鍵分で12音しかないと思って凄く乱暴にいえば、言えちゃうんです。
そして試しにキーボードでもピアノでもいいですから、12個全部鳴らすと当然吃驚するような和音が鳴るんです。
因みにアマオケでも「不協和音出しちゃってすいません」的な話しをする方が多いのですが、音程がずれているのと不協和音とは全く別なものであることは書いておきますね。
さて、和音ということでいうと、まずは誰でも3和音はご存じでしょう。例えばドミソ(中居君が良くやっている奴です(笑))。これはC-durの主和音です。協和音ですね。7thのコードにするということで、シを加えるとドミソシになりました。
これで12音のうち4つ使いました。1/3です。ここから9番目のレとか11番目のファとか使おうと思えば使えるんですが、段々音が濁ってきます。オケをやっていると、特に管楽器の人で自分の音が周りとハモらなくて「合っているのかなぁ?」と思うことがありますが、作曲は綺麗な協和音だけで曲を作ってるわけではないのです。
不協和音を利用して音に色を付けていくわけです。
とはいえ基本的には3声か4声くらいで古典派の曲は作られているわけで、スコアを見て20パートもあるからといってそれぞれのパートが全く勝手な音を出すわけではないし、出せない仕組みになっていることはもうご理解頂けたと思います。
混声合唱団だとパートが4つにわけられていて、ソプラノ、アルト、テノール、バスとなっていることがありますが、基本的にはオケもそんなもんです。ワグナーなんかで5声や7声の複雑な曲もありますが、例えばベートーヴェンの7番の最初はラとド♯とミの3つの音しか鳴っていないんです。
スコアを見る時の最初のポイントは「その時なんの和音なのか?」という点だと思います。全部で何声あって自分は何番目の音を担当しているのか?そこを理解していけば、音程も取りやすいですし、役割を理解する一助にもなるでしょう。

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目と耳

私はこの楽団を「よく見て、よく聴く」楽団にしたいなぁと思っています。
練習の時にも伝えましたが、チューニングってどうやっていますか?基本的なことですが「チューニングは耳でする」ものです。チューニングメーターを見ながら、針が真ん中に来たらチューニング終了。では100万年かかってもチューニングは出来るようになりません。
もう一回書きます。チューニングは耳で音をとって合わせる作業です。チューニングメーターではなく、音叉を使ってチューニングする習慣を出来るだけ早いうちに付けてください。
目を使うのは「メトロノーム」です。メトロノーム音だけ聞いて、目は楽譜に釘付けという方はいませんか?最初はそうかも知れませんが、メトロノームは「目で見てください」。これは指揮を見ることにもつながりますし、合奏の時に合わせる練習にもなります。
本当にアマオケではというかプロの方でもこの点を間違っている人が割といます。「チューニングは耳で、メトロノームは目で」というのは基本中の基本です。忘れないでくださいね。
同様に「楽譜を読む」というのも、間違っている人が多いと思います(笑)。
音符の高さと長さを見ているだけならそれは「(音)符を読んでいる」だけです。我々はそうではなくて「(楽)譜を読まなくてはいけません」。つまりどう演奏するのか?ということは音符だけを見ていても分からないんです。
単に言葉の遊びではなくて、これは重要なポイントです。特に音楽にすべてを捧げられない大人の我々は「間違った練習をしている時間」はないはずです。
貴重な時間は効率的に使いましょうね。

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指揮者による指揮者の見方

N響アワーでツァグロゼクの演奏を聴きました。この人は見るのも聴くのも初めてなのですが、初めての指揮者を見る時に指揮者ってどこを見るか分かりますか?
人にもよると思うんですが、私はやっぱりまず、指揮法がちゃんと出来ているか?を見ちゃうんです。その点では純粋に「この人の音楽はどう?」というのが最初に来ないんです。
指揮法ってまずは演奏前のアウフタクトの出し方、テンポの変わり目、ザッツの出し方、この辺だと多分指揮をしたことがない人でも、というか、普通に演奏者ならば見れば上手い指揮者か、下手な指揮者か分かると思うんです。
でも、更にもう一カ所、飲む席で話題すればみんなに感心されること間違いなし!のポイントをお教えしましょう。
それは「指揮者が何もしなくていいところをどう振っているか?」なんです。
指揮者というのは常に必要なものではないんです。極論すれば、始めと終わりだけいればあとは優秀なコンマスが何とかしてくれるもんなんです。まぁ、フォルテだのピアノだののデュナーミクの指示、上でも書いたようにザッツや出番を教えたりすればやることは増えるんですが、それでも「なんにもしなくていいところ」というのが実は「いっぱい」あるんです。
そこをどう振るか、で私は指揮者の技量が分かると思っています。
馬鹿正直にテンポを出している人、なんかとにかく動き出す人、そしてきちんと省エネの指揮が出来る人。勿論そういうところでも曲想を伝えることは必ずあるし、第一楽譜には無駄な音はないので指揮がやることはあるといえばあるんです。
ただ、全部指揮者が完全にハンドリングしたオケなんて大したもんじゃないですよ。逆に指揮者が頼りないからオケが頑張った、という方がいい演奏が出来るという例は枚挙に暇がないくらいです。
因みに何度も書きますが、私は指揮者はベートーヴェンが振れないと評価しませんので、今日の指揮者の評価は後日にとっておきます。

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敬愛なるベートーヴェン

「敬愛なるベートーヴェン」を見てきました。原題はCopying Beethoven、ベートーヴェンの写譜士という意味だと思いますが、ベートーヴェンになりたかった人という深読みも出来るかと思います。
映画の出来としては私が評価する120分以内というポイントをしっかり押さえて(因みに私の定義では2時間以上の映画は「下品」です)、台詞も人物描写もよいなかなかの佳作だと思います。
ただ、私は今日ほど自分が楽譜を読めることに感謝したことはなかったです。実際は私は楽譜を読んでも音が鳴らないので楽譜が読めることにはならないのですが、楽譜を読む勉強をしたことにより、映画で見なくともベートーヴェンの人となりについては深く理解しているつもりです。
どの程度深くか?というのは他人との比較になるのであまり意味がないと思いますが、少なくとも一般の(楽譜が読めないという意味で)人よりはという点では間違いないと思っています。
何度も話しをしていますが、音楽家であるが故に、歴史上の人物であるが故に美化されがちですが、どんな歴史上の人物でも「人間」であることに替わりはありません。欠点もありますし、複雑さをもっているし、矛盾した正確や行動もいっぱいあるでしょうし、闇の部分や、コンプレックスもいっぱいあったでしょう。
この映画はとてもチャーミングにベートーヴェンを描写していますが、実際の彼はあんなもんではなかったでしょう。その苛烈さ、激しさは彼の楽譜によく現れています。
コリオランの最初!不気味な和音を念を押すように鳴らして、不気味な先行きを表しました。このような手法はバッハにもモーツアルトにもなかったでしょう。同様に交響曲7番の譜面も、彼の執拗な、細かいことにこだわる性格がよく現れているし、しっかり形式を守る彼の意志の強さや、4つの楽章で違ったリズムをモチーフにする技術を見せつける傲慢さも見て取れます。
映画なんか見なくても、私には以前やったシュトラウス、シューベルト、メンデルスゾーン、ショスタコーヴィッチの性格がある程度分かります(勿論数曲で全部分かるなどというつもりはありません)。その比較だけでも充分にドラマになると私は思っています。
因みに、モーツアルトは難しいです。楽譜を読んで何かが分かるというところまで私の読譜力が達していないのが残念です。
是非この映画を見て、また彼の楽譜と向き合って見てください。新しい発見があるかも知れませんよ。

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新年ですから

一昨日、オーストラリアへ帰ったヴァイオリンのサムと飲んできました。チェロのジェレミーと一緒だったのですが、5月の演奏会には是非来るようにお願いしてきました。本人は日本での就職を希望しているのですが、オーストラリアでいい職があって仕事は順調だそうです。
さて、年が明けてから、スコアの勉強し直しをしています。新しい気持ちでもう一度真っ新に戻して、時には楽典を読み、時にはピアノで和音を確認しながら(私は頭の中で音が鳴らないもので)もう一度最初から読み返しています。
スコアというのは本当に何回読んでも新しい発見があるものです。いっぱい勉強したので、今年の練習は密度の濃いものになりますよ。
皆さんも是非自分のパート譜、もう一度読み返してみてください。その四分音符の長さは足りていますか?休符の長さはどうですか?スラーはどうですか?
しっかり自分のパートを読んで、しっかり表現出来るように考えましょう。楽譜には無駄ない音符は1音もありません。全部の音に必ず意味があります。その事を忘れないでくださいね。
これからの4ヵ月は細かいところネチネチとやります。捕まらないように予習復習はしっかりとね(笑)。

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理屈っぽさと頑固さと思いこみと

今日は自戒の念をこめて「こういう音楽家は大成しない」というテーマでお送りしましょう(笑)。
音楽家で大成する人の条件というのはいっぱいあると思います。練習熱心で、柔軟な思考を持ち、広く興味を持ち、豊かな感受性を持ち、少しエロな事(笑)。
逆にアマオケの奏者に散見される大成出来ない音楽家というのはある一定の特徴があるように感じます(以下あくまでも私のことです、誰か、のことではありません、念のため)。
まずは、理屈っぽい人。確かに音楽というのは相当論理的ですし、言葉ではないが故にその感性を理屈で説明して「納得したい」というのはあると思います。しかしこれって正解でしょうか?
理屈というのはあくまでも「現象を説明したもの」でしかないと思うんです。バッハ以前の音楽家は音楽理論なんて知っていたでしょうか?でもそれでも素晴らしい音楽を残した作曲家は何人もいますよね?
ジャズの演奏家でもそういう人はいっぱいいます。理論や理屈というのはあくまでも「事象を説明」するものだ、ということは忘れないでいたいものです。
次に頑固な人。自分のやり方を絶対に曲げない人。人の意見を「試すこと」を拒否する人。こういう指揮者はいやですねぇ(苦笑)。私のオケでは相当奇抜なことを要求しますし、変わった練習もすると思います。
逆に私の言うことが絶対!というオケではないので、楽団員からの提案は柔軟にやってみようと思っています。
それにちょっと似ていますが「音楽とはこういうものだ」とか「音楽はこうあるべきだ」という浅はかな「思いこみ」を持った人も大成しないと思いますし、少なくともうちのオケには合わないと思います。
勿論音楽ですから、自己主張は必要です。しかし自己主張も他人の意見を入れないのであれば、それは単なる我が儘です。
私は思うんです。自分の音楽に自信や信念を持っていればいるほど「他の人の音楽を認められる」と思うんです。音楽には正解はないんです。であれば、より優れた音楽家というのは「多くの音楽を知っていて」それでいて「自分の音楽を実現出来る人」なのではないでしょうか?
皆さんはどう思います?

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