音楽の民主化

音楽という芸術をする上で「民主的」というのはナンセンスです。民主的というのは簡単にいえば「多数決」と言い換える事が出来ると思いますが、そんな大衆迎合的なものが芸術として認められない事は、ここをお読みの皆さんならよくご理解いただいていると思いますが、私はうちの楽団は出来るだけ民主的な合議制に基づく運営をしていきたいと思っています。
とはいえ、民主的というとどうしても多数決で、人数が多ければ勝ちという風になりがちですが、完全に民主的な楽団にすれば、それはいつか「乗っ取られること」も可能なわけです。
例えば、うちはオーディションはやりませんが、うちの楽団の器を借りれば1から楽団を立ち上げるより簡単ですから、いま15人くらいで示し合わせて入団して1年我慢すれば評議員になって乗っ取る事も可能なんです。
でもね、それはさせません(笑)。ちょっと言葉が暴力的ですが、うちの楽団は立ち上げ時の理念がありますから、そこだけはぶれる事がないようにしっかりやっていきます。
音楽が上手になる為に心がなくなるような練習はしません。一生懸命練習する人を応援する楽団です。
私の理想に共感してくれる人が集まって、みんなで一つの目標に向かって心を併せて練習をして、その楽団が100年続けばいいな、と思っています。
意見を戦わせなくてもみんなの意思が自然と一つになる。そういう形の民主的な運営が理想的です。

About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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