まさか!!

あのー、まさかと思いますけど、うちの楽団員でベートーヴェンの交響曲1番と2番聞いた事がない人、いないですよね???
因に交響曲3番は作品番号55。
恥ずかしながら、私も1番から54番まで全部聞いたわけではありません。
# Op1 no1 ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調(1794年)
# Op1 no2 ピアノ三重奏曲第2番ト長調(1795年)
# Op1 no3 ピアノ三重奏曲第3番ハ短調(1795年)
# Op2 no1 ピアノソナタ第1番へ短調(1794年)
# Op2 no2 ピアノソナタ第2番イ長調(1795年)
# Op2 no3 ピアノソナタ第3番ハ長調(1795年)
# Op3 弦楽三重奏曲ホ長調(1794年)
# Op4 弦楽五重奏曲変ホ長調(1795年)
# Op5 no1 チェロソナタ第1番ヘ長調(1796年)
# Op5 no2 チェロソナタ第2番ト短調(1796年)
# Op6 四手のためのソナタニ長調(1797年)
# Op7 ピアノソナタ第4番変ホ長調(1797年)
# Op8 弦楽三重奏のためのセレナードニ長調(1797年)
# Op9 no1 弦楽三重奏曲第2番ト長調(1798年)
# Op9 no2 弦楽三重奏曲第3番ニ長調(1798年)
# Op9 no3 弦楽三重奏曲第4番ハ短調(1798年)
# Op10 no1 ピアノソナタ第5番ハ短調(1798年)
# Op10 no2 ピアノソナタ第6番ヘ長調(1798年)
# Op10 no3 ピアノソナタ第7番ニ長調(1798年)
# Op11 ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調「街の歌」(1798年)
# Op12 no1 ヴァイオリンソナタ第1番ニ長調(1798年)
# Op12 no2 ヴァイオリンソナタ第2番イ長調(1798年)
# Op12 no3 ヴァイオリンソナタ第3番変ホ長調(1798年)
# Op13 ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」(1799年)
# Op14 no1 ピアノソナタ第9番ホ長調(1799年)
# Op14 no2 ピアノソナタ第10番ト長調(1799年)
# Op15 ピアノ協奏曲第1番ハ長調(1795年)
# Op16 ピアノと管楽器のための五重奏曲(1796年)
# Op17 ホルンソナタヘ長調(1800年)
# Op18 no1 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調(1800年)
# Op18 no2 弦楽四重奏曲第2番ト長調(1800年)
# Op18 no3 弦楽四重奏曲第3番ニ長調(1800年)
# Op18 no4 弦楽四重奏曲第4番ハ短調(1800年)
# Op18 no5 弦楽四重奏曲第5番イ長調(1800年)
# Op18 no6 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調(1800年)
# Op19 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調(1795年 )
# Op20 七重奏曲変ホ長調(1799年)
# Op21 交響曲第1番ハ長調(1800年)
# Op22 ピアノソナタ第11番変ロ長調(1800年)
# Op23 ヴァイオリンソナタ第4番イ短調(1801年)
# Op24 ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調「春」(1801年)
# Op25 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのためのセレナードニ長調(1801年)
# Op26 ピアノソナタ第12番変イ長調(1801年)
# Op27 no1 ピアノソナタ第13番変ホ長調「幻想曲風ソナタ」(1801年)
# Op27 no2 ピアノソナタ第14番嬰ハ短調「月光」(1801年)
# Op28 ピアノソナタ15番ニ長調「田園」(1801年)
# Op29 弦楽五重奏曲ハ長調(1801年)
# Op30 no1 ヴァイオリンソナタ第6番イ長調(1803年)
# Op30 no2 ヴァイオリンソナタ第7番ハ短調(1803年)
# Op30 no3 ヴァイオリンソナタ第8番ト長調(1803年)
# Op31 no1 ピアノソナタ第16番ト長調(1802年)
# Op31 no2 ピアノソナタ第17番ニ短調「テンペスト」(1802年)
# Op31 no3 ピアノソナタ第18番変ホ長調(1802年)
# Op32 歌曲 An die Hoffnung(1805年)
# Op33 ピアノのための7つのバガテル(1802年)
# Op34 ピアノのための6つの変奏曲ヘ長調(1802年)
# Op35 ピアノのための15の変奏曲とフーガ変ホ長調(1802年)
# Op36 交響曲第2番ニ長調(1803年)
# Op37 ピアノ協奏曲第3番ハ短調(1803年)
# Op38 ピアノ三重奏曲第8番(Op20の編曲)(1803年)
# Op39 2つのプレリュード(1789年)
# Op40 ヴァイオリンのためのロマンス ト長調(1802年)
# Op41 ピアノとフルートとヴァイオリンのためのセレナードニ長調(1803年)
# Op42 ヴィオラとピアノのためのノットゥルノニ長調(1803年)
# Op43 バレエ『プロメテウスの創造物』(1801年)
# Op44 ピアノ三重奏曲第10番変ホ長調「創作主題による14の変奏曲」(1792年)
# Op45 四手のための3つの行進曲(1803年)
# Op46 歌曲 Adelaide (1795年)
# Op47 ヴァイオリンソナタ第9番イ長調「クロイツェル」 (1803年)
# Op48 no1 歌曲 – Bitten (1802年)
# Op48 no2 歌曲 – Die Liebe des Nächsten (1802年)
# Op48 no3 歌曲 – Vom Tode (1802年)
# Op48 no4 歌曲 – Die Ehre Gottes aus der Natur (1802年)
# Op48 no5 歌曲 – Gottes Macht und Vorsehung (1802年)
# Op48 no6 歌曲 – Bußlied (1802年)
# Op49 no1 ピアノソナタ第19番ト短調(やさしいソナタ)(1792年)
# Op49 no2 ピアノソナタ第20番ト長調(やさしいソナタ)(1792年)
# Op50 ヴァイオリンのためのロマンス ヘ長調(1798年)
# Op51 no1 ロンドハ長調(1797年)
# Op51 no2 ロンドト長調(1798年)
# Op52 no1 歌曲- Urians Reise um die Welt (1805年)
# Op52 no2 歌曲- Feuerfab (1805年)
# Op52 no3 歌曲- Das Liedchen von der Ruhe (1805年)
# Op52 no4 歌曲- Maigesang (1805年)
# Op52 no5 歌曲- Mollys Abschied (1805年)
# Op52 no6 歌曲- Die Liebe (1805年)
# Op52 no7 歌曲- Marmotte (1805年)
# Op52 no8 歌曲- Das Blümchen Wunderhold (1805年)
# Op53 ピアノソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」(1803年)
# Op54 ピアノソナタ第22番ヘ長調(1804年)
# Op55 交響曲第3番変ホ長調「英雄」(1805年)
ウィキペディアから作品番号順のリストを引っ張ってきました。聴いていない曲の方が多いんですが、これがベートーヴェンの歴史なんですね。彼が3番にたどり着くまで、色んな人から影響を受けたり、色んな技法を発明したり、成長の歴史そのものなんですね。
私は交響曲と、弦楽四重奏曲は全部押さえましたし、いくつかのピアノソナタ、ヴァイオリンソナタは聴きました。
まだ、何も聴いた事がない人は、せめて交響曲1番と2番を聴いてみてください。実際は2番から3番というのは大きな飛躍をしているので、関連を知る、というよりもその飛躍に驚いて欲しいんです。
全部聴かないとエロイカが理解できない、とはいいませんが、彼の作品をたどる事で分かる事もあるはずです。そしてそれは必ず我々の音楽性を高めてくれます。
ぜひ、挑戦してみてくださいね。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

“まさか!!” への3件の返信

  1. PASS:
    op43の『プロメテ』の16番(第二幕)は是非いや絶対に聴いてみて下さい。
    ナクソス版で出ていますから、聴き方としては、16番から聴くと面白くないので15番くらいから聴いてみて下さい。アレェ~というか、何だか幸せな気分に浸れますから。知っている人は教えないよーに。

  2. PASS:
    英雄交響曲は、第七に比べると若いときに作られただけに、いろいろな面で違いが感じられますが、
    私は、最も特徴的なのは和声の面だと思います。
    第七では各楽章でそれぞれはっきりしたリズム構造が強調されている反面、和声はやや単純な作りになっていると感じられるのですが、
    英雄では、ハイドンから受け継いだ古典和声法が忠実に守られていて、うまく演奏できたときにはこの上ない快感が得られます。
    ホルンを含む木管のアンサンブルでは、特に第1楽章展開部、第2楽章の前半、終楽章のポコ・アンダンテの部分など、本当にファゴットをやっていてよかったなあと感じることがしばしばです。
    もっともまだ、私がとちってアンサンブルを乱すことが多いのですが。

  3. PASS:
    ところで、knaqaokaさんのコメントの答。
    団員だれにもおなじみの音楽ですね。
    ベートーヴェンはよほどお気に入りのメロディだったようで、このほかにもピアノ独奏用の変奏曲に使っています。
    原曲は、自作の舞曲です。

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