音程

多分私は世界で一番「音程」について何も言わない指揮者だと思います。だからといって、満足しているわけでも、耳が悪いわけでもないです。
毎週練習で皆さんの音を聞いて悶絶していて、内心軽く舌打ちしているのはこの私なのです(笑)。
最近、オーボエや昨日の練習ではホルンが音程で捕まりましたが、内心ドキドキしている弦楽器奏者も多い事でしょう。
基本的にチューニングでいくら合っていても、演奏中に音程を合わせられない奏者は、チューニングをいくら合わせてもそれはただの気休めなんだと思います。ただ、逆にそのチューニングすら音程を合わせられない、耳の練習が出来ていない奏者の場合は指摘してあげないと、いつまでたっても直りません。
音程の事で捕まっていると、何となく責められているような気になり、殺伐とした雰囲気になりますが、そういう雰囲気がさらに音程を合わなくする原因だという事も私はこの場で指摘しておきたいです。
岡目八目で、音程というのは外で聞いているとよくわかり、自分で合わせてみると、高いのか低いのかすら分からない事もたびたびあるものです(そういう人も多いのだ、という事です)。因に私も高いのと低いのとよく反対に間違います(自慢できませんが、本当です)。
オーケストラプレイヤーとして、音程は命です。うちのオケで一生やって行くならいいですが、よそのちゃんとしたオケに入ってもっと上手になりたいのでしたら、音程は合っていて当たり前ですから、合わない人は奏者失格というよりも、奏者と認めてもらえません(悲しいけど現実です)。
合奏の中できちんとした音程をとりたければ、やる練習は一つだけです。音階です。死ぬほど音階をやってください。チューニングメーターを見ながらしっかりと音程を耳に焼き付けてください。
これはセンスの問題ではありますが、練習できなくもないです。諦めずに可能な限り音階練習をしてください。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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