2番は頭が良くて、空気が読めない務まらない。

最近は練習後の食事会も人数が大体10人以下なんで、色々くだらない話もしますが、音楽の話なんかもするんですね。
以前、毎回20人くらい食事に来てもらっていた頃は、殆ど音楽の話題なんか出ないで、馬鹿話ばっかりだったんですが、最近は演奏の話や音楽の話なんかも割に出ます。
昨日のちょっと話題になった事は、酒の席で少し勢いがついていますが、私が普段思っている事です。
それは、1番奏者は馬鹿でも楽器がうまければ務まりますが、2番奏者は頭が良くて、空気が読めないと務まらないし、実際いい演奏にはならない。というものです。
勿論1番奏者が馬鹿でいいとか、うちの奏者が馬鹿だ、とか言うのでは絶対的に無いんです(ここ重要)。
例えば、ヴァイオリンで言えば、うちのファーストとセカンドはある程度楽器が出来るか出来ないかで、本人が決めちゃっているところがあって、ハイポジションに挑戦できる人はファーストをやっているし、ハイポジションに尻込みしている人はセカンドにいる、というような感じで分かれています。
でも、本来はそこが2つのパートの分かれ目ではなくて、内声でしっかりアンサンブルを支えるのがセカンドで、ファーストはしっかりとオーケストラをリードして行くという役割があります。
楽器の技術で言えば一緒でなくてはおかしいんですね。
うちのオケもまだまだ4年目の新しい楽団で、楽員も楽器歴の浅い方が大半です。
ですが、毎週一生懸命練習して、焦る事無く、少しずつでもいいから、上達して、オーケストラとしていい演奏が出来るようになりたいですね。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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