今回の演奏会の見所

ブログの更新久しぶりになっちゃいました。すいません。こんな感じなんで見捨てずにいてやってください。
さて、演奏会まであと2ヶ月というところまで来ました。
オーケストラをやっていない人にとっては随分先のような感覚があるかもしれませんが、社会人のオーケストラで週に1回しか練習が出来ない、という状況の中では2ヶ月というのはあっという間で、単純計算してもあと8回しか練習が出来ないんです。
8回と言っても、その8回毎回全員揃う訳ではないので、練習の効率としては悪いのですが、結局は質を量で補うことになるのが初心者主体の社会人のアマチュアオーケストラの実情なのだと思います。
さて、今回の演奏会も入場無料です。お友達や親戚などにお声がけいただき、カザルスホールを満席にした文京フィルハーモニックオーケストラの「熱気」を是非お楽しみいただきたいと思います(決して技術的な期待はしないでください(笑))。
今回は意欲的な(読み替えると無謀な)プログラムです。
前プロは小田倉光司さんというアマチュア作曲家の世界初演曲に挑みます。
アマチュアオーケストラの楽員のほとんどは楽譜を読むのが苦手で、なんだかんだ言ってCDを聞いて曲を覚えちゃいます。しかし、この曲は世界初演。勿論音源なんか(厳密に言えばあるんですが)ないわけです。
楽譜を見ても曲が分からない…。……大丈夫だろうか?
何回か練習をしてみて、どうしても出来ないところは作曲の先生にお願いして、直してもらっちゃいました(爆)。こういうところが作曲者存命の曲をやる楽しみですね。
どんなに文句を言いたくても、モーツアルトやベートーヴェンには言えませんからね。
中プロはモーツアルトのピアノコンチェルト20番です。ソリストは桐朋学園の大学院を卒業された才媛で私らみたいなアマチュアオーケストラが共演して頂くなんて恐れ多い方なのですが、偶然にも競演のチャンスを頂きました。
モーツアルトと言えば文京フィルにとっては鬼門の作曲家です。第1回定期のヴァイオリンとヴィオラのコンチェルタンテ…。ガチガチでソリストたちに全く付けられず、撃沈。
第2回定期は皇帝ティートの慈悲…。休符やシンコペーションが苦手でモーツアルト作曲というよりは、ベートーヴェン作曲みたいな感じでした。
第5回定期ではコンサートマスターの急遽交替ということで交響曲25番の演奏自体の取りやめ。
しかし、今回は敢えての鬼門挑戦です。どんな仕上がりになるか、是非お楽しみください。
今日はここまでで、メインについてはまた日を改めますね。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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