昨日無事に?演奏会が終了しました。
まずは、622名というこの楽団設立以来最高のお客さんに恵まれたことに感謝するとともに、演奏会を裏から支えてくれたスタッフの皆様、この1年間一緒に練習を頑張って来た仲間に、まずはお疲れさまですと伝えたいと思います。
万全の打ち合わせをしていたつもりでしたが、開場前の整理券配布で躓いてしまいました。並ばないように誘導するということで徹底していたのですが、気がついた時には列が出来ていて、本当はそこから散開して頂くはずだったのですが、手違いで列が出来てしまいました。
この点では、ホールに多大な迷惑をかけてしまいましたが、幸いなことに来年5月も同じホールを使わせて頂くことになっていて、必ず今度はきれいに開場して捲土重来を期したいと思います。
演奏としては、まずは世界初演の「旅路」。出だしのトランペットのとちりはあったものの、演奏としてはきっちりとしたテンポが出せて、弦と管のバランスもよく、私としてはまずは合格点を楽員にあげたいと思います。
実は、私が1カ所振り間違って、フルートとオーボエは目を白黒したことと思いますが、言い訳ではなくて開場前のトラブルが気になって、演奏に身が入らなかったのが昨日の私でした。
中プロのモーツアルトの「ピアノコンチェルト20番」ですが、抑えめのテンポでスタートして、ピアノによく付けられたと思います。勿論一般的にはまだまだなのだとは思いますが、うちの楽団のレベルで言えば実力以上の演奏が出来たと思います。
残念ながら、ここでも私が1楽章のカデンツァ開けを振りしくじってしまいました。本当にすいません。
メインのチャイコフスキーの「5番」では、なんと1回目の演奏会以来のブラボーを頂きました。
前半をゆっくり、後半を速くという設計だったのですが、2楽章は思ったより速くなったし、結局3楽章と4楽章もゆっくりじっくり行くことにしました。
演奏としては、しっかりアンサンブル出来たし、まとまりのあるいい演奏だと思います。
基本的な実力不足は事実ですし、他と比して上手だというつもりはありませんが、初心者が多くを占めるこの楽団としては、実力以上の素晴らしい演奏だったと6回目の演奏会にして、初めて思いました。
いろいろと不手際や、足りないことはありますが、アマチュアの演奏ですから、それは次への課題ということで、今後の成長に期待して頂きたいと思います。
About NO Masaharu
元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。