指揮者の役割

指揮者のひともぢです。
私は今年で指揮者デビューから丁度10年を迎えます。二つの楽団で14回本番の指揮をしました。
自分で楽団を作ってから7年が経ち、楽員は95人になりました。
最初の数年は楽団立ち上げ後の雑用は全部一人でやっていました。参加費を集めて銀行に持って行きとか、名簿を作り名札を作りとか(名札はまだ作ってますが)、楽譜のコピーとか、それこそ全部やっていたんです。
それが4、5年目位から徐々に仕組みで回して行くようになり、最近では私は殆ど指揮者としての役割だけになってきています。
さて、私は指揮者としてこの楽団を作った時から、自分の音楽性を楽員に押し付けようと思ったことはなく、楽員が自発的に音楽が出来る用に心がけてきました。
時たま「指揮者決めてよ」という時は決めますが、逆に私のリードに従わなくても無理に矯正したりはしないんです。
ただ、音楽解釈上間違っている時は直しますが。
私はアマオケの指揮者の役割は、いや、もしかしたらプロでもそうかもしれませんが、「演奏者の可能性を引き出す」ことにあると思っています。
自分一人では見つけ出せなかった可能性を指摘して、能力を引き出すのが指揮者の役割です。ブレストのファシリテーターと言えばわかりやすいでしょうか。
そういう意味では個性豊かなオーケストラの方が楽しいのは言うまでもないことで、確かに規律正しく、大人のオーケストラの方が苦労は少ないかもしれませんが、本当の音楽ってなんだろうと考える時には、個性豊かなオーケストラとそれを理解する指揮者の組み合わせがより正解に近づける気がします。
私はまだまだ指揮者としては若造なのでこれから自分がオーケストラと共に何処まで成長出来るのか楽しみでならないのです。
楽員はまだまだ募集中です。よそのオーケストラよりも技術的にはかなり未熟ですが、個性を生かせるオーケストラだとは思います。是非見学希望のメールをお待ちしています。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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