アンダーソンの裏打ち

楽団ブログの担当になりました、ジェミニ@ビオラです。
好きな作曲家はベートーベンとマーラー。
好きな果物はスイカです。
これからよろしくお願いします。
今日は演奏の話をします。
文京フィル12月の演奏会では、映画音楽と、ルロイアンダーソン特集をお送りします。
アンダーソンでは、ビオラは裏打ちを担当することが多いのです。
※裏打ちとは・・・
伴奏の、ズンチャ ズンチャ の「チャ」の部分のことです。
ワルツなら ズンチャッチャ ですね。
今回の曲では、、、
あ、書き出そうと思ったら、アンダーソンはほとんど全曲裏打ちでした(笑)
そりすべり然り、タイプライター然り、トランペット吹きの休日然り。
もちろん時々はメロディや内声もあります。
そして、最近はこの裏打ちが楽しくてたまらないのです。
できるだけ一定に、盛り上げるところはメロディの援護射撃的に盛り上げる。
でも伴奏だから、どんなときも至って冷静に。(指揮者よりも走るなんて論外!)
弾き方も、弓先で弾いたり、元で弾いたり、ひっかけて弾いたり、飛ばしたり、とバラエティに富み、
工夫してみたらキリがないのです。
楽しーい(^^)
表打ちコントラバス隊との、地味なコンビネーションも、たまりません。
若い頃は、裏打ちとか伴奏の伸ばし音とかは地味でつまらないなーと思っていましたが、
大人になって、脇役とか、環境を作る役目のやりがいや重要さが分かって来た、というところでしょうか。
文京フィルの、私以外のビオラ皆さんも裏打ちや内声が好きな方が多いようで、
皆嬉々としてアンダーソンを弾いているようです。
次回の演奏会は、12月28日 杉並公会堂にて行います。
もちろん入場無料ですし、乳幼児の方もお聴きいただけます。
楽しく裏打ちするビオラ軍団が気になる方は、是非足をお運びください!
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