指揮者のひともぢです。
練習時間をどう配分してどう練習するかについて、今までも時々やっていたのですが、楽員にアンケートを取っています。
オーケストラと言うのは難しくて、民主的にやればいいかといえばそんなことはないんです。わかりやすく言えば、例えば多数決で決めると人数が多いヴァイオリンの意見が常に通ることになるんです。
そうはならないように指揮者がいるんですね。
分奏をどうするか、その内容をどうするか、決める前に意見を聞いて、こういう意見があるんだ、こう思っている人がこれくらいいるんだ。ということを把握するにはアンケートは有効です。
さて、昨日の練習日は、午前中に千駄木小学校のジュニアオーケストラの練習をお手伝いしてきました。
月に一回、文京フィルのメンバーが小学生と一緒に練習をしています。
アマオケはメンバーが固定されてしまうと何年も同じメンバーと言うことがありますが、学校は毎年メンバーが変わります。1月から3年生が入部してきました。
今までの4年生、5年生が先輩として後輩を指導するのをじっと見守ります。
昨年まで頼りなかった子が急にいい意味でのリーダーシップを発揮して、後輩の面倒を甲斐甲斐しく見ている姿は本当に微笑ましいですし、役割が人を作ると言うのは本当なんだなと実感できます。
社会人のアマオケは狙ったようにメンバーチェンジすることは出来ませんが、常に楽団の雰囲気が硬直しないように気を配らないといけませんね。
午後の練習の途中で腰が痛くなってきました。途中で座って指揮に切り替えたのですが、それも無理になってきました。ギックリ腰になったようです。
楽員に抱えられて階段を降りて早退することになりました。情けないやら申し訳ないやらですが、こんなこと指揮を13年やってて初めてのことでした。
リビングにお布団を敷いて安静にしています。
皆さんも腰には気をつけてくださいね。
About NO Masaharu
元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。