初見

昨日は215PVでした。やっぱり金曜日と土曜日が低くて、日曜日から木曜日までが高いんですね。
さて、練習開始まであと1ヵ月。メルマガを発行したり、営業をかけたりと忙しくしていますが、楽しみな反面ドキドキもしています。
どんな人が集まるんだろう?どんな雰囲気だろう?
楽団というのは楽団員が構成するものです(当たり前ですよね)。私のオケは私が人を選ぶのではなく、最初から楽団の形があってそこに会う人が集まってくるという形式です。だから、オーディションはありません。
色んなレベルの人が来ることが予想されますから、指揮者としては合奏が初めての人にも分かりやすく、そしてベテランの人が飽きないように練習を進めなくてはなりません。
考えることは色々あるのですが、とにかく楽団員には「初見」をいっぱいやってもらおうと思っています。「初見演奏」というのは楽譜をぱっと見て、すぐに演奏してもらうことです。
大人になってから楽器を始めた人で「練習して自信がついてから合奏したい」という事を言う人が本当に多いのですが、よほどいい先生についていない限り、それでは上達は遅いです。
弾けないと合奏中に楽器を降ろしてしまう人も大人になってから楽器を始めた人に多いです。
うちの楽団はゼロからのスタートです。弾けないで当たり前で、演奏出来る人はドンドン先に進みましょう。そして、最短で上達するには「初見」をいっぱいこなすことです。
最初は弾けません。プライドもありますから、冷や汗をいっぱいかきます。頭に血が上ります。弾けなくてむかついたりもします。でも、みんなその壁を超えて上達するんです。
初見に対抗するには2つのアプローチしかないんです。
1つは音階(スケール)の練習を徹底的にやる。
1つは「初見」で多くの楽譜を攻略する。
これだけです。他にはありません。
練習曲をサイトに紹介してありますが、どの曲を初日練習するかは事前にはお知らせしません(笑)。意地悪じゃないんです。「初見力」をつける為です。
楽しみですね。

営業

昨日は121PVでした。う~ん。うちの楽団は土曜日活動予定なので、うちのようなアマオケを探している人は土日に検索するもんだと思っていたのですが、不思議に金曜日と土曜日のページビューが下がるんです。
ということは平日に検索をしてもらっているのか、金曜日土曜日に実際にアマオケで活動している人が検索してくれているのかなぁと思ったりもします。
需要と供給ということでいうと、やっぱりニーズのあるところで募集をかけていかないと効率が悪いですよね。
以前に書いたようにちらしを作らないとな、と思っています。
そういえば、メールマガジン登録してもらえましたか?
自動配信にしていたので急に来て私が一番驚いたのですが(笑)、今後ドンドン内容を充実させて、宣伝を強化していこうと思っています。
一応外向きにはメルマガを使って、楽団員用にはYahoo!グループを使って連絡事項をお伝えしようと思っています。まだ登録がお済みでない方は忘れずにね(Yahoo!グループの方は見学希望のメールを頂いた方のみ招待状を発送しています)。
そういえば、昨日後楽園の側に、ヴィオラ、チェロ、コントラバス限定の弦楽器屋を見つけました。これは美味しい!早くちらし作って営業に行かないと(汗)。

ライブラリアン

昨日の楽団のページビュー(PV)は130でした。今後可能な限りここで、昨日のPVをお伝えしますね。
昨日民音に行って少し楽譜を借りてきました。譜面が増えるの楽しいですよね(笑)。今後、楽団には「ライブラリアン」という役職に誰かが就任することになると思いますが、この役職はものすごく重要です。
正しくはオーケストラライブラリアンというのですが、本来は楽譜の管理、コピー屋ではありません(笑)。
詳しいことは下記のアドレスのサイトを見ていただくとして
http://ongakukoubou.net/librarian.html
プロのライブラリアンは、例えば弦楽器のボウイング(これは指揮者とコンマスで決めるのですが)を書き込み、ミスプリを訂正したりとかするわけです。以前にも書きましたが、楽譜っていうのは「楽団の宝」なんです。
なにも真っ新の印刷された楽譜だからなんじゃないんです。いっぱい書き込みがあればあるほどそれがとても大切なんですよね。
そしてそれを管理するのがライブラリアンです。勿論それほどの高いことをライブラリアンに要求するつもりはありません。アマオケですから(笑)。でも本来は指揮者とコンマスで作り上げた音楽を楽譜にしておくのがライブラリアンの役割ですから、ものすごく重要だということを知って欲しかったんです。
楽団長、音楽監督、インスペクターが表の三役だとすると、コンサートマスターとライブラリアンと会計は団を実際に運営する三役だと言えますね。

ドイツ vs イタリア

「音階」とタイトルを付けたらやたらにエロブログへのトラックバックが多くて閉口しています(笑)。どうして「音階」なんてタイトルが引っかかるのかよく分からないのですが、ご存じの方いらっしゃったら教えてください。
今朝のサッカーご覧になりました?私は音楽も好きですが、スポーツも好きなので4時に起きてNHKにかぶりついていました。しかーし!延長後半に入ってどうも気を失ったらしく(要は寝ていた)1点目のゴールシーンは見逃してしまいました。
デル・ピエロの2点目はちゃんと見られたのですが…。
まぁ、サッカー嫌いな方もいるとは思いますが、ドイツとイタリアといえば西洋音楽の中で大きな地位を占めています。まぁ、ものすごくおおざっぱにいえば、イタリアは西洋音楽発祥の地。そしてそれを発展させ、定着させたのがドイツ、とでも言えるでしょうか(異論大歓迎)。
この辺のことは実は音楽だけではなくて、世界史で習った西ローマ帝国とその後のハプスブルグ帝国がきちんと関係していて、音楽を知るというのは歴史や文化を知らないとダメなんです。
これは私の持論ではなくて、半年間指揮を習った橋本先生は食生活や言語学なども含めてすべてを知らないと西洋音楽をすることは出来ないと仰っていました。私もそう思います。
スポーツもそのうちに入ると思います。イタリア音楽が好きな人は、イタリアのサッカーを知っていて損はないと思いますし、ドイツが好きな人はドイツのサッカーを知っていても「音楽をやる上でプラスにこそなれマイナスにはなりません」。
翌未明はフランス対ポルトガル。ポルトガルの有名な作曲家がちょっと思いつかないのですが、そんなことを考えながらサッカーを見るのも面白いと思いますよ。
では、明日早いので、寝ます(笑)。

アマデウスちゃん

今日は通勤、帰宅時にモーツアルトをいっぱい聴きました。交響曲は33番「パリ」、35番「ハフナー」、36番「リンツ」。どの曲も勿論うちのオケでは挑戦します。36番が手強そうですが、じっくり取り組んでいきましょう。
私は基本的に交響曲が好きなのですが、でもモーツアルトといえばまず、オペラでしょう。その意味では「フィガロの結婚序曲」、「ドン・ジョバンニ序曲」、「コジ・ファン・トゥッテ序曲」なども是非挑戦したいところですが、私は「皇帝ティートの慈悲序曲」が好きだったりします。
楽譜見つけたら練習しましょうね。
今年はモーツアルトの生誕250年で、盛り上がっていますが、残念ながらうちの楽団は今年演奏会を開くことは難しいと思います。次のイベントとしては35年後に没後250年が来ますが、どうでしょう?
私は今年39歳なので、軽く74歳です。この前亡くなったN響正指揮者の岩城宏之さんが73歳で亡くなったわけですが、私はおいてもらえるのなら指揮者としてやっているんでしょうか…(笑)。
思えば短い生涯だったんですね。
私は一昨年にウィーンとプラハに行ってモーツアルトの墓(といわれているもの)参りに行き、彼の歩いた街を同じように歩いてみました。プラハではドン・ジョバンニと皇帝ティートの慈悲の初演が行われたエステート劇場の前に立っても見ました。
特に私にとって特別な作曲家というわけではないのですし、指揮者にとってはベートーヴェンを攻略することが生涯の目標だったりします。しかしモーツアルトの音楽は音楽家にとっては常に挑戦すべき高き山なのだと思います。
みなさんにとってモーツアルトはどんな存在ですか?

愛してねアルフレード

私が愛しているのと同じくらい愛してね♪ さようなら♪
オペラのことをあんまり知らない人でも恐らくこのアリアはご存じでしょう。ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの「プリティー・ウーマン」でも使われた有名なアリアですね。
そしてこのアリア『「何しているの?」「何も」』が唄われているオペラといえば「トラヴィアータ(椿姫)」ですね。
昨年のザルツブルグ音楽祭の「トラヴィアータ」のDVDを見ております。オペラはDVDで見るのをおすすめします。字幕がついているから、普通の映画のように楽しく見ることが出来ます。
もっとも「トラヴィアータ」を見たあとに「プリディー・ウーマン」を見ると「プリティー・ウーマン」が約1.72倍(当社比)楽しく見られます(笑)。
うちの楽団はオーケストラですが、その技術向上の為に室内楽をやろうと思っていますし、協奏曲も出来る限り挑戦したいと思っています。すぐには無理だと思いますが、可能ならオペラやバレエも舞台付きでやってみたいとも思っています。
出来るかどうかは分かりませんが、まずはやろうと思わないと始まりません。
楽団員が「やりたくない」といえばどうなるか分かりませんし、現実的には編成の問題やら歌手やバレエダンサーの問題があり簡単に実現するとは思えませんが、もし「やりたいね」という話しになったら、楽しいと思いませんか?
因みに主人公ヴィオレッタの名字ご存じですか?
ヴィオレッタ・ヴァレリーだそうです。恥ずかしながら初めて知りました。イニシャルVVなんですね。

のだめカンタービレ!

毎週土曜日はいまのオケの練習。練習が終わったら飲むんです。それが楽しいんです(笑)。
日曜日は来月から文京フィルハーモニック管弦楽団の本拠地になる予定の文京八中で個人練習。二日酔いでもトロンボーンは吹くんです。それが楽しいんです。
話は変わりますが、恐らく殆どの人は「のだめカンタービレ!」という漫画をご存じで、愛読されていることと思います。私もご多分に漏れず2年くらい前に変態バストロンボーン奏者に勧められてから愛読書になっています。
でもね、不満があるんです。
主人公がのだめで彼女がピアニストだから、仕方ないのですが、私はもっとオーケストラの話しを読みたいんです。少女漫画だから、彼女がつまづいたり、トラブったり、千秋さまとくっついたり離れたりしてもいいんですが、私はもっとオーケストラよりの話しが読みたいなぁと思っていたりします。
N響の茂木さんが絡んでいるから、くろきんがパリまでくっついてくるのは理解出来るんですけど、R☆Sオケの連中ってこのまま放っておかれちゃうんでしょうか?
のだめのピアニストとしての成長は嬉しいんですが、もっと千秋さまがオケを前に曲作りをしているところが見たかったりしませんか(私だけ??)。
更にいえば、千秋さまがくせ者揃いのアマオケを振っているなんて話しも面白いと思うんです。
まぁ、本音を言えば、トロンボーン奏者のレギュラーがいないのが不満なんですけどね…(笑)。

音階

オーケストラに興味のある人って案外オペラやバレエに興味がないように感じますが、私の周りだけですかね(笑)?
私もそれほど詳しくて、好きというわけではないのですが、オケもオペラもバレエも舞台という意味では同じだと思っています。因みに歌舞伎や狂言も同じように好きだったりします。
実はスターウォーズやハリー・ポッターなんてまるまんまそのままオペラみたいなもんで、オペラがとっつきにくいのは(あるいは眠くなるのは)歌で台詞を語るのでストーリーが分からないと簡単に「落ちて」(笑)しまうからなんですね。
あ、因みに「落ちる」というのは合奏中に自分の入るところで入れなかったり、どこ演奏しているか分からなくなって演奏出来なくなることをいいます。
見るポイント、聴くポイントが分かれば、音楽を聴いて退屈だと思うこともないし、オペラやバレエを見ていて気を失う(笑)こともないんだと私は思います。
実は演奏も同様で、演奏するポイントも分からずにがむしゃらに練習しても、上達はおろか、段々つまらなくなっていくものだと思います。効率よく練習して、最短距離で上達するには「ポイント」が大切なのだと思います。
そして、ここからが難しいのですが、その「ポイント」は人それぞれなんです。誉められて伸びる人がいる一方で、貶されて「なにくそ」と上達する人もいますし、基礎練習をやしっかりやって自分に自信を付けていくタイプの人もいますし、とにかく合奏に参加して冷や汗をかいてクチャクチャになって伸びていくタイプの人もいます。
ただ、私(これはあくまでも私の考えです)は上達の最短距離はとにかく音階をさらうことにあると思っています。他の練習がそれより落ちるのではなく、勿論大切です。それ以上に大切なものもいっぱいありますが、合奏で一番役に立つ練習は「音階」だろうと思うのです。
まぁ、この考え方を押しつけるわけではないですが、自分が何を目的として練習しているのか、そのためには何を練習したらいいのか常に自覚しながら練習していくようにしましょう。漫然と練習していても上達はおぼつきませんからね。

AとE

私は大学で英語学を勉強していたのですが、真面目に勉強しなかったものですから、未だにまともに英語もしゃべれません。でも、語学は昔から大好きで、今でもNHKの語学講座をフランス語、ドイツ語、アラビア語、イタリア語、ロシア語と1週間に5カ国語分勉強しています。
音楽をする人はドイツ語とイタリア語の基礎くらいは勉強しておいた方がいいと思います。何しろ殆どの楽譜の指示語はドイツ語かイタリア語ですから。
私は海外に旅行に行ったらなるべくそこの国の言葉を使いたいと思っているのですが、同様にドイツの曲をやる時は、なるべくドイツ語を使いたいですし、イタリアの曲ならイタリア語でやりたいと思っています。
基本的に「何語であるべきだ」ということではないのですが、なるべくなら「その雰囲気」を大切にしたいと思っています。
音名はドレミファソラシド(これはイタリア系およびフランス系の呼び方です)という以外は、CDEFGAHをドイツ読みします。ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハーです。シのことを英語ではBといいますが、ドイツ音名ではHハーと読みます。
これを日本ではハニホヘトイロハと呼んだりしますが、私はそうはしません。ハ長調は特に何か理由がない限り、C-dur(ツェードゥア)と読みます。長調は-dur(ドゥア)で短調は-moll(モール)です。
C#は英語では(シーシャープ)ですがドイツ音名ではCis(ツィス)です。嬰ハとは私はいいませんし、D♭(ディーフラット)はDes(デス)で、変ニとは私はいいません。
そんな私でも紛らわしいのはEをドイツ音名ではエーと読むことです。頭では分かっていても「エー」といわれるとAだと思ってラの音を出したりしてしまいます(笑)。
因みに「練習」はドイツ語で『プローベ』、「休憩」は『パウゼ』、覚えておいてくださいね。

四十肩

考えてみるとこのブログと楽団のサイトでしか私のことを知らない人が日ごとに増えているわけで、そういう人には私はどんな風に映っているんでしょう(笑)。
私は基本的にやかましい人間で、音楽監督というよりは宴会幹事長という趣の強い人間です。ものすごくうるさい一方で、とても皮肉屋だったりします。
指揮者というとちょっと近寄りがたいようなイメージがあったりしますが、私はまったく真逆のタイプだと思います。本当に根っからのトロンボーン奏者で、楽器の練習よりも酒を飲んでいる方が好きなんです。
ところで、個人的な話しなんですが、どうも最近肩の調子がおかしくて、もしかし「四十肩」!?とびびっていたりします。
四十肩で腕の上がらない指揮者なんて、格好悪いというよりも意味が分からないですよね??
どなたか四十肩を和らげる体操ご存じでしたら教えてください。
もしかしたら、8月からの練習で指揮が出来ないかも知れません(号泣)。