無冠の人々

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うちの楽団は毎年5月に年間MVPの表彰をしています。
なにも楽員を競わせて優劣を付けようと言うのではありません。うちの楽団で優劣がつくのは「練習出席回数」だけです。それでも表彰をするのは、楽団の活動に積極的に参加するモチベーションにしたいのと、昨日も少し書きましたが、私は人を誉めるのが苦手なのですが、苦手なだけで嫌いな訳ではないのです。
そこで、5年間在籍した楽員を表彰する他に、毎年MVP表彰をしています。今年はMVPは評議員の投票で決めて、それ以外にインテンダント、インスペクター、音楽監督の三役がそれぞれ表彰する制度に拡充しました。
一人の楽員が二冠に輝きMVPもとったのですが、どの楽員から見てもその受賞は当然という活躍であったと思います。
しかし、私が今日話題にしたいのは「無冠の人々」のことです。
表彰の対象になるほど派手な、長期にわたる活躍は出来なくても、短期間の活躍であったり、地味な貢献をしている楽員は多くいます。そんな表彰をしていたら殆どの楽員を表彰しなければいけないほど、うちの楽団はみんなで仕事を分担し、みんなで助け合って練習し、一丸となって頑張る楽団なんです。
特に古くからいる楽員の中には、ずっと目立たないけど、毎回の練習会費の集金をしてくれたり、ホームページの更新をしてくれたり、オケセンの更新をしてくれたり、演奏会のビデオの編集をしてくれたり、係のマネージャーを一生懸命やってくれたり、フライヤーを作ってくれたり、他の楽団と交渉事をしてくれたり、メールのやり取りをしてくれたり、宣伝活動をしてくれたり、もっともっと地味に、例えば練習終わりに戸締まりや忘れ物の確認を毎回してくれるような、そんな無冠の人々がこの楽団にはいっぱいいるんです。
スポットライトを浴びるMVPは勿論楽団の宝物ですが、それ以外の楽員が決して何もしていない訳ではないし、寧ろそうした多くの楽員の協力があってこそのMVPなのだと私は思っています。
また、今日から新しいシーズンのスタートです。みんなでこの楽団をもっともっと良い楽団にしていきましょう。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

職業病。。

こんばんは、文京フィルのケンジロー@ヴィオラ&ストバイです。。久しぶりに登場!!
あくまでヴィオラが本業ということで(笑
ヴァイオリン/ヴィオラ奏者の悩みのたね、首のあざ。。
昨年の7月の合宿以来、あざが悪化して膿むようになってきちゃってました。
ここ最近は本当にひどくて(-_-;)
いい加減なんとかしないとと思い今日は皮膚科にいってきたのですが、粉瘤という
やつだそうです。
皮膚科の先生曰く原因は不明なのですが、ヴァイオリンをやっていると首がすれて、
イボの細菌に感染しやすいのだとか。。
これは誰にでもなる可能性があるそうです。予防するには布などをあてて、細菌感染を
予防するしかないと。
でも音が曇るしなぁ・・
ということで手術することにしました。手術といってもできものの袋?を切除するというもので、
簡単に終わるようです。
そして一番キツイのは、1週間は楽器禁止というところ(/_;)
まあ早い方がいいですし、やむなし。。
2月の合宿も終わったことですし、これからのラストスパートに向けて、楽器のメンテナンス
だけではなく、体も万全に!
そして話は急転回(笑
ただいま文京フィルではストバイ(1stVn)大募集中です!!
ストバイって本当に難しい、、オケの主旋律をつかさどることが多く、責任重大。。
また高音域が多く、音も安定しづらいのが更に不安を掻き立て、それでいてオケを引っ張っていかないと
いけない。
でも難しいとばかりいってられませんし、弾かないといつまでたってもできるようになりません。。
その分上達のスピードは早いと思いますよ。文京フィルで一緒に弾きましょう(^O^)/

新体制発足!

こんばんは、文京フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
今日は第10回定期演奏会に向けた、トップ体制の発表がありました。
そうなんですよね、もう第9回定期演奏会が終わって2週間が経過してしまったんですよね・・
第9回定期演奏会の総括はこちら
時が過ぎるのは早い・・なんか白髪も増え、髪も上がってきたような気がする(自爆
というくだりはここまでにしておいて。。
今週は久しぶりにチーム内声のパート練習を組んでみました。
復活された某ビオラー団員の力で、練習会場費の調整も懸案はなくなり、やるぞー!という気分です^^
今週はラフマニノフ交響曲第二番の第二楽章と第三楽章をさらいたいと思います。
特に第二楽章はチーム内声(2ndVn&Va)が同じ動きで刻む箇所が多いので。。
そして中間部のスピッカート地獄、、ここは見せどころなので今のうちに弾き方含め押さえておかないと。
第四楽章はなんとかリズムが掴み始めてきました!あとは二部音符=84~92に行ける・・いや行けない(-_-;)
せめてまだ60くらいです、しかも4ページまでorz
今月中にはさらえるようにしたいなと、ヒマな今の目標です(自爆
そして10/15時点で団員募集枠は弦楽器全てとパーカッションパート1名のみ。。
これから本格始動する今がチャンス!まだまだ見学者募集中です (  ゜Д゜)ノ#####←網
団員募集はこちら

小節番号のカウント

こんばんは、文京フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
今月は毎日更新と意気込んでいましたが、2日間も間あけちゃいました。
おかげで昨日のPVは26・・(-_-;)
さて、気を取りなおして。。
本格的に第10回定期演奏会の曲の練習に入っていますが、まだパート譜に練習番号を書き込んでいない
団員もおりました。
そして私も・・(自爆
というか言い訳(書き訳w)を書くと、2ndVnパート譜にはうっていたのですが、ヴィオラに転向。
先日ヴィオラパート譜の製本をした直後、パート譜にコーヒを溢してしまい、意気消沈・・il||li_| ̄|○il||li
なんてほんと言い訳ですが、醤油でなかっただけまだ使おうという気になれます(笑
匂いって重要ですね!コーヒーの匂いがする消しゴムとか昔流行りましたもんね(爆
そしていざ小節番号を、、でも今回ラフマニノフでは注意点が2点あります。
知らない方も意外と多いんですよね。。
一つはラフマニノフ交響曲第二番の第四楽章。
いきなり不完全小節で始まりますが、ここはカウントしないのです。カウントすると1つずつずれます(笑
最初の小節で休符があって完全小節になっていればカウントしますが、今回は4拍目から始まるので
ここはカウントしません。
そしてもう一つは以前のブログに書きましたが、第一楽章の繰り返し部分。。
ここはスコアによっても解釈が異なり、繰り返しの1カッコ2カッコを同カウントとするものもあれば、
重複カウントするものもあります。
日本楽譜出版社のポケットスコアでは重複カウント(1カッコ2カッコを別個でカウント)しています。
ここはどちらが正しいかはわかりません。なので指揮者の使っているスコアのカウント方法に合わせる
のが正解でしょう!
ということを注意しながら、、よし、頑張ってつけよっと。。
そしていつかコーヒー味のパート譜を新調しないと・・こっちの方がつらいです( ◢д◣)ムゥ

歯に響くヴィオラのC線 (´A`。)グスン

こんばんは、文京フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
ヴィオラにパートチェンジしてから1週間、C線の響きに心やられています(笑
まだハ音記号の読み間違いもあるのでまともに弾けている訳ではないのですが、今の至高の瞬間は
調弦のとき(爆
響くんですよねー(=´▽`) そして頭が痛いし歯も痛い。。要は虫歯ってやつです(笑
顎あての垂直線上の歯がやられていました。。
今日とうとう我慢ならず歯医者へ、、そして問題の歯の神経をスポっと抜かれてきました!
これで安心と麻酔でひきつってよだれダラダラ(爆)の姿でヴィオラを弾いて・・
そして麻酔が抜けて痛みが戻ったとき、またC線の響きに歯が揺さぶられ・・
C線コノヤロー!やるぢゃないか!!
ということで今週はヴィオラ練習はやめておきます、、ほんと痛いです(笑
皆さん歯はお大事に、、でも最近は虫歯人口も激減しているようですね。。
おかげで東京では人口10万人当たり約120人の歯科医がいるだとか、正に供給過剰。
その中で思うのが、いかに自分が歯を磨いていないか、もしくは磨けていないのか(自爆
いえ、ちゃんと磨いています(笑
なので今週のオケの練習では、怪音ではなく、口臭で指揮者に反発しようと思います(^_^;)
なんて冗談の通じるアマチュアオーケストラ「文京フィルハーモニック管弦楽団」をよろしくお願いします。。
http://wiki.livedoor.jp/bpo0714/d/BPO%A4%C8%A4%CF
下りが無理やりでした(-_-;) 明日はもっとまじめに書こう・・

価値観

こんばんは、文フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
最近毎日更新が続いておりますが、そろそろ失速の予感・・(笑
先日も記事でも書きましたが、新シーズンに入り見学者の方も増えてきました(^O^)
私も1年弱前に文フィルの門を叩き、いつの間にかオケがライフワークに組み込まれてしまいました。。
見学って不安ですよね、特に初めてのオーケストラですとなおさらだと思います。私もそうでした。
私なんてクラシックを全く聴かない人間でしたし、ヴァイオリンで習った曲しかしらなかったものです。
第9回定期演奏会で演奏したドヴォルザークの新世界よりだって、練習が始まるまで知りませんでした(爆
曲を聴いて、「あっ、聴いたことある!」とあったくらいですから(自爆
そんな人間なので、オーケストラをやっている方なんてよっぽど音楽に詳しくて、価値観があうのかな?
なんて不安になっていたのを覚えています。。
どんな方が所属しているんだろうとかとか。
でも全くの杞憂でした、だって音楽をやりたいという気持ちはみな同じな訳なので。。
それは食事会に参加すると分かると思います。
年齢も仕事感も関係ないです、必要な価値観は同じオーケストラに所属して頑張っているということだけ。
見学しても「全然弾けないや~大丈夫かな?」なんて、私も思いました。。でも1年続いています。
ぜひオーケストラ見学に迷われている方は文フィルを見に来てくださいね(^O^)/
http://wiki.livedoor.jp/bpo0714/d/%ca%e7%bd%b8%a5%d1%a1%bc%a5%c8

新シーズン練習1回目

こんばんは、文フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
新シーズン1回目の練習が終わりました。
ラフマニノフ第二番はゆっくりなテンポでさらい始まりましたが、ズタボロでした(-_-;)
個人的なところでいくと、まださらえていないことに加えハ音記号も加わり、第一楽章、第四楽章は
フリーズの嵐orz
まあまだ1回目ですし、あと8ヶ月もありますからね。。
早く第二楽章の目途をつけて、、第四楽章に着手しないと間に合わない (゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)
とりあえずは曲の理解+全体をさらえるようになることです。
ボウイング付けの関係でいまラフ2のポケットスコアが手元にないので、さらうことからのスタート。。
当面はストレス貯まりそうですね(笑
ところで10/6(土)の練習には、なんと4名もの見学者の方がいらしてくださりました!
そしていつの間にかファゴットの枠が埋まっているぢゃないですか!!
2012/10/7時点でクラリネット、トランペット1名ずつ、まだ空き枠ありますよ。。
もちろん弦楽器全パート、まだまだ募集中です!
ぜひ見学にいらしてくださいね(^O^)/
http://wiki.livedoor.jp/bpo0714/d/%ca%e7%bd%b8%a5%d1%a1%bc%a5%c8

ラフマニノフ交響曲第二番、鬼門の第四楽章(-_-;)

こんばんは、文フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
今日も暑かったですね!もう10月なのに・・
そして文フィルも今日から新シーズンへ突入しました。。
ヴィオラ転向を計画していたせいか、実は9月の練習の大半はヴィオラ練(汗
もちろん、練習といってもハ音記号に慣れる、そして弓圧を理解するといったところなので、曲には
まともに入れてませんでした。。
それでもラフマニノフにチャレンジせねば、、と無理やり頑張ってみました。
甲斐あって、第二楽章はなんとかゆっくりなテンポではさらえるようになったものの・・
第四楽章は無理です(爆 弾く以前に、テンポがまったくつかめません。。
テンポを落としても1小節も弾けません、、これホントです(-_-;)
<3:30くらいからが第四楽章です、、そして演奏はもちろん文フィルではありません(笑)>

暫くメトロノーム片手に譜読みをする日々が続きそうな予感。。更にはヴィオラ初心者というおまけ付き・・
はぁ~、、でも逆にこれからが楽しみ、と自分に鞭を打って(自虐
え~~いっ、なんとかなるや、、この気持ち大事です。
オーケストラだって敷居が高いといつまでも悩んでいても進みません。先ずは見学の一歩を!
無理やりな下りですが、まだまだ文フィルでは団員募集中です。。
弦楽器とファゴット、パーカッション、そしてななななんと10/5時点でクラリネットとトランペットも
それぞれ1名の募集枠がありますのでぜひぜひ(^O^)/
⇒http://wiki.livedoor.jp/bpo0714/d/%ca%e7%bd%b8%a5%d1%a1%bc%a5%c8

思い起こせば。。

こんばんは、文フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
既にブログでも書いていますが、今シーズンからヴィオラへの転向を決めました。
思い起こせば昨年2011年9月。。
当時のセカンドヴァイオリンのトップが暫くのお休みの後、退団をすることになってしまいました。
私は2011年8月に正式入団となった訳ですが、経験浅くもセカンドヴァイオリンのトップを
努めることとなりました。。
とはいえ私も文フィルが初めてのオケなので、オケの作法もわからず、パート運営なんて
経験もなく。
でもそんな自分だったので、リズムも取れず弾けない自分を感じて、きっと他の方も同じ気持ち
なんだろうなぁと、四苦八苦している自分の楽譜を公開したり、パート練習を組んでみたり。。
最初に迎えた第8回定期演奏会は、弦楽器の大幅な体制変更や団員の入退団の影響をもろに
受け、正直不本意な結果に終わってしまいました。
でもそこで得た経験を糧に、迎えた第9回定期演奏会。。
プロではないので決していい演奏ではなかったかもしれませんが、弦楽器としては本当に満足が
いく結果に終わりました。
改めて感じたことは、トップだからといって完璧に弾けることではなく、チームプレイなので補え合えば
いいということ。
幸い、2プルには私より弾けるメンバが入りましたし、自分が落ちてもどこかで音がなっているんです。
本当はトップが落ちるなんてありえないと思いますが、文フィルはそれでいいんだと思います。。
本番がメインじゃないですし、パートのメンバが一音でも音を出せるようになればパートとしていい
じゃないでしょうか。それが文フィルの弦楽器なんだなぁと個人的に感じていました。
音は外れてもテンポは崩れない、ここがアンサンブルのスタートではないでしょうか?
まだまだ文フィル進化します!

再び生ガット(-_-;) そして懲りずにEUDOXA。。

こんばんは、文フィルのケンジロー@ヴィオラです。。
第9回定期演奏会が終わって、久しぶりにヴァイオリンケースを開けてみると、またまた弦のほつれが(-_-;)
構わず弾いているとどんどん巻き線が崩れ落ち、A線は生ガット化がすすんできてしまいました。
定期演奏会も終わり、巻き線の緊張もほぐれてしまったのか・・
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ちょうどA線の写真中央部分のところです。。
そして写真では分かりづらいですが、E線も巻き線が伸び始めてきました。
(オイドクサの特長の一つとして、E線もアルミ巻きのものがあるところですね)
7月の合宿後に張り替えたばかりなのに・・(-“-)  5月、7月、そして10月に張り替えとほぼ2~3ヵ月スパン!
ピラストロの巻き線の弱さはもう買い替え促進の陰謀の域にいくくらい、周りでも巻き線の弱さは良く聞くくらい
本当に弱いようです。。
でも懲りずに・・
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やっぱりオイドクサにハマってしまい、代えられないのでした^^;
パッケージにも、「I’m So Happy. I Can’t Stop Playing!」と書いてあるくらい!本当にいいですよ。。
皆さんのお気に入りの弦は何でしょうか?