のだめ、チューバでしたね。最近の私はストーリーよりも表紙の方が楽しみだったりします(笑)。
ネタばれは書きませんが、彼らのようにプロの卵が自分の職業として音楽に望み、悩み、苦しみ、もがく姿勢、私はアマチュアですからリアルには分かりませんが、音楽をやっているものとしてはよくわかります。
ついつい、音楽をやっていると「上手になりたい」と誰かと比較してしまうもんですが、そんなのは自分の心が弱いだけで、音楽でも、仕事でも、人生でも結局敵は「自分」で「自分に勝つことがすべて」なんだと思うんです。
例えば、スポーツ。自分より強い人には勝てないわけで、それでは意味がないと思いますか?私はそうは思いません。大切なのは自分に勝つことです。
例えば、コンクール。自分がいくらいい演奏をしても、自分よりいい演奏をする人がいたら負けちゃいます。でもそこに価値がないと思いますか?私はそうは思いません。結果は別の次元なんです。運もあるし。大切なのは自分に勝つこと。
そして、これは人生のすべてに当てはまるというのが私の考え方なんです。自分に勝つというのは昨日の自分を超えていくこと、自分の特徴を生かすこと。決して人に勝つことではないんです。
今回の17巻。マルレオケが観客に愛されるオケになり、オケの伝統の音を団員が守っていく様が描かれていました。
うちのオケはアマチュアのオケですが、同じように観客に愛されるオケになればいいなと思います。うちの定期を楽しみにしてくれる人が一人でも二人でも増えてほしいなと思います。うちのオケの伝統ができて、うちのオケの音が確立していけばいいなと思います。
About NO Masaharu
元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。