今日は以前から案内していたように姉妹楽団の文京区交響吹奏楽団(文吹)の定期演奏会でした。
文京フィルはこの文吹団長の協力があったから出来上がったようなもので、文吹団長は文京フィルの名誉団員員になっています。
その恩返しというわけではないのですが、今後文吹の演奏会は私たちがお手伝いし、私たちの演奏会は文吹に手伝ってもらうことになります。
演奏会というのは演奏者だけでは絶対に出来ないんですね。今日も私がビデオカメラを回したのを始め、受付に4人、セッティング係で4人、ステージマネージャに1人、司会に1人と合計11人がお手伝いをしました。この他にプロのカメラマンが入って12人がスタッフとして働きました。
文吹の場合午前中から3つのステージの練習をしますので、朝の9時に入り、演奏会終了の「お疲れさま」が21時半でしたから12時間以上の拘束時間でした。スタッフのみなさん本当にお疲れさまでした。
うちの演奏会は同じく四谷区民ホールで来年の5月に行いますが、まず「会場取り」があります。新宿区民の方に委任状を書いてもらい、11月1日に抽選にいってきます。ライバルがいなければよいのですが、いれば抽選ですから「運」が必要になります。
取れたら会場費を前払いします。いまみなさんから頂いている会場費をそれに充てます(あとで参加者から返してもらいますが)。因みに1日借りて12万円くらいです。
本番までにスタッフは文吹にお願いするとして、最低でもティンパニは借りますのでこれが運送料込みで5万円くらいでしょう。プログラムとアンケートの印刷に数万円。譜面隠しに始まって、バミリテープ、受け付けようの小物など細かいものも必要になります。
録画用のビデオカメラは私のを使いますが、テープを買わなくてはなりません。とにかく演奏会をするにはお金がかかります。
以前書きましたが、みなさんは衣装の準備が必要になりますし、男性は蝶ネクタイが必要ですし、「弱音器」なども買わなくてはいけませんね。
どちらにしてもうちの楽団は音楽をするのにお金のかからない楽団を目指しています。贅沢はしませんので必要最低限のお金で出来るようにはしますが、それでもお金はかかります。
因みにうちの演奏会は1次会の打ち上げのあとに、本郷の旅館に移動して、宿泊の打ち上げを行います。1次会はスタッフの分の料金もありますが、これが5000円程度。泊まりも5500円だったはずなので、これくらいはかかりますね。
いまから貯金に励んでおいてくださいね。因みに演奏会参加費用は1万5000円程度を考えています。
すんごい前振りが長くなりましたが、文吹の演奏会は本当に楽しかったですよ。
音楽は音を楽しむと書きますが、演奏者が楽しんでいるのがよく伝わる演奏会でした。
我々も形式は違いますが、我々が楽しんで演奏出来て、観客に喜んでもらえる演奏会にしたいと思っています。
About NO Masaharu
元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。