フライヤー配布開始&演奏会

今日は都内2カ所の演奏会でうちの楽団のフライヤーを配布しました。都合1400枚です。フライヤーには演奏会の告知という意味もあるのですが、楽団員募集のための認知度アップという意味が大きいです。
いくらいい理念を持って楽団を続けていても、それが誰にも知られないのであれば、広がりも先の展開もなくなります。多くの楽団員に来てもらうこと、多くの観客に演奏会に来てもらい、楽団の一部となってもらうことが本当の意味でのクラシック音楽の普及につながるのだと私は思っています。
百聞は一見に如かず。まずは見てもらう、その為にはうちの楽団の存在を知ってもらう、これが何よりも大切なことだと私は考えています。
さて、私はフライヤーの挟み込みのあとで第一生命ホールでアマオケの演奏会を聞いてきました。第一生命ホールにはまだ行った事がなかったので、どんな音響なのか確かめたかったのですが、中低音のクリアないいホールでした。残響が少ないので下手くそなアマオケには厳しそうなのと一部見にくい席があり、かつ700席だとうちの楽団の演奏会としては少しキャパシティが小さいかもしれません。
しかしその一方で演奏は素晴らしいものがありました。特に弦楽器パートの充実振りは、指揮者として本当に羨ましいものがありました。当たり前のことですが音程がいい。うちの楽団のように当たり前に音程が悪いオケをやっていると、とても同じ音楽をやっているとは思えませんでした(号泣)。
うちのオーケストラは多分何年経っても上手にはならないと思います。勿論なるように練習はしますが、常に初心者を受け入れる以上、ある一定のところで壁に当たるでしょうし、そこを追い求めてはいけないのだと私自身分かっているんです。
どちらにしても、うちの楽団はうちの楽団です。こういう音楽が「いいか悪いか」は皆さんに決めていただきますが、まずは「こういう楽団がある」ということを一人でも多くの人に知ってもらいたいなぁ、と思っています。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

当たり前の幸せ

今日は何とヴィオラの見学者がお二人も来てくれて、ヴィオラパート4人2プルトという盛況でした。私はヴィオラだから大切、ヴァイオリンだからどうでもいいなんてことは絶対に考えていなくて、楽団員は全てどのパートの人でも、私の友人であり家族だとさえ思っています。
しかし、そうはいっても実際にヴィオラとコントラバスは絶対的に人数が少ないこともあり、来てくれれば喉から手が出るほどの気分であるのも事実ではあります(正直者)。
とはいえね、私は基本的にこの楽団ゼロから始めたんで、人がいることが当たり前だとは思っていないんですね。どちらかと言えば人がいることが奇跡、練習に30人以上の人が来てくれることが本当にありがたいと思っています。
私は当たり前であることが本当に幸せだと思っています。当たり前であることを当たり前だと思った瞬間にこの楽団は存在意義がなくなっちゃうんだと思っています(私が、ですよ)。
それに私は自信があるんです。うちの楽団はそのうち全てのパートがきちんと埋まります。演奏会もエキストラさんを呼ばなくても出来るようになります(特殊楽器を除いてね)。根拠はないけど私はそう信じています。
継続は力なり、その為にも毎週着実に練習を続けて行こうと思っています。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第75回練習報告 2008年01月26日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
    直接中学校へ来られる方は必ず12時半以降に入校してください。それ以前は絶対に絶対に入らないでください。
12:45 第1音楽室弦練
13:45 ミーティング(ここから遅刻になります)出席のこと
13:30 合奏開始(順番は未定)
    くるみ割り人形
    12月アンコール曲
    モーツアルト 皇帝ティートの慈悲序曲
    ハイドン 交響曲101番
    ベートーヴェン 交響曲3番
    5月アンコール曲
17:30 完全退館
18:00 食事会(短時間でもいいので参加してください)

練習参加者33名(うち食事会参加者14名)

ミーティングの連絡事項
・第3回定期演奏会が08年12月20日(土)ギャラクシティ西新井文化ホールに決まりました。
・合宿の日程が決まりました。08年3月21日(金)から23日(日)まで千葉の岩井で行います。スケジュールこじ開けておいてください。
・毎週水曜日に楽団の通信がメールで行っていない人は速やかに申し出てください。また、正団員で「グルスケ」の連絡が行っていない人も同様に申し出てください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)くるみ割り人形
2)12月アンコール
3)ベートーヴェン 交響曲3番
5)モーツアルト 皇帝ティートの慈悲序曲
6)アンコール曲

楽団への参加は常に自分の意志を持って行ってください。楽団が皆さんのために何かしてくれるわけではないですよ。by音楽監督

ウィーン古典派

5月の演奏会に向かっての練習が続いていますが、5月の演奏会はウィーン古典派と呼ばれるハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンの3人を真っ正面からとらえて行きます。
楽団としての合奏のまとまりや、音色、表現などはあると思うのですが、まずはこの3人の巨匠の作品を「それらしく」演奏すること、というのが求められると思います。
昨年秋くらいから、私の口からも「ハイドンらしく」「モーツアルトらしく」「ベートーヴェンらしく」という単語が頻繁に出て来るようになりましたが、それは一体どういうことなんでしょう?
これを言葉で説明するのは難しいのですが、乱暴に言っちゃえば、音楽ですから言葉でなんか説明できない(爆)んですね。
その中で、如何に楽譜を読み込んで作曲家の意図を汲み取るか、というのが演奏をする上で大きなポイントになると言い換えてもいいでしょう。
因に今日時点ですが、ハイドンはまぁまぁいい仕上がりになってきましたが、モーツアルトとベートーヴェンはまだまだ積み残しがあります。
今日の練習でも言いましたが、個人練習では必ずメトロノームをかけて練習してください。5分でもいや、3分でもいいですから音階練習をしてください。大人の練習ですから効率よく、その為にはメトロノームと音階は最短距離です。
そして、今日の練習で皆さんに提案致しましたが、「大きな音の出る演奏家」になってください。皆さんまだまだまだまだ音が小さいです。音を大きくしたら汚くなるから、と言って出さない人がいますが、それは話しが逆です。
まずは大きな音を出す。そしてそれを段々いい音にしていくんです。いい音の音量を上げて行くのでは時間がかかりすぎます。
アマオケの上手下手の基準は色々ありますが、表現の幅を広げるためにも、まずはデューナーミクをしっかりやりたいんです。とにかく「文京フィルって、どでかい音が出るなぁ」と思われるように練習しましょう。私もそう指導していきます。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第74回練習報告 2008年01月19日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
    直接中学校へ来られる方は必ず12時半以降に入校してください。それ以前は絶対に絶対に入らないでください。
12:45 第1音楽室弦練 第2音楽室管練
13:45 ミーティング(ここから遅刻になります)出席のこと
13:30 合奏開始(順番は未定)
    くるみ割り人形
    サウンド・オブ・ミュージック
    モーツアルト 皇帝ティートの慈悲序曲
    ハイドン 交響曲101番
    ベートーヴェン 交響曲3番
    5月アンコール曲
17:30 完全退館
18:00 食事会(短時間でもいいので参加してください)

練習参加者32名(うち食事会参加者16名)

ミーティングの連絡事項
・第3回定期演奏会が08年12月20日(土)ギャラクシティ西新井文化ホールに決まりました。
・合宿の日程が決まりました。08年3月21日(金)から23日(日)まで千葉の岩井で行います。スケジュールこじ開けておいてください。
・毎週水曜日に楽団の通信がメールで行っていない人は速やかに申し出てください。また、正団員で「グルスケ」の連絡が行っていない人も同様に申し出てください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)くるみ割り人形
2)サウンド・オブ・ミュージック
3)モーツアルト 皇帝ティートの慈悲序曲
4)ハイドン 交響曲101番
5)ベートーヴェン 交響曲3番
6)アンコール曲

メトロノームと音階。この2つはしっかり個人練習でやってください。大きな音の出る演奏者になってくださいね。by音楽監督

新年1回目の練習

08年の練習が今日から始まりました。今年もほぼ毎週50回の練習が待っています(笑)。
今年の目標の第一はアンサンブルの強化です。それぞれがそれぞれで音を出しっぱなしなのではなく、他のパートを聞いて、そこに付けるのか、そちらをリードするのか、どう音を渡して、どう音を貰うのか、そんなことを考えながら合奏しましょう。
その結果、ピッタリ合った時の快感は一度味わうと病みつきになること請け合いです。
さて、昨年末から今年の12月の演奏会に向けて新曲ラッシュですが、初見というのは本当に楽しいものです。特にうちの楽団にとって初めて出会う作曲家の譜面というのは譜面を眺めても、音を出しても楽しいものです。
演奏できないことでストレスを感じる人もいるかもしれませんが、初見がきくようになるには2つのことをやるしかありません。
1つは音階練習です。音階練習はとにかく練習の基礎中の基礎です。音階練習やらない人はいくら年月を重ねても上手にはなりません。これだけははっきり言えます。そして逆に言えば、音階練習をすることが楽器上達の「最高の近道」です。これ以上の近道は他にはありません(楽器の天才でもない限りは)。
そして、もう1つは「初見をいっぱいやる」です。楽譜というのは「読む」ものです。ということは「読み方」というのがあるのです。日本語を読み慣れているかどうかで、文章を読むスピードが違うように、楽譜も結局のところは、慣れているかどうか、がポイントなのです。
初見は演奏できないから、苦手だから、と言って敬遠している人はいつまでたっても初見がききません。初見がきかない人は練習にもの凄く時間がかかります。結果上達に時間がかかり、練習が辛くなります。
悪循環ですね。
毎日メトロノームをかけて音階練習をやる。いやがらずに初見にドンドン挑戦する。これが社会人になって楽器を始めた人間にとって楽器上達の「最短距離」です。断言します。
さて、5月の演奏会に向けてですが、5月の演奏会は全曲古典派の曲です(実は私はベートーヴェンは古典派だとは思っていないのですが)。古典派の曲は曲の解釈以前にまずは楽譜に忠実に演奏することが求められます。
勝手な癖を出したり、自分勝手な解釈をするのは合奏を乱す元です。とにかく「楽譜に忠実に」これが全てです。
今年もしっかり練習して、少しずつ上達していきましょうね。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

BPO第73回練習報告 2008年01月12日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
    直接中学校へ来られる方は必ず12時半以降に入校してください。それ以前は絶対に絶対に入らないでください。
12:45 ミーティング(ここから遅刻になります)出席のこと
13:30 合奏開始(順番は未定)
    くるみ割り人形
    スター・ウォーズ「帝国の逆襲」メドレー
    12月アンコール予定曲
    モーツアルト 皇帝ティートの慈悲序曲
    ハイドン 交響曲101番
    ベートーヴェン 交響曲3番
    5月アンコール曲
17:30 完全退館
18:00 2007年新年会(短時間でもいいので参加してください)

練習参加者33名(うち食事会参加者20名)

ミーティングの連絡事項
・第3回定期演奏会が08年12月20日(土)ギャラクシティ西新井文化ホールに決まりました。
・合宿の日程が決まりました。08年3月21日(金)から23日(日)まで千葉の岩井で行います。スケジュールこじ開けておいてください。
・毎週水曜日に楽団の通信がメールで行っていない人は速やかに申し出てください。また、正団員で「グルスケ」の連絡が行っていない人も同様に申し出てください。
・正団員になる方は面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)くるみ割り人形
2)スター・ウォーズ「帝国の逆襲」メドレー
3)モーツアルト 皇帝ティートの慈悲序曲
4)ハイドン 交響曲101番
5)ベートーヴェン 交響曲3番
6)アンコール曲

今年一年健康で最後まで楽しく合奏できるように願っております。by音楽監督

08年展望

昨年の今頃「演奏会は満席にする!」と宣言していた私に対して、楽団員はかなり懐疑的な目を向けていました。まぁ、私だって確信があったわけではないのですが、結果450席のキャパシティに対してロビーの補助椅子を含め入場してもらったお客さんが480人。実際は入場制限してお帰りいただいた方もいたそうです。
どんなに途方もない夢だと思っても、見なければ現実にはなりません。
私はオーケストラを作るという夢を見て、満席にするという夢を見てきました。この先楽団の発展と、100年続くこと、ホールを作ることなど、まだまだ途方もない夢を見ています。
これは必ず実現します。
さて、今年は5月31日のタワーホール船堀の750席、12月20日のギャラクシティ西新井文化ホールの900席を必ずいっぱいにしてみせます。その為の努力はしなくてはなりませんが、私は「その目標に向かって努力」します。
仮に達成できなくたってそれはたいした問題じゃないんです。大切なのはしっかりした目標を立てて、それに向かって最大限努力する、ということなんです。結果は結果でしかないんですね。
さて、楽団員のリクルートも大切な要素です。現状足りないのは
ファーストヴァイオリン4人
セカンドヴァイオリン1人
ヴィオラ8人
チェロ5人
コントラバス8人の弦楽器26人
ファゴット2人
ホルン1人
トランペット1人
打楽器1人の管打楽器5人です。
今年は昨年のように一挙に人が増えることはないと思いますが、最低5人、出来れば10人の正団員は獲得して、出来ればエキストラを呼ばずに演奏会を開けるようにしたいと思っています。
また、練習としてはパート練習や分奏を強化して、アンサンブルを強化したいと思っています。ただ単に音を出して合わせるだけでなく、しっかり縦横を合わせてオーケストラが1つの楽器になるように、もっと豊かな音色が出るように練習をしていこうと思っています。
08年の文京フィルハーモニック管弦楽団は定着→着実→実績の好循環スパイラルを実現したいと思っています。今年も仲良く1年間頑張って行きましょう。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。