のだめ17巻

のだめ、チューバでしたね。最近の私はストーリーよりも表紙の方が楽しみだったりします(笑)。
ネタばれは書きませんが、彼らのようにプロの卵が自分の職業として音楽に望み、悩み、苦しみ、もがく姿勢、私はアマチュアですからリアルには分かりませんが、音楽をやっているものとしてはよくわかります。
ついつい、音楽をやっていると「上手になりたい」と誰かと比較してしまうもんですが、そんなのは自分の心が弱いだけで、音楽でも、仕事でも、人生でも結局敵は「自分」で「自分に勝つことがすべて」なんだと思うんです。
例えば、スポーツ。自分より強い人には勝てないわけで、それでは意味がないと思いますか?私はそうは思いません。大切なのは自分に勝つことです。
例えば、コンクール。自分がいくらいい演奏をしても、自分よりいい演奏をする人がいたら負けちゃいます。でもそこに価値がないと思いますか?私はそうは思いません。結果は別の次元なんです。運もあるし。大切なのは自分に勝つこと。
そして、これは人生のすべてに当てはまるというのが私の考え方なんです。自分に勝つというのは昨日の自分を超えていくこと、自分の特徴を生かすこと。決して人に勝つことではないんです。
今回の17巻。マルレオケが観客に愛されるオケになり、オケの伝統の音を団員が守っていく様が描かれていました。
うちのオケはアマチュアのオケですが、同じように観客に愛されるオケになればいいなと思います。うちの定期を楽しみにしてくれる人が一人でも二人でも増えてほしいなと思います。うちのオケの伝統ができて、うちのオケの音が確立していけばいいなと思います。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

のだめ

昨晩「のだめカンタービレ」のアニメ版が始まりましたね。
25時からというとんでもない時間で、実写版が月9という破格の待遇だったのに比して、えらく冷遇されていますね。
期待しないで見たせいか思ったよりよかったですが、実写版ほどのインパクトはなかったですね。その分、ドラマでは端折った部分をやっていて、きちんと棲み分けが出来ているな、という感じもしました。
これからキャラクターがドンドンでてきてどんな風に絡んでいくのか、脚本家と演出家の腕の見せ所ですね。
さて、明日から、今年の練習が始まります。あと110日くらいで演奏会です。ということは練習の機会も15回くらいです。集中して練習しましょう。時間は無駄にしないようにしましょう。
あと4ヵ月で技術が飛躍的に向上することはありません。しかし、頭を使って練習することによって出来ることの範囲が増えていくし、自信もついてくると思います。
本番では演奏を楽しむこと!これを第一に考えていきましょう。
一緒に頑張っていきましょうね。

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ハリセン江藤

のだめも随分と佳境に入ってきましたが、このドラマが始まってから本当に監督とキャストと脚本がいいのに感心しています。
私は東京に来て最初の2年松竹の映画館で働いていて映画も結構好きなんですが、私が好きなのはふるーい映画なんです。単なるノスタルジーと言うよりも、最近の映画(全部じゃないですよ)って凄く商業ベースで如何にも仕事で作りました、というのが見え見えなんです。
その点このドラマはまず監督が原作をちゃんと読んでいてそれを映像に置き換えることを楽しんでいるんだろうなぁというのが見て取れます。原作とは別もんですが原作をいい形で実写にしていると思います。
同様に脚本も原作をぎゅっと圧縮してギャグのテンポがものすごくいい。この脚本家は絶対に音楽のセンスもあると思います。
そしてキャストがいい!ミルヒーはどうかと思いますが、今となっては原作を読んでも声は竹中直人さんです(笑)。勿論他のキャストはどれもはまり役だと思いますが、なんと行っても最高なのはハリセン江藤耕造役の豊原功補さんです。
ともすれば単細胞の狂言回しになりがちなこの役がしっかりと物語のキーポイントにまでなってしまっています。勿論脚本がそういう意図なのだと思いますが、豊原さんがこの役を楽しんでいるのがよく分かります。
さて皆さん。何が言いたいか、もうお分かりですよね。
楽しんでやっている事って絶対に伝わるし、絶対に格好いいもんなんです。
私たちの演奏もそうあるべきですよね?

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のだめ効果

のだめの3回目でしたが、このころ本当に面白いですよね。この後漫画は千秋が卒業してヨーロッパ編に移るのですが、私はオケが出来て、まとまって行く過程が面白くて、最初の頃は本当に面白いな、と思います。
でもオーケストラをやっている人や音楽が好きな人以外の人はこのドラマどう見ているんでしょうね?一般の人も音楽って面白い、オーケストラに入りたい、楽器をやってみたい、とかって思うんでしょうかね?
もしね、そういうトレンドが出てきたら、うちのオケっていい受け皿になると思うんです。うちは楽器初心者や、合奏未経験者、昔楽器をやっていたけどブランクがある、という人も練習に来てさえくれれば大歓迎です。
そういう楽団ですが、練習はテレビののだめオケよりも真剣にやっています。現役の音大生もいますし、余所のアマオケでばりばりやっている人もいますし、ズバリテレビののだめオケのメンバーだっているんです。
決して遊びでやっているただの下手くそ楽団ではないんです(エヘン)。
練習を開始して間もなく3ヵ月になります。まだまだ弦楽器が少ないですが、これから雪崩を打って見学者が来ることを私は信じています。
だってうちくらい楽しいオーケストラってそう滅多にあるとは思えませんから。嘘だと思うのでしたら是非見学に来てください。

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のだめ 月9ですって!

livedoor ニュース
テレビの力って相変わらず強くって、テレビドラマでチェロ奏者が主人公だったりすると、チェロのスクールってすぐにいっぱいになっちゃったりするんですって。
月9ですよ。月9!月9という略は良いのか悪いのかでいえば、どうでもいいです(笑)。
さて、このタイミングで「のだめ」やるということは、この秋にまた楽器ブームがやってきます。そんでネットで検索したら「初心者歓迎」でうちの楽団が引っかかって、大量に人が入ってきます(断言)。
ヴァイオリンとチェロは年内に定員いっぱいになります(ホントか?)。菊池君みたいなチェロ奏者ばっかりになっても困りますけどね(号泣)。
とにかくこの秋オーケストラが注目されること間違いなしですよ!!

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のだめカンタービレ!

毎週土曜日はいまのオケの練習。練習が終わったら飲むんです。それが楽しいんです(笑)。
日曜日は来月から文京フィルハーモニック管弦楽団の本拠地になる予定の文京八中で個人練習。二日酔いでもトロンボーンは吹くんです。それが楽しいんです。
話は変わりますが、恐らく殆どの人は「のだめカンタービレ!」という漫画をご存じで、愛読されていることと思います。私もご多分に漏れず2年くらい前に変態バストロンボーン奏者に勧められてから愛読書になっています。
でもね、不満があるんです。
主人公がのだめで彼女がピアニストだから、仕方ないのですが、私はもっとオーケストラの話しを読みたいんです。少女漫画だから、彼女がつまづいたり、トラブったり、千秋さまとくっついたり離れたりしてもいいんですが、私はもっとオーケストラよりの話しが読みたいなぁと思っていたりします。
N響の茂木さんが絡んでいるから、くろきんがパリまでくっついてくるのは理解出来るんですけど、R☆Sオケの連中ってこのまま放っておかれちゃうんでしょうか?
のだめのピアニストとしての成長は嬉しいんですが、もっと千秋さまがオケを前に曲作りをしているところが見たかったりしませんか(私だけ??)。
更にいえば、千秋さまがくせ者揃いのアマオケを振っているなんて話しも面白いと思うんです。
まぁ、本音を言えば、トロンボーン奏者のレギュラーがいないのが不満なんですけどね…(笑)。

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