私家版スコアの覚え方

楽譜の勉強しなくちゃいけないんですけど、私は大学院にも行っていまして、その試験が今度の日曜日に2教科、火曜日に1教科あるんです。それが終わってから楽譜とのにらめっこが始まるんですが、ここ1年指揮法講座に通って「指揮者は楽譜を見ながら指揮は出来ない」→すなわち覚えろ!というのを言われ続けました。
一昨日習ったコバケンに至っては「覚えていなくてもいいから」とまで言い切っていました。確かにアマオケを指導するのに指揮者が楽譜を睨んだままだと、誰が弾けていて誰が弾けないのかとか、どこがまずいのか確認出来ないわけです。
やっぱり最低限指揮者だけは事前の勉強が必須だと言わざるを得ないでしょう。
私はきちんとした音楽教育は受けていないので、スコアの見方も全くの我流です。どうするかというと簡単です。全部のパートを繰り返し読むだけです。元々トロンボーン奏者ですから、長い楽譜を読むのには慣れていないのですが、フルートからオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ファーストヴァイオリン、セカンドヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと上から順番に曲の頭から終わりまでひたすら読むんです。
リズムだけの確認ではなく、必ず「ドレミファソラシド」で読みます。クラリネットやホルン、トランペットの移調楽器は流石に辛いので、記譜通りに読みます。
全パート読み終わったら、後は縦のラインのチェックです。どのパートに出の合図をするのか、どのパートとどのパートで和音を構成しているのか、何声で構成されているのか、チェックをして印を書いていきます。
次に全体を横に流してみます。ここでダイナミクスのチェックをして、後はひたすら楽譜を睨みます。岩城宏之さんが言っていましたが、私のような駆け出しの指揮者でもスコアを目で覚えることは可能なんです。
いまでも私はシューベルトの未完成と、ショスタコーヴィッチの5番なら殆どスコアで覚えています。
因みにコバケンは暗譜する時に、頭の中で後ろのページからめくって確認する。といっていました。凄いです!!
橋本先生はフレーズごとに縦に線を引いて覚えるとおっしゃっていました。
色んな覚え方があると思いますが、とにかく私にとって指揮をする、ということはスコアを覚えるということにイコールだということです。最大限の努力をします。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

“私家版スコアの覚え方” への4件の返信

  1. PASS:
    ほんとうに 指揮者さんたいへんなんですね
    私は 暗譜苦手です 1日たつと忘れてしまいます
    もともと 人をリードする能力なんてないので 指揮者になろうとは考えたこともありません でも それ以前に 無資格者かもです
    でも 今暗譜をやっています
    オケでやっている曲の一部 ほんの25小節ほどです 指揮者は 第1バイオリンだけがだいじだから 他のパートはそれに合わせてくださいと言います
    でも 第1バイオリンの音型が 私の位置ではよく聴き取れないのです そう言ったら それでもそうしてくださいと言われました
    仕方がないから 自分のパート譜の余白に 第1バイオリンのパートを記入し 2つのパートの絡み合いをよく覚えようとしているのです
    音符は ト音記号・ハ音記号・ヘ音記号・移調楽器で位置が異なり 指揮者様はほんとうに大変な作業をしているのですね

  2. PASS:
    実はスコアを読むというのはどの演奏者にとっても必要最低限のことだと私は考えています。ファーストヴァイオリンが聞こえないのは、スコアを読んでいないからでしょう。スコアを読んですべてのパートを覚えろとはいいませんが、少なくとも自分のパートに絡むところがどこなのかは「把握」しておいた方がいいプレイヤーになれると思います。

  3. PASS:
    よくわかりました そのように努めます
    高校生のころ 初めてクラシック音楽に接して 第2放送で聴いた名曲を 学友のまねして 出始めていた全音のスコアを眺めたものです
    まだ 白黒テレビも FM放送も LPレコードもなかった頃の話です
    でもその後は 音楽は耳で楽しむ!とばかり 譜面を追うことはしませんでした
    合奏を始めてからも 専ら耳を研ぎ澄ませて 自分の楽器を全体に合わせることに徹していました これでうまく行かなかったのは 今回初めてのように思います
    高度に複雑な音楽には 相応の努力が必要とのことですね

  4. PASS:
    2点ほど、今後の合奏での大切なポイントをお伝えしておきます。
    一つは、合奏は耳で聞いていては絶対にダメです。音が伝わる早さは光が伝わる早さよりも遅いです。
    指揮が音を出さない以上、音を頼って演奏していては絶対に「遅れ」ます。耳も勿論使いますが、合奏は目を使ってください。
    二つ目は相応の努力ではなく、先入観を捨ててください。うちのオーケストラでは、「他のオケではこうしている」というのは御法度です(笑)。
    自分たちで考えて自分たちで納得した方法論で練習していきましょう。

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