副指揮者

色々準備をしていますが、楽譜が揃いつつあるので来年の演奏会の準備も着々です。3月の合宿の出欠についてもそろそろ確認のメールを送ります。演奏会が近づいて来ると段々楽団から重要なメールが多くなります。
必ず確認する事を忘れないでくださいね。うちの楽団は楽団運営を省力化するためにメールを使っています。メールの返信の再確認をするのでは作業が増えてしまいますから協力お願いしますね。
さて、先日ご連絡したように本日より副指揮者候補に練習を見てもらいました。
副指揮者へは1年後の評議会の投票で決まります。アマチュアオーケストラでは毎週前に立つ指揮者の存在が非常に重要だと考えています。うちの楽団は指揮者が音楽性を楽団員に押し付けるのではなく、楽団員の音楽性を引き出し一緒に音楽をつくって行く事を指揮者の役割と位置づけています。
一緒に作って行くとはいえ、指揮者は判断し決断し、演奏をリードします。その人の人間性であったり、音楽性であったり、合奏力などが楽団員より優れていないと、楽団員としては練習に来る意味が曖昧になってしまいます。
その能力があるのかどうか?これから1年間かかって彼をじっくり観察するとともに、彼がそうなれるように、みんなで温かく見守ってやってください。分からない事は聞き、直した方がいいところは指摘して、どうしたらいい合奏が出来るか彼に教えてあげるのが楽団員の役割です。
因にこれは私に関しても同様です。私は絶対君主でも神でもありません。むしろ足りないところの多い男です。特に欠点というのは指摘してもらわないと自分ではなかなか分からないものです。
例えば、私は演奏会に友人が来てくれたら、オケ関係者なら「直した方がいいところない?」と必ず聞く事にしています。指揮者の友人でもそれ以外でも同様です。上辺だけのおべんちゃらは言われても何の勉強にもならないので、出来るだけ厳しいことを言ってもらう事にしています。
私にしろ、副指揮者にしろ、アマチュアです。本人たちのためにも思う事があればドンドン言ってあげましょう。
さぁ、年内の練習もあと2回。演奏会まであと半年、あと半年って遠い未来の気がするかもしれませんが、練習回数で言えば約25回くらいな訳です。その回数が多いか、少ないかは、皆さんがよく分かっていますよね(笑)。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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