3日間の合宿が終了しました。
まぁ、合宿をしたからと言って急に演奏技術が高まったりはしないんですが、一番重要なのは楽団員と話しをして時間を共有することなんだと思っています。
うちの楽団のように下手くそなオーケストラだと「気持ち」の部分て大きいと思うんですよね。その意味では練習に来て、演奏だけして帰る、というよりも毎週練習あとにふく膳で色んなパートの人と色んな話しをするというのが楽団の雰囲気作りの上でも大切だと私は信じています。
その意味では、合宿というのは寝起きを共にしてそれこそ24時間ずっと一緒に行動するわけです。いつもはなかなか話しが出来ない人とも、話しが出来ますし、食事の時に率先して配膳をしてくれたり、片付けを一生懸命やってくれたりとかいう用な、普段は見えない「人となり」が分かるような気もします。
まぁ、逆に食事の時や反省会(と言う名の宴会)の時に、全然手伝わなかったり、気がつかなかったり、時間にルーズだったり、団体行動が出来ない人がいたりもするのかもしれませんが、幸いにうちの楽団はそういう人は入団できない(本当か?)ので本当に合宿をやっても楽しいです。
さて、肝心の演奏の方ですが、昨年の合宿よりも演奏がまとまっていますし、技術的に進化しているなぁと本当に感心しました。皆さんが熱心に練習していることはやっぱり無駄にはなっていないと私は太鼓判を押したいと思います。
普通のオケでは当たり前のことですが、うちは首席コンサートマスターがなかなか練習に来られないので、昨秋からコンサートマスタ-2人体制に切り替えたのですが、コンサートマスターがいることでぐっと演奏が良くなっていると感じています。
演奏会まであと2ヶ月あります。やることはいっぱいありますが、焦らずに着実に一つずつ潰してきましょう。
大きくポイントは3つあります。
1)最後まで集中力を切らさないよう体力をつける。
2)全体の流れをしっかり頭に入れてペース配分する。
3)丁寧に演奏する。
本当にいい楽団員に恵まれたと思っています。人間的に尊敬できる愛すべき人たちのいるオーケストラだと私は胸を張って言えます(音程はひどいですけどね(失笑))。みんなで最後までやり切りましょうね。
About NO Masaharu
元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。