オーケストラがやって来た!

指揮者のひともぢです。寒い日が続きますが、確実に春は近づいていますねえ。

今年の合宿で、楽員が「オーケストラがやって来た」のDVDを持って来てくれて、みんなで見ました。若い人は知らないと思いますが、「題名のない音楽会」のような番テレビ番組で、1972年から1983年までTBSで放送されていました。

題名のない音楽会が1963年から今まで続いているのに比べて、僅か10年しかやっていなかった番組ですが、番組のオープニングでシュトラウスの常動曲に合わせて「オーケーストラーがーやっーてーきたー」と歌うのを小学生だった私も覚えています。

企画と司会は山本直純さんで、岩城宏之さんの本によると、芸大で、指揮科に転向した時に逆立ちしてもかなわないトンデモナイ天才がいて、その人が山本直純さんだったと語っている。因みに小沢征爾さんも同じ頃芸大に在籍していたそう。

山本直純さんは、作曲家指揮者で、有名なのは映画『男はつらいよ」のテーマソングや、日本船舶振興会のCMソング「火の用心の歌」がありますが、私は小学校の頃に「ウンパッバ」という合唱曲を歌ったことがあります。

前置きが長くなりましたが、「オーケストラがやって来た」のDVDは、今見ても全く価値の劣ることがない、寧ろ私がやりたいと思っていることを、既に40年前にやられていたのかと、悔しい思いすらします。

オーケストラがやってきた

私は音楽の底辺を広げるためにアマチュアオーケストラを作りました。それは演奏家が増えれば、演奏の機会が増えれば、音楽に興味を持って実践してくれる人が増えるだろうと思ったのです。

また、うちの楽団はお客様を大切にします。音楽愛好家が増えてくれれば、自然に日本の音楽のレベルは上がると考えたのです。

「オーケストラがやって来た」は正に高度なクラシック音楽をレベルを下げることなく、分かりやすくお茶の間に届けた。それが山本直純という鬼才によって成されたという点で、現代の特に若い人に見てもらいたいと強く思いました。

私は人真似が嫌いなタチなのですが、幾つかのアイデアは拝借して、うちの演奏会でもやってみようと思いますし、うちの楽団でないと出来ない演奏会をやっていこうと、決意を新たにしました。

今年5月に第13回定期演奏会ではオールフレンチプログラム。珍しいフランスの作品だけで演奏会をやりますし、第14回定期演奏会では、序曲と前奏曲だけで演奏会をやります。

第15回定期演奏会では、お客様を巻き込んで一緒にステージを作っていこう企画しています。

クラシック音楽の楽しさをみなさんと一緒に体感していくことを目指していますので、是非文京フィルハーモニック管弦楽団の演奏会へお越しください。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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