組織の要諦

こんにちは、ひともぢです。

ずいぶん時間が経ってしまいました。前のエントリを見ると、史上最高の1年にする!なんて宣言していますが、9ヶ月が経ち、ほとんど練習できないばかりか、演奏会は中止になり、楽団創設15周年の記念行事も何一つできない状態が続いています。

ブログもすっかり放っておきになっています。すみません。もともとこのブログは楽団に興味を持った人が、「どういう考えでこの楽団をやっているのか」を知ってもらうために始めたんですが、15年前はブログというメディアがほぼ情報発信の唯一の存在でした。

今では、Twitter、Instagram、Facebook、Youtubeとこの楽団でも様々なメディアを使っています。決してブログは廃れたわけではなく、その役割立ち位置が変わったのだなと思います。

速報性の高いTwitterは毎日更新して、楽団の認知度を高める目的で使っています。若い人に親和性の高いInstagramは画像のインパクトでやはり認知度向上を図っていますが、こちらはあまりうまく使えていません。Facebookは比較的年齢が高く、ちょっと突っ込んだ内容を展開できます。そして今後一番力を入れなくてはいけないと思うYoutubeですが、こちらは、なにしろ練習できないので、素材を集めることができず、更新が滞っています。

一時期は、tiktokも考えたのですが、ユーザー層が私たちの求めるものではないと思い、手を出さずにいますが、今後変わるかもしれません。

さて、ブログですが、もともと私の考えを書いて、後から入ってきた人にも違和感なく参加してもらうことや、演奏会に来てくれた人が納得してくれることを目的として始めました。

というのも、この楽団は普通のアマオケを目指しているわけではないからです。

例えば、うちの演奏会は0歳児から入場できます。音楽を聞きに来ているので、雑音を出すのはご法度です。実際、飴やガムの包み紙をカサカサしないようにとマナー啓発は行なっています。その一方で、赤ちゃんの入場は認めている。これは矛盾するのでしょうか?

私は矛盾しないと思います。聞き分けのある大人が、演奏の前に飴やガムを用意するのは、できて当然です。演奏が始まってから喉が気になってというのは、何にも考えていない証拠です。

しかし、赤ちゃんが泣いたりぐずるのは「仕方のないこと」です。この文章を読んでいるすべての人が、赤ちゃんだったことがあるわけで、当然、誰のいうことも聞かずに泣いたりぐずったりしたわけです。

0歳児を抱えたご両親にも演奏会に来てほしいし、0歳児にこそ本物のオーケストラの音を聞いてもらいたい、これがこの楽団の考えです。

演奏する人にも、通常のオーケストラの「常識」には反したルールがいっぱいあります。過去のエントリを読んでいただければお分かりだと思いますが、相当に風変わりなルールがありますが、それはすなわちこの楽団の理念なんです。

こうした理念をしっかり文章に残すことは、組織を維持反映していく上で大きな意味があると思います。

会社は「お金」で持って社員を縛り付けることが可能です。しかし、趣味の団体、アマチュアオーケストラはそうではありません。そういう人が集まる集団を維持していくには、はっきりとしたルールと、共有できる「考え方」の2つが重要だと考えています。

この楽団を作った時に、一番最初に作ったのは、ホームページとそこに記載する「楽団規約」です。今も、楽員募集のページに規約が載っています。これを読めばこの楽団のルールは大方わかります。もちろん、細かい不文律みたいなものも長い時間の間に作られています。

そして、共有できる「考え方」をお伝えするのには、コミュニケーションを図ることが大切で、それが故にこの楽団は毎回の練習の後に運営委員会という名の、食事会・飲み会を開催しています。

話さないと人間は理解できません。話さないから理解できないんで、嫌いな人や嫌な人と接触を避けると、必ず決別します。

いま、食事会ができる状況ではないので、それに代わるものとして、このブログのエントリの頻度を今後は上げていこうと思います。

このコロナ禍で楽員もずいぶん減ってしまいました。しかし組織は増えることもあれば減ることもあり、曲線を描きながら、進んでいくものです。そのための規約はしっかりしており、あとは今私は何を考え、どう思っているのかをしっかり発信していくことだと思っています。

コロナ禍の収束はまだまだ見えてきませんが、今できることをしっかり続けていこうと思います。

About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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