オーケストラは生き物

ウインナーワルツについての取り組みはやっぱり時間がかかるものです。とはいえ、今日の練習ではトランペットパートが素早い対応を見せてくれました。
後打ちの部隊は、ウィーン風への取り組みついて凄く良く頑張っていると思いますが、ファーストヴァイオリンや木管楽器の人達はこれからですね。でも焦ることはありません。これからじっくり半年かけてやって行きましょう。
それにしても私は指揮者として、楽団の設立者として、一つ決めて楽団を作りました。それは、楽員は人間であって楽器が出来れば誰でもいいというものではない、という当たり前のことです。
ちょっと話は変わりますが、金曜日に私はビジネス研修を受けました。財務諸表を読みながら、仮の会社の4つの部門について事業プランを立てるのです。ある部門は市場も縮小、利益も出ていません。しかし人員は全社の1/4に当たる200人もいるのです。
研修は6チームに分かれて行われたのですが、私のチームは私が頑強にリストラや売却に反対しました。その200人は不採算部門ですから、撤退してリストラするのは簡単。売却することも可能ですが、一度同じ釜の飯を食った仲間です。
私はリストラなんてのは経営者として知恵がないということを公言しているとしか思えないんです。
うちの楽団も同様です。私は基本的には「去る者は追わず」ですが、とはいえ去られて平気なわけではありません。
逆に言えば、私はこのオケはゼロから作りましたから、今いる楽員全員辞めても同じ志でもう一度やるだけの覚悟は常にあります。でも意見が合わないからといって、辞めてもらうようなことはありません。
と、同時に練習に楽員をパート名で呼ぶこともしません。私はその人と音楽をしているのであって、例えばトランペットさんとかフルートさんとかそういう風に呼んだり、扱ったりは絶対にしません。
オーケストラは生き物です。その日に練習に来るメンバーで大きく変わっちゃうんですね。私の願いは一つ。毎回全員が練習に来てくれる楽団です。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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