謝罪でも、まぁ、いいか(笑)

文京フィルハーモニック管弦楽団の5回目の定期演奏会はニューイヤーコンサートという事で、都内屈指の名ホール、日本大学カザルスホールで行われました。
ヨハン・シュトラウスの曲を徹底的にフィーチャーして、有名どころをずらりと取り揃えた楽しいプログラムでした。
まずは、謝罪から。
当楽団の手際が悪くて、多くのお客様に不愉快な思いをさせてしまいました。前回の演奏会も、その前の演奏会も300人台の入場者でしたので、500席あるカザルスホールが満員になる事は想定外でした。
ホールのご好意でロビーなどで見られた方には本当にご迷惑をおかけしました。また、せっかくお越し頂いたのに、満員で入場できなかった多くのお客さん、重ねてお詫び申し上げます。
これもすべては楽団の代表である、私の至らなさ故です。楽員やスタッフは一生懸命頑張りましたので、どうかこの私に免じて許してやってください。
続きまして、演奏内容についても謝罪させてください。
本当に申し訳ありませんでした。いつにも増してひどい演奏でした。縦が揃わない、音程が悪いなどは毎度の事ですが、指揮者は振り間違うは、楽員は飛び出すは、繰り返し間違うは、こんなにとっちらかった演奏をお聴かせして本当にすまなく思っています。
とはいえね、楽員は楽しんで演奏してくれていたようですし、ご来場いただいたお客様のアンケートを読む限り、うちの楽団の事をご理解しているらしく、激怒しているお客様も思ったほどいなかったようで、おおむね楽しかった、と言っていただけました。
私は予々、うちの楽団は技術を追求する楽団ではない、と言って来ました。勿論技術は大切ですし、それを抜きにして音楽は出来ません。しかし技術よりも何よりも先に、「楽しむ」という事があるべきです。
楽しみの先に技術があるなら、楽しみを通じて技術を追求すべきだし、楽しみがあるから、辛い練習も出来るのだと思っています。
その意味では、こんなにひどい音楽をやったとしても、「楽しければいいじゃん」というのはある意味真理だと思います。私はそれで良かったんだ、と思っています。
尤も、指揮者としては非常に不満の残る演奏会で、来週からの練習ではちょっとは厳しくしないとなぁ、と思ったのは事実。
演奏会も、楽団もすべては私の思う通りにはなりません(指揮者として音楽だけは思う通りにしようと思っていますが)。
やっぱり生ものなんだな、と強く感じました。
そして、最後にもう一度書いておきます。
来ていただいた多くのお客様に本当に感謝いたします。そしてこれに懲りずにまた9月の演奏会に是非足をお運びください。
よろしくお願いいたします。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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