指揮者のひともぢです。
先週の土曜日から月曜日まで三日間河口湖に合宿に行って来ました。
社会人になって知り合った見知らぬ大人同士が40人近くも寝食を共にするというのはなかなかない体験だと思います。
この前発刊された楽団のメールマガジン(さりげない宣伝)にも書きましたが、私は毎週の練習を基本にこの楽団を作って来ましたが、音楽だけではなく、練習終わりの食事会や合宿など、なるべく多く話しが出来ることが楽団の発展には重要だと思っています。
http://melma.com/backnumber_160055/
欠かすことなく、この楽団での12回目の合宿でした。最近は安定して40人以上が参加してくれて、これを楽しみにしてくれている楽員がいるのも嬉しいことです。
うちの楽団は練習して、食事して、酒飲んで、風呂入って、寝て、以外のことはしません。ある意味ストイックです。河口湖畔で夜に花火をやったりはしません(不思議とそういうことを言い出す楽員がいない)。
その代わり最近では二日目の夕方にアンサンブル発表会をやるのが恒例になっています。私も今となっては唯一トロンボーンを吹く貴重な機会になっています。
発表会はクラシックだけではなく、ポップスのアレンジ、アニソンのアレンジなど、聴いてて楽しいものばかり。編成も、逆にまともな編成が少なくて、リコーダー2本にファゴットとか、クラリネット7本にファゴット2本とか、フルートとトロンボーンとか色々あって、今回はプラスチックのピッコロとクラリネットとトランペットとトロンボーンと本物のコントラバスなんて編成もありました。
勿論本番の曲も三日間こってりやりますが、こうした息抜きで楽員同士の新たな魅力に気がついたり出来るのも重要だと思います。
初日からグレートを4時間も練習したりして、集中力の他に体力も必要で、私は合宿は正に、総合火力演習だと思っています。
普段話さない人と一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、そういう時間を通して、楽員の間の親密度が高まりそれがうちの楽団はのサウンドの基本になっているような気がします。
三日間、掃除や洗濯を気にせず、音楽に集中出来るのも社会人にはありがたいことだと思います。
個人的にはこんなに楽しい合宿に楽員全員来て欲しいのですが、そのうち参加率9割なんて時が来るような気がしています。
あと一つだけ。年々体力の衰えを感じます。私はよほど体調が悪いか飲み過ぎない限り最後まで起きているのですが、今回は二日目朝4時で先に休ませてもらいました。
来年からは合宿に向けて走り込みでもしようかな?なんて思っています。
About NO Masaharu
元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。
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