101回目のプロポーズ

101回目のプロポーズではなくて、101回目の練習でした(笑)。
文林中学校の第2音楽室はエアコンがないので、扇風機を3つかけて汗だくになりながら練習をしています。うちの楽団は「大人の部活」を標榜しているのですが、この暑さの中、一生懸命セクション練習に励んでいる楽団員を見ると本当に中学校や高校の部活のような感じさえしてきます。
うちの楽団員は本当に練習熱心です。この暑さの中文句一ついわずに2時間も部屋にこもってくれるのですから、指揮者冥利に尽きるというものです。
さて、とはいいながらも、先週までの「唄うこと」を求められた映画音楽やバレエ音楽とは違い、今日はメンデルスゾーンのフィンガルの洞窟と、ハイドンの45番というクラシックらしい曲の練習になりました。
久しぶりのせいなのかどうか分かりませんが、リズムが甘いのにびっくりしました。楽譜を読んでいないのではないだろうか?と驚くほどでしたが、見れば楽団員のほとんどは楽譜に齧りついている様子、ほっとしましたが(苦笑)、これはどうしたことなんでしょう。
うちの楽団は色々な音楽的レベルの人が混在しています。きちんと楽譜が読める(演奏できる程度には)人もいますが、大人になってから始めて楽器を始めたような人はなかなか「楽譜通りに」さえも演奏できないようです。
因にこの私、大人になってから楽器を始めた典型ですが、ある程度楽譜が読めるようになったのは指揮者になってからです。否応なく楽譜漬けの毎日を送ったからなんですね。
楽団員の皆さんにも楽譜を読んで、読んで、読んで、読み抜いてほしいなぁと思うのですが難しいお願いでしょうか?
いい練習が出来るようにちょっと考えてみますね。

アバター画像

About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

コメントを残す