ワルツをなめるな!

こ、このブログどこかで話題になっています(汗)??最近100人を超える方のアクセスをいただいて、うっかりした事を書けないと緊張しております(恐縮)。
さて、今日の練習では特に指摘をするような事はなかったんですが、全体的に練習不足なのかな?と感じました。
とはいえね、もしかしたら、いや、あり得ない事ではないな、と思っている事が一つだけあるんです。
私はアマオケをかれこれ7年くらいやっていて、そのほとんどを指揮者として過ごしてきました。すごく感じる事があって、それは「好きな曲ばかり練習する」という事なんです。
この、好きな曲というのは、大抵「メイン曲」という事になるんですが、全曲乗り番だとどうしてもメインの曲に比重が置かれるのは理解できるんですが、それ以上にやっぱりやりがいのあるメインの大曲ばかりを練習して、中プロ、前プロについてはあまり練習時間が取れない(取らない)。
今度のニューイヤーコンサートは、まぁ最終曲まで行っても、それほどメイン曲という感じが無いです。それぞれの曲が短く、また多彩で、それぞれにストーリーや意味があるんで、どの曲も等しく重要なんですが、どうも、短い曲だと練習に力が入っていないんではないか?と思える節があるんです。
ちょっと話は変わりますが、私は以前のオケで、指揮者が2人とか3人という経験をした事があります。もちろんそれでもメインの曲に力が入るのは当たり前なんですが、指揮者が複数いると、その指揮者を「好き」なのと「嫌い」なのでは、それもやっぱり力の入れ方が違うんですね(オケの側で)。
まぁ、そんな話はどうでもいいんですが、今回はベートーヴェンでもなければ、シューベルトでもないですが、どの曲も音楽的にすごく重要な曲で、単純な繰り返しに見えますが、ドイツ圏の音楽の神髄を知るいい機会です。
ワルツやポルカをなめずに、真剣に取り組んでみてください。その根底に流れるドイツの風を感じる事が出来たら、ベートーヴェンやブラームスの演奏も全然違って感じる事請け合いですよ。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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