祝!8周年

指揮者のひともぢです。毎年書いているかと思ったら、この日には意外にブログを書いていませんでした。

今日は楽団の創立記念日です。そんなもの決めて何の意味があるのかと思われる方もいると思いますが、私は楽団の名前を決める時に画数を調べた男なので、創立記念日を決めてお祝いすることにも意味があると思っています。

さて、8周年。早いようで短いようで、やってる本人にとってはその時々で全力を尽くしていたので、本当にあっという間でしたが、かと言って8年前は遠い昔のような気がするのもまた事実です。

メールマガジンに今思っていることは全部書いたので、ここで重ねて書くこともないと思っています。

もう8周年ですが、100年続くオーケストラのほんの最初の8年なんです。あと92年経った時に私が理想とした楽団になっているかどうかが問われる思うんです。

今から92年前と言えば、大正11年です。その頃、人類が月に行き、コンピュータが出来て、こんな世の中になっていると分かっていた人がいたでしょうか?

私にも92年後がどんな世の中かはわかりません。でもその頃まで残る楽団を作ると強い決意で決めました。

目先のことだけを考えず、かと言って浮世離れした理想主義でもなく。こんな楽団だったら楽しいだろうなと思うことを実現するためにこれからも頑張って行こうと思います。

私の想像力は既成概念を吹き飛ばすことに特化して発揮しようと思っています。が、しかし。私も思い込みがあったり、錯覚があるので、信頼できる仲間が必要なのです。

同志と言ってもいいかもしれません。それは何も楽器を演奏するだけではなく、私たちの演奏会に来てくれる人。このブログを読んでくれる人もそうだと思っています。

まだまだ面白いことをやって行こうと思っています。楽しみにしていてください。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

400回目の練習

指揮者のひともぢです。

昨日の練習は楽団の400回目の練習日でした。うちの楽団は毎回の練習が終わってから、全員で写真撮影をして楽団のホームページにアップしています。練習に参加してくれた人数と、そのあとの公式行事である、食事会への参加人数も記録しています。

一体に私が記録好きだということはあると思うのですが、写真を掲載しているのは、これから見学に行こうかどうしようか迷っている人に少しでも楽団の雰囲気を分かってもらおうと思ってのことです。

また、練習の人数なんかも、どれ位の人間で活動しているのか分かるだろうと思って続けています。

それを400回続けてきました。

私は「継続は力なり」を信条としています。何でもダラダラとやればいいというものではないと思いますが、コツコツと続けて行くことによってしか見えない景色があって、これはマラソンや登山に近い感覚があると思います。

うちの楽団はとにかく練習します。オーケストラの形態で合奏練習を続けて行くことが、目的で、そうすることによって、楽器初心者や合奏未経験者が少しでも良い音楽家になれるように、そんなことを目指しています。

思えば400回前、ネットで集まった40人位の見知らぬ有志で始めたこの楽団が昨日400回も練習が出来ました。毎回練習に来てくれる楽員にも頭が下がりますが、場所を貸してくれている、文林中学校、千駄木小学校には本当に感謝しております。

我々の楽団は、自分たちが音楽をやって楽しければ良いという楽団ではありません。私たち自身は楽器は下手ですが、音楽文化の向上に資するために、楽器演奏の裾野を広げることを目指しています。

下手くそでも、やる人が増えれば、自然にピラミッドが大きく高くなります。下手くそは騒音だから、音を出すなという風潮では日本の音楽文化は衰退して行くでしょう。

また、100年続く楽団を目指しています。我々の後に若い人たちが未来のアマオケを担ってくれることを願っています。

いま毎週千駄木小学校のジュニアオーケストラに指導に行っています。きちんとした先生ではありませんが、楽員が、楽器の先輩として、一緒に練習しています。

こういう活動を通して、未来に我々の思いを伝えて行こうと思っています。

400回。タモリさんの番組にも、徹子さんの番組にもまたまだかないませんが、いつか抜く日をこのブログで報告したいと思います。

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4月1日

こんばんは。
ラッパのタキエイトです。
久しぶりなので今日は面白い記事です。
今日は報告があります。
実は私達の文京フィル設立100年になりました。
またそれを記念して演奏会用ホールの設立が決まりました!
また、団員は100人を超え、文京フィルの
B(ぶんきょう)チーム
P(ふぃるはーもにっく)チーム
O(おっちゃん)チーム
に分けて練習することが決まりました。
わーわーぱちぱち・・・
はい、
みなさんお気づきですね。
今日は例のエイプリルな日です。
何故この事を書いたかと言うと、、、
ウソをついて騙したいではなく、いつか実現する内容をリハーサルとして書いてやろうと言うことです。
そう、全て、音楽監督が実行可能の希望としていつも話をしている内容です。
僕も、いつかは面白い話を書いてみたいです。
文京フィルでは、団員それぞれが、何を夢見ても馬鹿にされないと言う
自信があります。
世界一周公演とかも考えても良いのです。
ただこの団の重要視をするのは、自分だけが楽しければよいのではなく、
皆で共有できる、さらに、実現するために何をするかを皆で考える。
なんてことじゃないかなって感じています。
だから、身近の内容では、自分の好きなあの曲をオーケストラでやってみたい!
なんてことも、みんなで一緒に考えて実現できる団体だと思います。
まだまだ、団員募集中なので是非、みんなで、文京フィルを成長させていければと思います。
あいうぉんちゅー、、です。
次のブログの更新は今週中に書きます。
内容は、勝手に楽器を語るシリーズであの楽器を書いてやります!
あぁ書いちゃった…
でも今日は・・・?
最後になりますがランキングにご協力お願いします。

打楽器小咄~シンバル~

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森の向こう、湖のほとりに、ひとつの人影があった。
それは、ひどく落ち込んだ表情を浮かべ、何かを必死に探す、すだめの姿だった。
どうして、こんなことになったのだろう?
なぜ、あの時、手を離したんだ!
──すだめは、自分の行いをただ悔いていた。
しかし、欲深いすだめは、まだまだ探し続けた。
草むらの陰、木の後ろ…向かいのホーム、路地裏の窓。
そんなところにあるはずもないのに。
気が付くと、すだめは、すっかり泥だらけになり、心までもが薄汚れているようだった。すだめは、ヤケクソになり、手近にあった小石を湖へと投げ込んだ。
すると、湖から女神エルメスが現れた。
「あなたが落としたのは、この金の小石ですか、それとも…あら、あなたはいつぞやのすだれではありませんか。」
のんきな様子のエルメスに、すだめは苛立った。
「おまえだ…おまえのせいだ!おまえがいけないんだ!」
「まだあなたは分かっていないのですか。仕方ありませんね。では、すだれには、これをあげましょう。」
哀しい顔をするでもなく、エルメスはそう言い残すと、スーッと湖の深くへと消えていった。
すだめが貰ったものは、古びて色はくすみ、カビまで生やした丸い二つの円盤──シンバルだった。
まるで、今の薄汚れたすだめにはお似合いである、と言わんばかりに思えた。
「こんな汚くて重いものなんか要るか!」
すだめは、再び不満を口にした。
しかし、気が治まるはずもなく、それを片手に、すだめは湖を後にした。
あれから、どれほどの月日が経っただろうか。
すだめは、しばらく忘れていたはずのシンバルを、あの湖での出来事を、記憶の奥から探り当てるように、引っ張り出してきていた。
そして、試しに叩いてみた。
シャーン!
空に突き抜けるような澄んだ音が、辺り一面に広がった。
その綺麗な音は、すだめの心に驚きと爽快感を与えた。
すっかり魅了されたすだめは、再びシンバルを叩いた。しかし、幾度と叩かぬ内に、それまで、お札よりも重いものを持ったことのなかったすだめの腕が、悲鳴をあげ始めた。ついに、シンバルの重さに耐えられなくなり、すだめの手には、マメまで出来ていた。
もっと叩きたい。
あの爽快感を味わいたい。
──すだめは悔しくなった。
あの湖での出来事以来、未だ薄汚れたままだったシンバル同様、すだめの欲深さも、相変わらずだった。いよいよ執着心に火のついたすだめは、己とシンバルを磨く日々を繰り返した。
やがて、丁寧に手入れされたシンバルは輝きを取り戻し、筋トレが功を奏したすだめは、長い時間シンバルを持つことができるようになった。
そうするとすだめは、今度は曲の勉強に余念がなくなった。チャイコフスキーサン=サーンスシベリウスといった、偉大な作曲家たちが、いかに効果的なシンバルの使い方をしているかを学んだ。
また、叩き方を変えることによって、様々な音色を出せることにも気が付いた。下から持ち上げるように叩いたり、強く叩いてすぐ音を止めたり、こするように叩いたり、ラジバンダリー。そうすることでシンバルは、すだめの要求に応えるように、多彩な音色を見せるようになっていった。
以来、すだめは、シンバルが得意になった。もっと上手くなりたい──変わることのない、すだめの欲が成せる技だった。昔は、自分のこの欲のせいで、大切なものを失った。そう気が付いた時、すだめは短所が長所にもなり得ることを知った。もしかしたら、せっかくの美点を、欠点へ育て上げていたのは、自分だったのかもしれない。その性格を伸ばすも殺すも、それはやはり自分次第なのだ。
すだめは、再びあの湖を訪れていた。その姿に、昔の面影は見当たらなかった。
すだめは、清々しい表情で大きく一息吸い込むと、湖面に向かって叫んだ。
「女神さまー!あの時はごめんなさい!ありがとうー!」
女神エルメスは現れなかったが、それに応えるかのように、太陽に照らされた水面はキラキラと金色に輝いていた。

※この物語はフィクションです。

wrote by すだめ&Gerberatte
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About

すだめ、と申します。 だがっき、打楽器、パーカッションパートです。 メランコリーな雰囲気の曲や絵が好きです。 ディズニーとハリポタオタク。 すきな果物は梨とブルーベリーです。

オーケストラの練習?

こんばんは。
らっぱのたきえいとです。
いきなりですがあたくしスポーツ観戦が趣味です。
ソチオリンピックも終わって若干燃え尽き症候群みたいになっています。
まぁでもそろそろ野球のオープン戦が始まるので、
またまた楽しみが出てきそうです。
でも野球選手もこの時期は大変ですよね。
3月の末に始まる本番に向けて、
12月から自主練習をはじめて、
体作り、技術の向上、実践感覚を取り戻す。
さらにこれからの時期は実践練習をこなして
本番に向けて調子を上げていく。
それを毎年のオフのルーティンで行う。
しみじみすごいことだと思います。
さて、なんでいきなりこんな話をしたかと申しますと。
今回はこのオーケストラの練習について書いていこうかなって思っています。
まず私たちの次回の本番は9月で約半年後です。
その本番に向けて、プログラムの3曲の練習を続けていきます。
ぱっと考えると恐ろしいことですよね。
半年間同じ曲を練習していく…ドMかって感じがしますよね…
音楽の作り方にも色々あるとは思うのですが、
私たちのオーケストラでは上に書いた野球選手がやっていることと同じで、
いくつかの段階をふんで本番に向けて練習していきます。
まずは、現在やっていることは、曲になれる、譜面になれるという練習です。
これは体力づくりみたいなものですかね。
次は、テンポを落として細かくフレーズの吹き方をあわせていく。
これは技術の向上みたいな感じですかね。
最後はテンポを上げて全体の曲のイメージを作り上げていく。
これが実践感覚の向上ってとこでしょうか。
本当にざっくりと書いているのでもっともっと細かくは色々あると思います。
野球に関しても、オーケストラに関しても…
最後に、、、
間違いなく今の練習は体力づくり的な練習です。
現在、団員の募集をばっちりしっかり必死にやっております。
(詳しくはホームページを見てね)
見学に行こうか迷っている方!
一緒に音楽を作っていければ良いなって思っています。
うーん上手くまとまらん。
退散します!       おわり!

打楽器小咄~トライアングル~

『金のトライアングル』
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むかしむかしあるアマオケに「すよい」と「すだめ」という打楽器奏者がおりました。
2人はそれぞれ、古ぼけて錆びついたトライアングルを持っていました。
ある日、「すよい」は湖のほとりでトライアングルを叩いていました。
ところが、手を滑らせてうっかり湖へ落としてしまいました。
「すよい」は大切なトライアングルを落としてしまい、シクシク泣きました。
すると湖の中から、「エルメス」というセレブな神様が現れて、ぴかぴかに光る金のトライアングルを見せました。
「お前が落としたのは、この金のトライアングルか?」
「違います。私が落としたのはそんなに立派なトライアングルではありません。」
すると神様は、次に銀のトライアングルを見せました。
「では、このトライアングルか?」
「いいえ、違います。」
神様が3番目に見せたのは、古ぼけたトライアングルです。
「そうです、そのトライアングルです。これで練習ができます。拾ってくださってありがとうございます。」
「そうか、お前は正直な打楽器奏者だな。」
神様は感心して、金のトライアングルと銀のトライアングルも「すよい」にくれました。
おまけに、純粋で素直な「すよい」は澄み切った美しい音が出せるようになりました。
喜んだ「すよい」は、湖でのことを「すだめ」に話しました。
美しいトライアングルと音色に「すだめ」は羨ましくなり、自分も金のトライアングルが欲しくなりました。
さっそく古ぼけたトライアングルを湖に持っていき、わざと湖に落としてシクシクと嘘泣きをしました。
すると神様が現れて、ぴかぴか光る金のトライアングルを見せました。
「お前が落としたのは、この金のトライアングルか?
「そうです、それです。金のトライアングルです。その金のトライアングルを落としてしまったんです。」
とたんに、神様は怒り始めました。
「この嘘つきの欲張り者め!!」
怒った神様は金のトライアングルも古ぼけたトライアングルも拾ってくれず、そのまま湖に戻ってしまいました。
嘘つきで欲張りな「すだめ」はトライアングルを失ったばかりか、その後どのトライアングルを叩いても濁った汚い音しか出せなくなってしまいましたとさ。

おしまい。

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2014年の文京フィル

みなさん、明けましておめでとうございます。
今年、設立9年目を迎える文京フィルハーモニックオーケストラは楽員もあと少しで100人になり、定員を満たすことになりそうです。しかし、この楽団は定員を満たすことを目的にした楽団ではなく、毎回の練習で必要な人数が揃い、それぞれアンサンブルを重ねることで、上達を目指す楽団です。
実は仕事などの都合で毎回来られない楽員もいますので、定員はどのパートも多めに設定しています。今年は昨年から続けている、練習内容の向上に加えて、練習参加率による密度の濃さを追求して行きます。
練習に来られない人を排除はしませんが、練習に来る人間を優遇します。昨年の2回の演奏会はエキストラを呼ばずに開催することが出来ました。今後、練習の出席率を重視することをして行きます。
さて、練習参加率の他に今年のテーマは「指揮を見る」にしようと思っています。
私を見て欲しいのではありません。どんな指揮者が来ても、その指揮者に合わせて、アンサンブル出来るように、を目指します。
また、楽団の運営に関して、全員参加を目指します。人数が100人に近くなってくると、どうしても楽団の理念の浸透が薄くなって、ただ参加している。という人が増えてきます。
オーケストラは大人数ですが、どうでもいい人は一人もいません。作曲家の書く譜面にどうでも良い音が一音もないのと同じく、オーケストラのメンバーも一人として、どうでも良い人というのはいません。
全ての人に役割があり、全ての人にやりがいがあり、全ての人が主役なのがオーケストラです。
楽団のことは楽員が全員でやりましょう。
さて、今年の9月の演奏会は会場を満員のお客さんで埋めたいと思います。
これほど下手くそな楽団が何故9年も続いているかは、是非演奏会に来て、ご自分の目で、耳でその理由を探って見てください。百聞は一見に如かずです。
今年一年、先ずは楽員の健康、楽員の御家族の健康を祈念いたします。そしてこの下手くそだけど一生懸命頑張る楽団を応援してくださる皆様と、演奏会場でお会いできることを、楽員一同心から楽しみにしております。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

2013年総まとめ

指揮者のひともぢです。
2006年に設立した文京フィルハーモニック管弦楽団も、丸七年、今年は八年目に入りました。
年頭に練習の充実とファン拡大を掲げて一年間活動してきました。
私たちの楽団は演奏会をすることを目的にした楽団ではなく、毎回の練習を継続して行く中で、少しでも上達することを目指しています。
演奏会だけ人数を合わせて、エキストラを呼んでやるのは嫌なのです。今年二回の演奏会を開催しましたが、うちの楽団は今後、特殊楽器以外はエキストラを呼ぶことはないでしょう。
ここまで来るのに7年かかりました。楽団には理念がありますが、理念原理主義の立場は取りません。現実と折り合いをつけて、焦らずに前に進んでいきます。
毎回の練習の充実もまだまだ試行錯誤しています。正解なんてないのです。今年も色んな試みを行いましたが、色んなレベルの楽員が一緒に練習して行くための方法論を模索する一年になりました。
一方、楽団のファン拡大についても頑張ってきました。
第10回定期では、それ以前にアンケートに記載してくれた方に感謝のプレゼントを、また、来場者にもプレゼントを用意しました。物で釣っているわけではありません(笑)。来ていただける方、特にアンケートに記載してくれる方には特別の感謝を伝えたかったからです。
年末の第11回定期では、アンコールに第九の「歓喜の歌」を来場者に歌っていただき、我々と一緒に演奏しました。
それ以外にも、文京区の文林中学校の学芸発表会で演奏し、「ふるさと」を文林中学校吹奏楽部、千駄木小学校ジュニアオーケストラと合奏しました。さらに文京区立誠之小学校で音楽教室を開催しました。
私たちの下手くそな演奏でも、多くの子供達に喜んでもらえました。
私たちの演奏会に来ていただける客層のメインは、割と高齢の方が多いのですが、これからはお年寄りもお子様も揃ってオーケストラを楽しんでもらえるように頭を使って行こうと思います。
明確に意思を持って今年一年活動してきて、私たちは、手応えを感じています。
私が始めたこの楽団は、100人近い楽員が集うオーケストラになり、演奏会には800人近いお客様を集めるまでになりました。私一人では何もできません。
多くの賛同者が集まってこのオーケストラは成り立っているのです。今年大きく飛躍できたのは楽員と、姉妹楽団のスタッフと、我々の演奏会を支えてくれる方、このブログを読んでくれている方など多くの方のお陰です。
ありがとうございました。文京フィルはまだまだ新しいことをします。まだまだ面白いことをします。
ファンを拡大して、「あの楽団は下手だけど面白いね」「演奏会楽しみだね」と言ってもらえるように、前に進んでいきます。
一年間のご愛顧に感謝を申し上げると共に、全ての方の健康と繁栄をお祈り申し上げます。
来年も明るいとしになるといいですね。

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本番2日前

こんばんは。
らっぱのたきえいとです。
本番2日前になりましたね。
あと二日です。
あたくしは、現状不安という名前のモンスターに踏みつぶされそうです。
多分、いつもの感じだと明日には開き直ることになるんでしょうが。。。
さて、前にも紹介しましたが、
文京フィルはメルマガも発行しております。
第一、第三日曜日と紹介しましたが、
実は昨日、クリスマス特大号(嘘です、本当は演奏会直前号)が発行されました。
皆様のクリスマスのロマンティックな雰囲気に少しでも華を添えらるよう
今週土曜日の本番の案内と曲目の聞きどころを書いたものを発刊いたしました。
少し抜粋を・・・
・「インディー・ジョーンズ:クリスタル・スカルの王国」メドレー
 皆さんご存知ですか?向こう(アメリカ)ではインディアナジョーンズって
 いうらしいですよ?まぁ、どうでも良いですが。この曲はレイダースマーチと
 いう有名な曲で皆さんご存知だと思います。今回の編曲では終盤のほうで出て
 きます。聞けば必ずあれかって思います。
 
 この曲の一番の苦労所は中盤の変拍子です。軍隊アリに襲われるシーンらしい
 のですが、私たちは変拍子に襲われております。聞きながら「ンッ」って思っ
 たらそこです。
 
 前半の静かな感じ、中盤の変拍子、後半の勇壮なマーチ…聞き所満載です。
○交響組曲「ハリー・ポッター」
 これも有名な曲です。序盤はミステリオーソという音楽指示が出ているフレー
 ズから始まります。魔法の世界の摩訶不思議な雰囲気がよく出ている曲です。
 聴き所は、映画でも有名なホルンのあのコラールと、中盤の摩訶不思議な
 ヴァイオリンのソロでしょうか。全体的に映画のストーリーに合わせて編曲
 されているので皆様に魔法の世界を少しでもお伝えできるように演奏したいと
 思います。是非、一緒にあの人と戦いましょう!
 エクスペクト・パトローナム!
 余談になりますが、私の額にもハリーと同じく傷がありますが、それはスベリ
 台から落ちた時のものです。
今回は私が書いた記事しか載せられませんが、
五名ものライターがそれぞれ曲を紹介しております。
これを読んでから聞くとまた違った面白さもあるかと思います。
そんなメルマガは
文京フィルメルマガ
↑から登録とバックナンバーの参照が出来るみたいです。
是非是非。
ちなみに本番は無料です。
当日は寒くなるみたいですが、会場は冷暖房を完備しております。
入退場自由です。
メルマガを印刷して持ってきていただくと僕らが喜びます。
では、明後日会場にて。

音楽教室

こんばんは。
らっぱのたきえいとです。
明日は東京では雪が降るらしいですね。
許せません。
みなさん、体には気をつけてください。
特に団員は今週文京区の小学校で音楽教室があるので、
いま風邪はひけないですよ。
楽器を弾くためには風邪はひけないですよ。クックック
さて、
冒頭でも書きましたが、今週の土曜日に文京フィルでは、
小学校での音楽教室に参加いたします。
プログラムは、低学年の児童向けと、高学年の児童向けの2公演です。
実はアタクシ、音楽教室に参加するのは初めてであります。
なんせ、教えられるようなことは何もないから。。。
演奏会では、大変ありがたいことに、私たちの演奏を、
聞きたい、ないしは聞いてもいい、と思っている方に来ていただいて、
自分は精一杯の演奏をして満足してもらう。
それが成功だと思ってやってきました。
今回、音楽教室では、言うなれば教師という立場を期待されている中、
自分にはどんなことができるのか考え、悩んでおりました。
そんな中、先週の練習で音楽監督が言った一言で「ハッ」となりました。
その一言は『楽しそうに演奏してください』です。
そうです、私も含め、この団体はできないことを楽しむ団体です。
下手ですが、上手いオーケストラと同じように「音を楽しむ」ことが出来ていると、
自信を持って言える団体だと思っております。
「音楽教室」=「音を楽しむことを教える場所」だと思い、
肩肘を張らず、無理にかっこよく見せることなく、
いつもどおりに音を楽しんで演奏をすれば良いんじゃないかと思いますた。
そして、小学生の方に対して、音を出すのはこんなにに楽しいことなんだよ、
ってすこしでもわかってもらえれば成功だと思い楽しんでまいります。
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