アマチュアとはいえオーケストラ

いま、ヴァイオリンやチェロやその他の楽器を習いに行っていて、「いつかアマチュアオーケストラ」に入りたいな、とお考えのみなさんに質問があります。「オーケストラとは何でしょう?」
深遠なテーマであり様々な答えがあると思います。
それでいいんです。オーケストラというのは私を含めて音楽を愛し、楽器の練習に人生をかけた人たちが集う場ですから、色んな思いや、色んな答えがあっていいと思います。
ただ、一つだけそもそもオーケストラの側から楽団員に求める事が一点だけあります。それは「その人がオーケストラで何が出来るか?」という問いです。
オーケストラは「自己実現の場」ではないんですね。一人一人が憧れを持ってやって来て、それが出来れば良い、という場ではないし、個人の最適が集まって全体の最適が実現される、というものもないです。
言葉は悪いですが、オーケストラの楽団員は一人一人が高性能なパーツです。そのパーツがオーケストラの中で「何が出来るか?」だけが求められるのがオーケストラです。
勿論オーケストラで何も出来ない人は入る事は出来ません(だからうちの楽団は楽器のない人は入団できないんです)。自分がやりたい事をオーケストラでやりたい、というのは大抵実現しません(現実です)。
オーケストラの中に入って自分の専門性を生かし、やれる事をやる、というのが楽団員の資質です。
そして、うちの楽団は楽器の上手い下手は求めません。練習に1回でも多く来てくれる、豊かな人間性を持った人を求めています。そういう人たちと一緒に練習していくのがうちのオーケストラの目的です。
裏を返せば、上達したくない人、現状に満足している人もうちの楽団には必要ありません。
あなたには何が出来ますか?

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

チェロ!チェロ!チェロ!

昨日の練習はチェロが一人いてくれたのですが、最近コントラバスはとんとご無沙汰ですし、チェロもいて1人、ビオラもそんな感じ。
中低音の弦楽器が全くいないオーケストラはそれはそれはスッカスカで、締まりがないものです。紅ショウガのない牛丼というか、キャベツのないトンカツというか、ラッキョウのないカレーというか…とにかく締まらないものです。
来年5月の演奏会の曲はコントラバスが仮にいなくても(今のままだとありそうだなぁ(苦笑))チェロがもう少しいてくれれば、曲としては体裁が整う曲を選びました。
恐らくトロンボーンとテューバの募集が始まると、本格的にコントラバスとチェロがいないと、逆にオーケストラとしてバランスが悪くなるのは目に見えています。
ということは、先ず何はなくてもチェロです。アマチュアのチェロ奏者は割と人口がいるはずですし、アンサンブルなんかも積極的に挑戦するのがチェロ奏者のメンタリティでしょう。
そうさなぁ。チェロ奏者がやりたがるオケ曲ってのはどんなもんがあるんだろう?
教えてください(笑)。

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見学はお見合いみたいなもの

先週は、ヴァイオリン2人とヴィオラの見学者に来てもらえました。今週はトランペットとヴィオラの見学者が1人ずつ来てもらえることになっています。
見学っていうのは私も経験あるんですが、かなり緊張するものです。私は人間的にはかなり図太い方だし、人見知りもしないのですが、それでもやっぱり楽器を持って行き、音を出すわけで「下手だと思われる」とか、「こんなことも出来ない(知らない)と思われる」とか、心配することはいっぱいあるわけです。
少なくとも、うちの楽団はそういう意味での緊張はしなくてもいいと断言できます。うちに見学に来る人は楽器が出来なくて当たり前、初見がきかなくて当たり前というスタンスでお迎えするからです。
音が出たらめっけもん、楽譜をすらすら読んで演奏してくれたら、涙目になりながら尊敬の熱い視線を送ることになります(本当です)。
見学というのはお見合いみたいなもんで、見学者も楽団の雰囲気をさり気なく観察していると思いますが、楽団員もそれとはなしに見学者がどんな雰囲気の人か観察していると思います。
私は勿論指揮者で楽団の代表者ですから、見学者がどんな様子か、合奏中も休憩時間ももの凄く気をつけて観察させてもらいます。それは演奏が出来ているか、出来ていないか、ということよりも、一人の人間としてどういう人なのか?ということに重点を置いて見ています。
面白いもので、話しをしなくても、人の仕草を観察するだけで、その人がどういう人なのかよく分かります。オーケストラに慣れているのか、楽器の演奏はどれくらいなのか、周りが見えている人なのか、色んなことに気がつく人なのか…。
繰り返しますが、オーケストラへの見学はお互いさまです。楽団に入団者を選ぶ権利があるのと同様に、見学者にもオーケストラを選ぶ権利があります。
うちの楽団は最初の見学で取り囲んで入団を迫ったりはしません。お互い納得してから入団をしてもらいますので、安心して見学に来てください。
特に楽器のレベルに自信のない方、自分のメインの楽器以外の楽器に挑戦してみようと思う方、土曜日の午後に時間があれば、是非一緒に演奏してみませんか?

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アマオケの楽しさ

私はアマチュアながらオーケストラで指揮をやっているので、「すごいですね」とよく言われます。
…全然すごくないんです(爆)。むしろ指揮者としてはダメな部類に入るわけです。
でも、音楽を全然しない人、嫌むしろちょっとでも音楽を知っている人ならそれを「すごい」と思う気持ちもよく分かります。
私はうちの楽団を「大人の部活」と位置づけています。社会人の本分は月曜日から金曜日のお仕事で、土曜日のこのオーケストラ活動はいわば課外活動です。
でも、私は仕事ではないからこそ真剣にやるべきだと思っています。自分が好きでやっていることですから、自分自身を楽しませるためにも中途半端ではなくて徹底的に突き詰めるべきだし、そうした方がより楽しめるんだと信じています。
因に私はこのオーケストラ活動を「草野球」とも表現します。オーケストラは高尚なもので、真面目でインテリがやるものだ、なんて言うのは幻想です。これは音楽初心者や楽器をやらないクラシックファンの方にこういう幻想を持っている人が多いように感じます。
クラシックはこういうものだ、という思い込みは勿論正しいこともあるのですが、それが全てではないし、その考え方以外を否定するのは間違っています。これは日本の音楽教育が絶対的に間違っているのだと私は思うのですが、気楽で楽しいクラシック音楽は本来の姿だし、そういうものをむしろ広めていくべきだと思います。
正しい音程がとれないからヴァイオリンを練習しない、正しい音程がとれるようになるまでベートーヴェンは演奏してはいけない、なんていうのは本末転倒だと思いませんか?
「草野球」と上述しましたが、草野球とは違う点が1つだけあります。例えば草野球のピッチャーが100人いたとして100人が全員140km/hのストレートを投げられるというのは余程レベルの高い大会でもないとないでしょう。
もっと分かりやすくいえば、草野球のピッチャーは球もプロに比べて遅いし、カーブやフォークの切れは悪いでしょう。
しかしオーケストラはアマチュアといえども「プロと同じ楽譜」を使います。プロは技術が高いので難しい楽譜、アマチュアは簡単な楽譜、しかもテンポゆっくり、ということはないのです。
これは確かに大変です。
アマチュアオーケストラの楽しさは、決して仲良しクラブのゆるい雰囲気でも、演奏会一発にかける、お祭り騒ぎのような盛り上がりだけではないのです。
実はこの「本物の楽譜」に触れられる。歴史に名を残した名作曲家たちの楽譜に真剣に向き合えることです。
もう一回野球の例に戻せば、もう全盛期の野茂英雄や桑田真澄と対戦することは出来ないわけです。自分がピッチャーだとして草野球のゲームに清原和博が出てくれたとしても、もう彼は最盛期ではないです。
でもクラシック音楽は何年経とうと、名だたる巨匠の名作と完全に向き合えるのです。
私はこれが仕事ではない、アマチュア音楽家、アマチュアオーケストラプレイヤーの楽しさの最大のものだと思っています。

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数字で見るBPO

文京フィルハーモニック管弦楽団が最初の練習を実施したのが06年8月12日で丸々2年が経ちました。
その間101回の練習を行い、そのうち2回合宿を行いました。2回の定期演奏会で総観客動員は867名。演奏した曲は7曲。
今日現在で延べ157人の方から見学希望のメールを頂きました。現在登録団員は70人で正団員は56人です。正団員のうち男性が23人で女性は33人、平均年齢は面倒臭いので取っていませんが、多分31歳から33歳の間くらいではないでしょうか?(笑)
06年7月14日が楽団創立記念日ですから、楽団が創立してから今日で762日経ちました。
12月20日の演奏会まであと128日になりました。
…面白いかと思って始めたのですが、以外につまらない数字ばっかりだなぁ。やっぱりもっと時間が経たないとダメなのかもしれませんね。
ただ、見学希望のメールをもらった人が157人もいるのには驚きました。勿論パートに偏りはあるんですが、普通のオーケストラなら2楽団作れますよ(驚)。まぁ、この規模になると文林中学校の音楽室に入りきれなくなるので、それはそれで困るんですがね。
正団員の数とで比を取ると約3倍。ということは80人規模のオーケストラを目指すには240人からの見学希望がないと、ダメ、ということかぁ。先は遠いなぁ。
それにしても、コントラバスとファゴット来てくれないかなぁ。

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日本経済新聞に掲載されました。

随分、間が空いちゃいました。オケの指揮者といっても色々あるので、結構大変だったりします(汗)。
さて、演奏会まであと5週間を切り、練習も熱を帯びてきましたが、どうにも力が入り過ぎ。演奏が空回りしているきらいがあります。舞台の上に乗る者としては落ち着いて、全体を見通す「客観性」も必要です。忘れないでくださいね。
さてさて、本日4月27日付けの日本経済新聞に文京フィルハーモニック管弦楽団が掲載されています。「エコノ探偵団」というコラムです。
2週間ほど前に取材を受けたのですが、実名でうちのオケや指揮者が紹介され、練習風景の写真まで掲載されています。
うちのオケは、はっきり言って下手くそです。だけど、人間として尊敬できる団員と「少しでも上手になりたい」という気持ちで、毎週練習し、音楽を行っています。アマチュアオーケストラとしては真っ当な楽団とはいいがたいですが、大人の集まりとしては誠に人当たりの良いどこに出しても恥ずかしくない人たちだと思います。
うちのような楽団はいままでの音楽の常識からいえば、眉をひそめられるような存在ですが、クラシック音楽の裾野を広げるためには、こういう存在があってもいいのでは?という思いで立ち上げた楽団です。
少しずつ、知名度を上げ、少しずつファンが増え、少しずつ一緒に演奏してくれる人が増えて行けばな、と思っています。

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神は細部に宿る

5f32f113.jpg11月17日にリリースされた文京フィルハーモニック管弦楽団の第1回定期演奏会DVDですが、ラベルデザインを知人にお願いしまして、オリジナルで作ってもらいました。
…とはいえ、見てすぐに気がつかれると思いますが、ドイツ・グラモフォンのデザインに極めて良く似ています。
はっきりお応えしますが、パクリです。というかドイツ・グラモフォンに似せてつくってもらいました。
勿論グラモフォンの録音ではないのですが、ああいう一流のレーベルからリリースできるくらいのプライドを持ちたいものだ、という事です(笑)。
とはいえ単に似せただけではないです。あしらった花は文京区の区花であるツツジです。私たちは文京区に本拠を置く楽団ですから、その事はしっかりアピールしたいと思っているのです。
私は大体において、こういう細かい事にとてもこだわります。これは指揮でも、仕事でも、プライベートでも統一した私の性癖です。
神は細部に宿るのです。
演奏以外は編集もラベルも超一流です(変な自慢)。

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指揮者

土曜日に練習がないなんてお正月以来だと思いますが、今日は私が友人の結婚披露宴で司会をする為に休みになりました…。ってこんなことではいけません。私の他にも指揮者がいて練習を続けられる体制にしないとなぁ、と思います。
まぁ、正式に指揮者とまではいかなくても、練習を見られるくらいの人がいてくれればなぁとは思います。
以前にも書いたように、いまのところうちの楽団では楽団内指揮者を募集中です。演奏者として在籍する事が条件で1年以上在籍して、その後楽団員全員の投票で就任を決めます。
もっとも、この規約は楽団員が固定されていない事を想定してのものでしたから、この先、全パートほぼ自前でやっていけるようになって、楽団員が固定して来たら、これはやはりプロの指揮者をお願いした方が楽団の実力というものは上がって行きます。
とはいえ、やはり公演ごとに違う指揮者というのではなく、ある程度の期間「楽団の音楽の方向性」を作る事を指揮者にはお願いしたいなぁとは思っています。
いま、私は毎週の練習を通して、私の作りたい音楽と楽団員の音楽生徒の擦り合わせを毎週行っています。勿論音楽性まで、合奏が到達していないのが事実ですが、それについては私は今すぐやる必要があるとは思っていません。
楽団が音楽性を追究できるようになってからじっくり取りかかればいいと思っています。何よりもまだメンバーが固定しないうちに音楽性を作ってガチガチに固めてしまうのはつまらない事だと思います。
因にちょっと脱線しますが、私は練習で本番を想定したテンポではあまり練習をしません。「それじゃあ練習にならんよぉ」という苦情もあるとは思いますが、アマオケは練習にたっぷり時間を取れるので本番テンポでずっと練習をしてしまうと「演奏が固まってしまう」弊害があるからです。
勿論本番に不安を持たせるような演奏はしませんが、少なくとも緊張感を持って演奏できるように、私は本番ギリギリまでしっかりしたテンポでの練習しない事にしています。
これも本当は基礎力のしっかりした演奏家が集まって、数回の練習で本番を迎えるなら最初っから本番テンポでやりますが、逆の弊害の方が大きいと思っています。
話しがあっちこっちに行きましたが、来年以降の事を考えるにつけ、メンバーの固定と同様に指揮者というのもしっかり考えて、楽団員の中からいい人材を発掘できるようにしたいと思っています。

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幸せ

練習は練習で粛々とやっているのですが、今日の練習で皆さんに言った事、もう一度書いておきますね。
プロの音楽家になったら楽譜を貰って3回か4回練習してもう本番です。次の日には別の譜面がやってきます。勿論仕事ですから、それがいいとか悪いとかではないんですね。
アマチュアの音楽家に取って最大の幸せは、じっくり楽譜に向き合う時間があるという事なんだと私は思っています。1年間で1曲を仕上げる。中途半端に楽器が出来る人にとっては退屈なのかもしれませんが、私に言わせればそれっておかしいと思うんです。
本当に楽譜に対して100%ぶつかっているんですかね?プロの音楽家だって同じ曲を何回も録音するし演奏するのは、楽譜に対して「完璧」なんていう事が一瞬で過ぎ去ってしまうからなんだと思うんです。
スコアを読む私にとっては、楽譜は開くたびに、新しい発見があります。昨日の私が気がつかなかった事に毎回驚きます。
アマチュアの音楽家って幸せだな、と思う瞬間なんですね。
さて、1年前の今日って何をしていましたか?
私は、自分が作ったオーケストラの初めての練習の前日で、準備をしながらどんな人が集まっているのだろうか?とドキドキしていました。道を覚えるのは得意なんですが、人の顔と名前を覚えるのは苦手なので、皆さんの名札を見ながらパートと名前を頭に入れようと再確認したりもしていました。
あれから1年。
辞めちゃった人もいっぱいいました。見学に来たっきりの人もいっぱいいました。見学メールをくれたけど姿を見せない人(実はこれが結構いるんです)もいました。
私はなんでオーケストラをやっているかというと、音楽が好きだからというのもあるのですが、やっぱり人間が好きなんです。うちの楽団は見学に来ると楽団の名札をお渡しします。
うちには「合わないな」と思う方もいますが、名札は持って帰ってもらいます。細い糸ですが、うちの楽団と縁があったという事を覚えておいてもらいたいからなんですね。
色んな、縁があって1年経ちました。
でも、色んな面でまだまだです。なにせうちは100年続く楽団です。まだやる事はいっぱいあります。

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ベートーヴェンの7番

地上波しかテレビが見られない人でも、日曜日の朝9時からテレビ朝日でやっている「題名のない音楽会21」と21時からNHK教育でやっている「N響アワー」の二つは見られるでしょう。
今日は珍しい事にその両方の番組でベートーヴェンの7番をやっていました。
実は昨日花火を見たあとで5月の演奏会のCDを久しぶりに聴いたんです。楽団員と一緒に聴くとどんな感じかな?と思ったんですが、やっぱり7番はいい演奏でしたよ。音程は悪いし、デュナーミクもいまいち、縦は揃っていないし、ファーストヴァイオリンは聴こえないし(笑)。
でもね、心のこもった、気持ちが一つになったいい演奏でしたよ。これこそ下手くそなアマオケの真骨頂という演奏でしたよ。
「題名のない音楽会21」の方はスペインのオーケストラでした。ウプププ、なんかスペインのオーケストラがベートヴェンやっているのっておかしくて笑っちゃいました。勿論、「ぢゃあ、日本人のしかもアマチュアのオケはどうなんだ!」というご指摘は御尤もだと思いますがねぇ…。
ヴァイオリンの1プルトと2プルトの裏の女の子がやたらに可愛いのばっかり気になっちゃいましたが、それよりも、指揮者がひどかったなぁ。えええ、ベートーヴェン知っているの?と私なんかが思っちゃうようなひどい指揮っぷりでした。
そんでもって、流石にN響は凄いですね。演奏が綺麗だし、音がまとまっている。でも、生で聴いていないせいもあるかもしれませんが、情熱が伝わって来ないんですよね。
アシュケナージの指揮は本当にへたくそだと思いますが(いっつも鼻触っているし)、彼はちゃんとベートーヴェン分かっていますよ(私なんかが言うまでもなく)。だけどそのアシュケナージの気迫をN響は左に受け流している感じなんですよね。
なんか、真っ正面からぶつかっていない。
4楽章でようやくエンジンがかかったようですが、それでもアシュケナージの指揮にすべて応えているようには、私の目には見えなかったです。
ちょっと生意気にプロオケの批評なんてしちゃいましたけど、そんな事言っている暇があったらもっと私自身勉強しないとだめですね(苦笑)。

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