嵐の楽団

昨日の1周年記念日に、シンバルが届きました。ジルジャンの凄くいいやつを格安価格で購入(ビバ!!シモクラ楽器!)。
楽団のお金で買ったのですが、誕生日プレゼントです。
そして、今日は屋形船で宴会…のはずだったのですが、7月最大級の台風がやって来てて、欠航になりました(号の泣)。残念ですが、自然相手ですから仕方ありません。
そういえば、うちの楽団は1回目の練習の日にもの凄い雷雨でした。でも、練習が終わると上がっており、それ以来土曜日に雨が降る事は殆どなかったのですが、1年の節目におっきいのがやってきました(苦笑)。
まぁ、屋形船は来年の楽しみにとっておきましょう。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

祝!一周年

文京フィルハーモニック管弦楽団は7月14日が創立記念日です。
1年前のブログを読んでみると三つの事が書いてあります。
1)ホールが欲しい。
2)プロの指揮者を呼びたい。
3)協奏曲をやりたい。
1年目にして、既に1個クリア。協奏曲はもうやっちゃいましたが、勿論これからも機会を見てドンドンやって行きます(オケにピアニストいますしね)。
さて、1周年の練習ですが、台風が来ているのに本当に多くの人に集まってもらえました。改めて、練習熱心な楽団員に本当に頭が下がります。
ハイドンとモーツアルトはほぼ曲を通す事には問題ないですから、あとは細かいところに手を入れて行きましょう。
それとは対照的にベートーヴェンはやはり手強いですね。これを1年間かけて仕上げるのは本当に楽しみです。
さて、1年前私は「思う事からすべてが始まる」と書きました。このオケは100年続くオケです。色んな曲に挑戦します。やりたいこと、ドンドンやりましょう。どのオケもやった事がない事、ドンドン挑戦しましょう。
みんなの思いが実現するオケになればいいな、と思っています。

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楽隊の楽しみ

オケマンというと女性もいるのでやはりここは日本語で楽団員、楽員、または楽隊と称するのがオーケストラプレイヤーっぽいと私は勝手に思っています。
私は現在は指揮をしていますが、もともとトロンボーン吹きで、その意味では私も楽隊なんですね。
楽隊の楽しみってなんでしょう?作曲者には絶対に逆らえません、合奏では指揮者に睨まれ、トップ奏者に気を使い(もしくはセカンド奏者の視線を気にして)、大抵好きなようには演奏できません。
好きに演奏したい人は楽隊ではなくソリストを目指すもんなんですね。
でも、そんな楽隊にも大きな楽しみがあります。それは「指揮者の品定め」です(笑)。勿論作曲家の品定めというのもやって出来なくはありませんが、大抵は好きか嫌いかに終始するものですし、そのパートによって感想が著しく違ったりするものです。
しかし、指揮者の品定めは楽隊共通の認識が持ちやすいし、実際個人的な好き嫌いはあると思いますが、パートによって感想が違うというのはパート固有の理由でない場合が多いと私は思っています。
うちのオケもそのうち副指揮者が来てくれるでしょうし、楽団員の希望で客演指揮者を呼ぶ事もあるでしょう。それまでは、私の指揮で我慢してもらうとして、皆さんは私の指揮気に入っているのでしょうか?
これは、練習の進め方という意味ではなく、私の指揮って演奏しやすいでしょうか?それとも直した方がいい部分っていっぱいありますか?
残念ながら練習あとの反省会は毎週私がいるので、指揮者の悪口で盛り上がれないというのがうちの楽団の大きな欠点だと思っています(笑)。
まぁ、悪口ならいくらいわれても我慢できますが、もし欠点があるのなら「こっそり」指摘してください。あ、そのうちアンケートでもとろうかなぁ(無記名で)。どうです?

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真空管

今週来週とで4人くらい見学者さんがいらっしゃる予定です(今のところ)。依然として足りないパートはあるんで、大募集中は変わらないんですが、早くメンバーが安定して楽団として音楽を作って行けるようになりたいですね。
ところで、うちの楽団員にオーディオマニアの方っているんですかね?
私はそれほどでもないんですが、結構好きなんですね。いま、一番欲しいのが真空管のアンプなんです。
真空管なんて今の若い人知らないでしょう(笑)?
私が小学生の頃は真空管のラジオがまだありましたし、子供部屋にあった白黒のテレビは真空管が使われていたもんです。
電源スイッチを入れてから真空管が暖まるまでしばらく時間がかかるんです。ぼわーんとオレンジ色に光って、夏場なんかはもの凄く熱いんです。でもね、もの凄く柔らかい音がするんです。私が高校生になるくらいまでCDはありませんでしたから、レコードの何とも言えない雰囲気を真空管が柔らかく再現してくれるんです。
音のクリアさではCDに勿論軍配が上がるんですが、「音がいい」という意味ではもう全く別もんなんです。
いまからレコードを買うのも大変なんですが、CDの再生用に真空管のアンプが売っているんですね。欲しいです。
とはいえ、私の友人のオーディオマニアのやつは1千万かけて部屋を改造したり、片方400万円のスピーカーを持っていたりするような人がいるんですが、毎週生のオーケストラの音を聞いている私はいつもうらやましがられるんですよ。
無い物ねだりっていうことですかね。

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席順

誰か個人のことを念頭に言っているのではないという事を最初にお断りしておきますね。
オーケストラで合奏する時に、私が凄く重要視するのは「並び」なんです。管楽器なんかはパートをパート員で決めてもらっていますが、もし私が本気で演奏会をするとなったら全員の席は私が決めます。
少なくとも現時点で、弦楽器の席順は私とコンマスとで決めていますが、実は「席順」というのは凄く大切なんです。
皆さんも「誰々さんの隣だと弾き(吹き)やすい」とか言う感覚ありますよね?
私はトロンボーン奏者であったのですが、オケをやっていた4年間殆どファーストを吹いていたんです(単に人数不足です)トロンボーンのファーストは勿論セカンドとバストロンボーンにザッツを出してセクションをまとめる役割があるんですが(そんな事出来ていたかどうか分かりませんが少なくとも意識はしていました)、演奏者としては隣に座るトランペットの首席につける、という重要な仕事があるんです。
因にトロンボーンは席が指揮者から遠いので、指揮者を見る事も大切なんですが、コンマスのボウイングを良く見てずれないようにするというテクニックを使います。
勿論合奏の経験者はこれくらいの事はわけなくやっていると思います(やっていないのでしたら、来週から是非)が、いくら私が指揮者やコンマスを見ていても、横のラッパの首席がずれていると苦労するんです。
逆にラッパの首席が指揮者よりもコンマ数秒早くザッツを出してくれると、トランペットとトロンボーンの5本がピタッと揃って出られるんですね。
私がファーストを吹いていた時に言われた一番嬉しい言葉は、セカンドとバスの奏者に「凄く吹きやすい」と言われた事でした。これはうちの楽団の首席の奏者みんなが同意してくれると思いますし、もし、自分がファーストを吹く時にセカンドの人が吹きやすいと思ってくれていないのだとしたら、それはアンサンブルとしてはまだ未成熟だという事です。
これが弦のプルトも一緒です。「あの人の隣だと弾きやすい」とそういわれる奏者になりたいと思いませんか?
私も指揮者として、私の指揮だと演奏しやすい、と言われるような指揮者になりたいです(今度楽団員にアンケートとってみましょうかね(笑)?)。
毎週の練習では、私は楽団員の座っている位置を凄く重要視して、意識しています。
皆さんは自分の演奏だけに集中しないで、隣の人の事を少し意識してみてくださいね。

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百聞は一見に如かず

うちの楽団は毎週練習が終わったあとに写真を撮ってサイトに掲載しています。私の方では可能な限りブログを書いて楽団の活動について包み隠さず広く公開しています。
先週見学に来られた方が、サイトで楽団の様子が分かったので見学に来やすかったと言ってくださいました。
本当は練習の時の録音もみんなに聴いてもらいたいのですが、流石にそこ迄は恥ずかしくて出来ません(笑)。ただ、見学を申し込んでもらえれば見学に来る前に録音を聴く事も可能なので、その意味ではうちの楽団の事を知るには、見学に来る前に相当情報を公開しています。
私は楽団の運営も、音楽作りも、楽団の雰囲気も、練習も何も隠す事はないと思っています。特に秘密もないし、私が当たり前だと思う事をやっているだけなので、もしかしたら音楽の教育を受けた人から見たら間違っている事がいっぱいあるのかもしれませんが、うちの楽団にはうちのやり方があると思っています。
もっとうちの楽団の事を知りたければ、mixiにもコミュがありますし、素知らぬ顔をして毎週土曜日に千駄木の「ふく膳」という居酒屋に来てくれれば、うちの楽団員が18時過ぎに大挙して現れます(笑)。
百聞は一見にしかず、知らないものは好きになれません。多くの人にうちの楽団の事知ってもらって、好きになってもらいたいなぁ…。
まだまだ弦楽器募集中ですし、ファゴットとホルンにも空きがあります(今日現在)。

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予習

amazonでベートーヴェンの交響曲3番のDVDを購入しました。私はあまりカラヤンという指揮者が好きではないのですが、ベルリンフィルの演奏がどうしても聴きたかったので、カラヤン指揮のものを購入しました。
私は本筋的にはウィーンフィルとかチェコフィル、コンセルトヘボウの用に弦と管が解け合い、しかも抜群に木管のアンサンブルの上手なまろやかな音のするオケが好きなんです。反対に金管オリエンテッドなアメリカのオケは聴いていて楽しいですが、何回も聴こうとは思わないんです。
そうした中でベルリンフィルというのは私の中で一つのジャンルなんです。フルトヴェングラー以降のカラヤンもアバドもラトルも全然好きではないんですが、ベルリンフィルのヨーロッパ的でありながら、金管もしっかり鳴っていて腰のある、それでいてうるさいだけでない音が好きなんです。
ちょっとマニアックな話しになりますが、トロンボーン奏者として長年活躍したヨハン・ドムスとウテシュ、バストロンボーンのジークフリート・チースリックのいた頃のトロンボーンセクションはいまでも史上最強だと思っています。
因にうちの楽団の略称がBPOなのは偶然と言えば偶然ですし、狙いと言えば狙いでもあります(笑)。
ベルリンフィルは16型の編成で、管楽器はやはり倍管です。うちのオケは倍管編成はやりませんのでもっとコンパクトに締まった音を目指したいですね。
考えてみると、2年続けてベートーヴェンだし、2年続けて2楽章葬送行進曲なんですね(苦笑)。まぁ、結婚行進曲も練習しますからなんとかバランスはとれるでしょう。
目の前の演奏会も大切ですが、私は少し前も見ておかないとね(笑)。

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新日本フィルのリハーサル

今日は友人の計らいで新日本フィルのリハーサルに行ってきました。
曲目は、ブラームスの1番、ラプソディ・イン・ブルー、ベートーヴェンの7番…そうです。のだめ便乗企画なんです(友人談)。
指揮は梅田俊明さんで端正な指揮をされる方でした。
プロのリハーサル生で見るのは初めてでしたが、楽団員にまぎれて楽屋口から入り友人に挨拶をして客席へ。ロングトーンをする人あり、一生懸命一つのフレーズをさらう人あり、音階にかじりつく人ありで、面白かったですが、アマオケのようにその日にやらない曲をやっている人は一人もいませんでした(笑)。
因にコンマスは練習していても一人だけ絶対にバッチリはっきり音が聞こえてくるもんですね。ブラームスの1番のソロを何度もやっていましたがどんだけ後ろで音が鳴っていてもその音だけははっきり聞こえてきました。
さて、プロオケですから、アマオケのように何回も練習するわけではないし、基本的にはニュアンスを揃えるだけ、というのは知識として知っていましたし、今回の演目はどれもやり馴れている曲なので、全体にあまり細かい練習はありませんでした。
演奏中にチームミーティング(ファーストがボウイングの確認をしていた)はやっていましたが、アマオケのように指揮者が喋っている時に(といっても私より喋る時間が短いせいなのかもしれませんが)隣の人と話しをしている人はいませんでしたし、自分の楽器を鳴らして音だしやさらうような人もいませんでした。
この辺はアマオケではあまりうるさく言わない方がいいと私は思っていますが、「Englandから」と指揮者が言って間髪入れずに振り出してもちゃんとEから音が出るし、そこがピアノなら、ピアノで、フォルテなら最初からフォルテが鳴っている「反応の良さ」というのは真似をしたいなぁと思いました。
基本的には一つの楽章を全部通して、終わってから指揮者の側からまとめて指示が出て、そこに質問が入るという流れでした。これも真似をしたいところですが、多分私が一つの楽章の問題点を全部覚えきれないでしょうし(私の問題もありますが、演奏に傷が多すぎるから(笑))、逆に楽団員の側でもその全部の要求を短時間で吸収して修正するのは無理でしょう。
でも、そういう事が分かっただけでも今日は収穫がありました。
因に7番。もう全然音が違うんです。当たり前ですが、同じ楽譜を見て演奏しているとは思えません(苦笑)。和音が違って聞こえるところもいっぱいありますが、普段のうちの音を聞き慣れていると、プロオケの音がなんてクリアに聞こえるんだろうと、変な関心の仕方をしてしまいました。
私の友人に言われました。「練習はやればやっただけの事はある。プロでもそう。でも時間に限りがあるから効率的にやるんだ」と。アマオケはプロよりもたっぷり時間が取れますが、それがただ単に「長いだけ」にならないようにしようと思いました。
これからも機会を見てリハーサルをのぞいて指揮の勉強をしようと思っています。

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3週間

この日記を書いているのは20時ちょい過ぎですが、3週間後には7番演奏中です。
ひええええ、3週間ですよ、3週間。21日です。練習はあと最大で7回(もしかしたら6回)です。
ちょっと話しは変わりますが、今週は日曜日の練習はありません。実は新日本フィルのリハーサルを見学させてもらうのです。18日にオペラシティで「ベト7、ブラ1、ラプソディ」というコンサートをやるのですが、実はこの企画私の友人がしたもので、勘のいい人ならすぐに分かると思いますが、「のだめ」便乗企画なんです(笑)。
新日本フィルのリハーサルがどんなもんなのか、凄く楽しみですが、私としては物見遊山というよりはベートーヴェンの7番のお勉強をしてきます。プロのリハーサルを生で見るのは実は初めてなんです。
とはいっても、演目が演目だけに練習をするというよりはニュアンスを合わせる、といった感じなんでしょうね。
とにかく、うちの演奏に少しでもいかせるように少しでも勉強してこようと思っています。
さて、話しは戻りまして、うちの演奏会。本当に目前になってきました。何度もお話ししていますが、これから技術的に上達する事は望めません。大切な事はこの8ヶ月みんなで練習してきた事をしっかり思い出して自信を持って演奏する事です。
そして、演奏は一人でするものではありません。自分だけが正しい演奏をしているなんて思っている人がいたらそれは大きな間違いです。演奏はみんなでするものですから、みんなの気持ちが一つにまとまらないと演奏もまとまりません。
オーケストラは50人の集団ですが、これは「単一の楽器」なんです。つねにアンサンブルするという事を忘れないでくださいね。

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チョー気持ちいー!

私たちのオーケストラの本拠地は文京区立文林中学校です。
ここは今日金メダルを取った水泳の北島康介選手の母校で、主事室の隣の階段の上がり口のところに写真と表彰状が飾ってあります。私はもちろんこの学校の卒業生ではないのですが、こういうことは我が事のように嬉しいですし、うちの楽団員も密かに自慢しましょう(笑)。
まぁ、そんな与太話しはおいておいて、今日はいい泳ぎでしたね。ライバルのハンセンは出ていませんでしたが、それでもやっぱりトップでゴールしたというのは彼の実力だと思います。
私たちの演奏会まであと1ヶ月。演奏会後に実力を出し切り、「チョー気持ちいー!」といえるようにがんばりましょうね。

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