迷信か?

今日の話は何の根拠もない話なので、間違っていたらどんどん突っ込んでください。
実は、昨日パート練習のときにトロンボーンを吹いていて気がついたのですが、私の楽器随分と「音痴」になっていました。
ご存知の通りトロンボーンという楽器はスライドを使って音程調整をするので、無限に音程が出せるのですが、音の中心は実は楽器が出しているのではなく、マウスピースのところで正しい音程が出せているかどうか?なんです。
しかし、楽器によって癖や特徴があるのもご存知だと思いますが、トロンボーンなどの金管楽器の場合、楽器に「音程を覚え込ませること」もまた重要です。
これはよく聞く話ですが、初心者が買ったばかりの楽器で、どんなに頑張ってもハイベーが出ないのに、先生に一発吹いてもらうと、その後からどんどんハイベーが当たるようになる(つまり奏者の技量だけではない)、といいます。
私の楽器は3年間吹いていなかったわけで、その意味では楽器自体が全く鳴っていなかったわけです。楽器の本体は金属ですからある程度使って鳴らしてやらないと鈍るのではないか、と私は思うわけです。
こういうのってもしかすると迷信かもしれませんが、昨日の音程のひどさ(具体的にはやたらめったらに低い)は私のせいだけではないような気がするんだけどなぁ。

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元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

復活

今週から私はトロンボーンを持っていきます。パート練習の時間トロンボーンを吹くことにします。
9月の文吹の演奏会で出来ればトロンボーンカルテットを演奏したいのでそのためのリハビリではあるんですが、久しぶりに楽隊として現役に復帰したいという思いは常にありました。
オケマンとして復帰するのは、3年振りなので今から楽しみです。

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ファゴット

どこのオーケストラでも大抵フルートとクラリネットは定員いっぱいで、特にオケで吹きたいフルート奏者は席を死守するのに苦心していると思いますが、反対にファゴットはあまり動きがないように感じます。
私がすべてを知っているわけではないので、断言するわけではないですが、フルート奏者やクラリネット奏者が単に人口が多いというよりも、フルートやクラリネットをやっている人は、自分に合っている楽団を常に探しているような印象があります。
逆にファゴット奏者というのは一度腰を落ち着けると、余程居心地が悪くない限り、あちこちに行かないような印象があります。
うちの楽団はどうにもファゴット奏者に恵まれないようで、2回の定期演奏会は共に正団員が1人だけという状況でした。
そして、今日一人だけいた楽団員が辞めてしまいました。
思い出すのは私が前にいたオーケストラです。私はトロンボーン奏者だったのですが、楽団が始まって4年間。ずっとトロンボーンの席を守っていたのは私だけ、演奏会が終わると辞めてしまうのばかりでした。
ずっと悩んでいたのは、トロンボーンパートが定着しないという事よりも、その原因が自分にあるのではないか?という思いでした。
私の事が嫌いだから定着しないのか?私の隣だと吹きづらいから定着しないのか?そんな思いをずっと持っていました。
逆にたまに、いつもと違う人と吹いた時に「ひともぢさんの隣は吹きやすい」と言われるとものすごく嬉しかったものです。
結果として答えは出なかったのですが、今回の件も楽団員が辞めた事は悲しい事ですが、それが故に新しい人が入って来るかもしれないわけです。
人間万事塞翁が馬です。

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セカンドヴァイオリン

やはり、というか想定通りセカンドヴァイオリンが定員に達しました。とはいっても見学者と見学予定者で定員に達したというだけで、まだ全員が入団したわけではないのでこの状態は解除される可能性がありますが、とにかく一旦は定員です。
以前にも話した通り、オーケストラでは全般にセカンドと呼ばれるパートは非常に重要です。それは皆さんの目や耳が必要以上にファーストパートに注がれる事へのアンチテーゼでもあるのですが、実際にセカンドパートがオーケストラの機能であり、味付けであり、厚みなのだと思います。
アマオケの場合は人口の多いヴァイオリン奏者にとって「より簡単な方」と認識されている事が多いと思いますが、オーケストラをきちんと楽器と認識していればそれは大きな誤解である事は明白です。
ファーストヴァイオリンよりも先に定員に達した事で、メンバーの固定が出来て、より合奏力も高まる事が期待できます。オケとしては大変喜ばしい事です。そして、強力なセカンドパートが存在する事で、ヴィオラやチェロが演奏しやすくなる事はもとより、ファーストがよりのびのびと演奏できる事でしょう。
弦楽器の充実はオーケストラにとって強い心臓です。少しずつですが一歩一歩着実に文京フィルハーモニック管弦楽団が成長していけばと思っています。

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他人事

コントラバスが来ました(笑)。楽団所有の楽器第3号はYahoo!オークションで落とした(まぁ、買った)4万2500円のコントラバスです。ジルジャンのシンバルよりも安いです(号泣)。
勿論この楽器で本番に乗れるとは思っていませんが、練習には使えるかなぁ、と。
それにしても大きいですよ。コントラバスなんて見飽きるほど見ていますが、自分の部屋に入るとそのデカさは想像以上です。これを毎週運ぶなんて確かに正気の沙汰とは思えません。コントラバス人口が少ないのもようやく理解できました(遅い)。
この楽器が、なんとか練習に使えるようであれば、もう何台か購入して中学校に置かせてもらいます。コントラバス奏者の入団も期待できるでしょう。
なにせ、来年のメインはエロイカです。コントラバスはなんとか6台は欲しいところです。
考えてみると、皆さんは自分の楽器以外は普段触ったり運ぶ事はないでしょうから、コントラバスの大変さというのは他人事でしょう。私も昨年まではトロンボーンを運んでいたのですが、すっかり指揮棒だけの生活になり、トロンボーンでさえ持ち運びが億劫になってしまっています。
人間て楽な方に流れちゃうなぁ、と思う日曜の午後でした。

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トロンボーン

しつこいようですが、私は27歳の時にトロンボーンを始めました。オーケストラに入ったのはその8年後の35歳の時です。指揮を始めたのも35歳からです。
私のトロンボーンや指揮が上手かどうかは聞いた人が判断するとして、私は一番大切なのは「それが好きかどうか」だと思っています。
私はオーケストラでトロンボーンを吹くのが好きです。オーケストラを指揮するのも好きです。
なのにここ1年楽団にかかり切りでトロンボーンを殆ど吹いていません。しかし、その生活も明日までです。
明後日から、私は購入したマンションで毎日トロンボーンの練習に励む事でしょう。トロンボーンみたいな音の大きな楽器が家で練習できるの?とお思いでしょうが、金管楽器は音の出口が1カ所なのでミュートをつけて練習すると、結構音は小さくなるんです。普通のマンションなら問題なく夜中まで練習できます。
この1年の遅れを取り戻しますよ!結婚行進曲にはトロンボンパートがありますしね。
練習というのは楽器を持たなくても出来るものです。
ビリーズ・ブートキャンプのビリー・ブランクスさんは「肉体を変えたかったら、考え方を変えるんだ、そして続けろ」と言っています。名言だと思います。
音楽が好きだったら、出来る事を考えましょう。そしてそれを続けましょう。1回や2回魔法の練習をしたら上達するというのは幻想です。
私は続けます。トロンボーンも指揮も上達したいですからね。

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楽器

現在文京フィルハーモニック管弦楽団所有の楽器は1つだけです。なんでしょう(正解は一番最後に)?
当面コントラバスは楽団所有の楽器が欲しいなぁと思っています。何しろコントラバスは運ぶのが大変です。これを楽団で所有して学校に置かせてもらえばコントラバス奏者はグッと練習に来てくれるでしょう。
他にどんな楽器が欲しいか?と言えば、まぁキリがないのですが、今やっている譜面で足りないのはシンバルです。これは近いうちに買う事にします。
そのあとは何でしょう?あくまで学校に置かせてもらう事を前提に考えると、コントラバスの他には、ハープとコントラファゴットでしょうか?特にコントラファゴットは例えばベートーヴェンの交響曲5番をやる時に必要ですし、ブラームスも2番以外は必要だったと思いますから意外に出番の多い楽器という事が言えると思います。
来年以降トロンボーンの募集をする時にはテューバをどうするか考えなくてはいけませんが、テューバ奏者まではギリギリ自分の楽器を持ち歩けるかなぁと思っていますが、全国のテューバ奏者の皆さんいかがでしょうか(ちなみ弦楽器で言えばチェロまでは運べるでしょう?)。
もうじき梅雨(私はもう梅雨に入っていると思っているの)ですが、この時期皆さん楽器を持って練習に来るのが本当に大変だと思います。雨は降らないと困るのですが、土曜日の昼前後だけはせめてやんで欲しいなぁと都合のいい事を考えている今日この頃です。
さて、うちの楽団で所有している楽器は「トライアングル」でした。
この前の演奏会でもアンコールで大活躍でした。

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メンテナンス

先週の練習でお話ししましたが、演奏会2ヶ月前のこの時期に楽器のメンテナンスに出す事を私はお進めします。
皆さんはどれくらいの間隔で楽器のメンテナンスしていますか?アマチュアですからそんなに神経質になる事もない?
そんな事はありません!アマチュアだからこそ自分の身体に合った楽器を使い、それをきちんとメンテナンスする事で効率的に上達できるんです。楽器の手入れを疎かにしている人は絶対に上達しません。
これはもちろん演奏時間にも比例するので一概にはいえませんが、弦楽器奏者は最低1年に一回、出来れば半年に一回は楽器のメンテナンスをするのがいいと思いますし、演奏会2ヶ月くらい前に弦と弓の毛の張り替えをしておくと、ちょうど演奏会の頃に馴染んでくるように思います(しつこいようですが個人差があります)。
管楽器奏者はそれぞれの楽器によって違うと思います。私のトロンボーンという楽器はそれほど手のかからないやつなので、いいのですが、ほかの管楽器の方も必ずメンテナンスに出すようにしましょう。
因に演奏会間近にメンテナンスに出すのは逆効果です。人間が馴染めない場合もありますし、せっかく馴れ親しんだ楽器の感覚を取り戻しきれない場合があるからです。もし間近に出す事になったら、そのあと相当程度楽器に触って馴染ませる必要があります。それが出来ない場合は逆効果になりますのでご注意くださいませ。

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ピアノ弾かなきゃ~!

あのねぇ。「のだめカンタービレ」ってやっぱり主役のだめなのかね?私は千秋さまとのだめの2人が主人公だと思うので、オーケストラのシーンもっと欲しいなぁと以前言ったら「のだめが主人公なのでオーケストラのシーンなくても仕方がないのでは?」と言われてしまいました。
のだめが月9で放映されることによってクラシックブームが再燃しているようですが、これに便乗して入団希望者が大量に入るハズ…。だったんですが、そうでもないようです(苦笑)。
今日も「のだめ」見ていて思ったんですが、もしかしたらピアノ習おうという人が大量に出ているのかも知れません(号泣)。
実は私は昨年末にヤフオクで2万円の電子ピアノを購入しました。今年オケを作るつもりだったので、その指揮の勉強になればと思ってのことでした。1月から結構真剣に「独学」したのですが、4月に入って「壁」にぶち当たり、パッタリと止まってしまいました。
指揮の勉強も必要ですが、基本的な音楽の勉強が圧倒的に足りていないので、ピアノに時間を取るようにしようと思います。ということで今日はその一方でソルフェージュの教材も買ってみました。
密かに「指揮者になりたい!」という人が来てくれないかなぁ、とも思っています(笑)。

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正直に言えば…

正直に言えばトロンボーン吹きたいなぁ、と思います。8月6日に前のオケの演奏会があってそれ以来2ヵ月全く吹いていないんです。こんな事トロンボーン始めて初めてです。
うちのオケではまだ当分トロンボーンは募集しないと思います。私が前のオケにいた時、私は「選曲にトロンボーンを考慮しなくていいですよ」と言い続けていました。私自身は出番があろうとなかろうと音楽を楽しめるので、カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲やエグモント序曲の時も聞いているだけで、楽しかったですし、ホルンパートの代吹きなんかをして時間をつぶせたんです。
でもやっぱり合奏の途中で寝ちゃったりして、時間を「つぶす」という感じになっちゃうんですね。私一人ならいいんですが、他にパート員がいるとやっぱりそっちが「退屈していないかな?」と気になっちゃいます。
ですからいまうちのオケでトロンボーンを募集していないんです。モーツアルトの25番はフルートとクラリネットが全くありません。毎週ものすごく心が痛むんです。せっかく来てもらったのに出番がないのは可哀想だな、と。
バッハもやりたいんですが、管楽器の出番がないので分奏がしっかり出来るようにならないと出来ないよなぁと思っています。
8月から中学校の教室を借りるようになってようやく定着した2ヵ月くらいで「もう一部屋貸してください」というのはやっぱり図々しいお願いでなかなか交渉が進んでいないのも事実です。
ブラームスやチャイコフスキー、ドボルジャークもやりたいんですが、トロンボーンを入れてしまえば、段々ハイドンやモーツアルトがやりにくくなるんですね。
ものすごーく板ばさみです。まぁ、少なくとも第1回の定期演奏会まではトロンボーンなしです。面談終わったらトロンボーンの音出しくらいはしてもいいよね?

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