最終ステージ

今日の練習は管練を行いました。管の分奏は合宿以来ですね。
ロングトーンと音階をやってみましたが、普段あんまり音階練習していないのかもしれませんね。特にa-mollの音階は音程もよくありませんでしたね。とにかく基礎練習の中でも音質の向上につながるロングトーンと音程と実際の演奏に役立つ音階の練習は可能な限り毎日やってください。
特にシャープ系の音階は弦と合わせる管弦楽では必須ですし、交響曲は意外に短調が多いので、mollの音階をしつこくさらっておいてください。
あとは、一人で自分の楽譜にかじりつくのではなく、きっちりとアンサンブルの意識を持って音を出してくださいね。
さて、今日はコンチェルタンテは初めて本物のソリストが二人入りました。私にとっても初めての経験でしたが、指揮者である私にも、伴奏者であるオケにも「ソリストにぴったり付ける柔軟性」が求められます。
具体的には私はよりはっきりと「前振り」をしなくてはいけないと思っています。前振りというのは音の前で合図を出すという指揮者の基本的な能力の事ですが、それによってオケに適切なタイミングで音を出してもらうわけです。
オケの皆さんにはその棒なり、ソリストなりにピッタリ付ける為に常に「音楽に集中」してください。集中して瞬時に反応する事が求められます。
テンポが揺れるところがいっぱいありますから気をつけましょうね。
いよいよ4月に入り最終ステージです。8月からの練習の集大成が演奏会です。楽しみですね。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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