記念すべき第1回練習

本格的に楽団立ち上げの準備を始めたのは4月のことでした。それから4ヵ月。実は大した苦労もなく、今日の日を迎えられました。ほとんど文吹の団長のお陰なんです。
ということで、彼を名誉団員1号にします。私が決めました(パチパチ)!
さて、午前中に楽譜のコピーに行きました。凄いね8000円分もコピーしちゃいました。ヴァイオリンのパート分けとか事前に申告してもらわなかったので、ちょっと多めにしたんですが、今後も楽譜の管理には時間を取られるんでしょうね(苦笑)。
時間ギリギリになって20人くらい集合場所に集まってくれたのですが、実は私は30分前から待っていたんです。10分前になっても1人しか来てくれなかった時は少し焦りましたが、なんとか練習会場である文林中学校へ。
音楽室の使い方を文吹団長に教えてもらい、取りあえずは、楽団趣旨説明。うちの楽団は「100年続く楽団にします」と最初にぶち上げました。100年後にいまの団員は1人もいないと思いますが、今日私が説明してみなさんが理解してくれた理念を100年後も続けてもらっていたら私はそれだけで幸せです。
本来は評議員のみでやる選曲会議ですが、今日は来てくれたみなさんへの謝意として全員でやりました。メインの曲ベートーヴェンの交響曲7番になりました(あとでホルンから猛烈な抗議を受けましたが(爆))。
因みにホルンの抗議というのは「音域が高い」というもので、それは私も知っていました。しかしどの曲を選んでも必ずどこかのパートから苦情が来るんです。そこで私の考えた解決策。
うちの楽団は「全部やります」。スカパーみたいでしょ(笑)?みなさんがやりたいという曲はよほど編成に無理があるか(例えばマーラーやブルックナーは暫く無理)、以上に難易度の高いもの(特に初心者の多い弦に)以外はとにかく全部やります。
ベートーヴェンだって9番以外は(難しいのもありますが)全部やります。チャイコフスキーだってドヴォルジャークだって交響曲全部やります。そのうち。早いか遅いかだから我慢してください。
ということで、定演もヴィオラの女子大生のご希望で、彼女の誕生日に近い来年の5月19日を第一希望ということで決まりました。決まったのか?ホール取れるかどうかも分からないのに…。
イヤ、決まったんです。もうやります。次の週だともう1人のヴィオラの女子大生が参加出来ないそうで、彼女はこの楽団の設立に深く関わっているんです。彼女が出ないなら私も出ない(意味不明)。
なので、5月19日に死にものぐるいでホール取ります。乞うご期待。
このあとドタバタしながら楽譜を配り(私が段取り悪くてごめんなさい)。手伝ってくれたMさん、Kちゃん本当にありがとうね。前のオケからの仲間ですが、こういう時に本当に涙が出るほど嬉しいです。
音出しの時間を取っていると外は雷雨になっていました。なにやらただならぬ雰囲気でしたが、合奏時間がいよいよ来ました。
1番最初の曲を何にするか4ヵ月考えたのですが、やっぱりオーケストラをやる以上ベートーヴェンに敬意を表さざるを得ない。コリオラン序曲にしようと3週間前から決めていました。
最初の和音が鳴った時に吃驚しました。
私が思って、想像していたよりも遙かに音程がよく、「いい音色」が鳴っていました。しかもこのあと1回目の初見大会でゆっくりだったとはいえ、最後まで通っちゃったんです。
2度吃驚です。
この曲短いんですが、凄く密度が濃く、練習にはもってこいで、ステージ映えするので初日だというのにちょっと練習しちゃいました。管の充実度に比べてやっぱり弦が薄いですが、今日は実はヴァイオリンとチェロのお休みが結構多かったんです。
それにこれからも営業かけますんで大丈夫です。練習中も冗談で言ったんですが、この分だと「定演5月じゃなくて12月までに仕上がっちゃう」んですけど(笑)。
逆に「ちょっとこれではついていけない」という声も頂きました。確かに私が想定していたレベルよりは遙かに高いので、ちょっと難しいところですが、諦めずに練習に来てくれれば、今のオケの一員として来年はステージに乗れることは私が保証します。
その後、モーツアルトの交響曲25番。今年はモーツアルトイヤーですから、どうしてもやろうと思っていました。コリオランが案外出来たのに大して、モーツアルトには手こずりました。弦がメインだったせいもあると思いますが、この曲はまだ仕上げるつもりもないので、さらっと通して終わり。
最後はブラームスのハイドン・ヴァリエーションをやりました。これは難曲です。死ぬほど難しいわけではないのですが、指揮者にとっては変奏されていく曲をどう組み立てていくか、音楽的センスを問われますし、奏者にとっては譜面がベートーヴェンやモーツアルトとは違います。
合奏力や音楽センスが問われますが、1曲が短いので瞬発力も要求されます。
正統的なドイツ・オーストリアの作曲家3人を集めて記念すべき文京フィルハーモニック管弦楽団の1回目の練習を行いましたが、私自身久しぶりの指揮で頭から湯気が出ました。
そのあと予定通り食事会へ。これも文吹団長が仕切ってくれて、楽団員30人くらい入って貸し切りになる居酒屋を抑えてもらいました。今後この店がホームポジションになりますので、練習に来られなかった人は、あそこで合流しましょう。
で、結局18時から23時まで飲んじゃいました(爆)。
私の楽団ですから当然とはいえ、初日から飛ばしすぎです。でもこれも「100年続いていくんです」。練習だけではどうしても楽団員相互のコミュニケーションは取れません。合奏時間はお喋りの時間じゃないですから。
でも音楽は人間がするものです。それにうちの楽団は音楽性ではなく人間性で人を選びます(笑)。練習時間と同じくらい時間をかけて飲み、語らいましょう(勿論お酒の飲まない方も参加してください)。
とはいえ、これに懲りて来週参加者が激減しないか不安になりながら帰宅しました。
本当に今日は素晴らしい1日でした。これからが楽しみです。

About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

“記念すべき第1回練習” への4件の返信

  1. PASS:
    譜面をコピーって。。。
    著作権って知ってますか?
    泥棒行為を偉そうに言われても、ねぇ。
    このコメントを消して、何も無かったかのように逃げるだけ、かな?(藁

  2. PASS:
    逃げてもしょうがないですし、戦っても負けですから素直に頭を下げます(笑)。
    でも、著作権ではなくて、版権の間違いですよね(著作権ごと出版社に行っている場合もあるとは思いますが)?著作権は作者の死後60年とかで消えるとか??私も一応著作権には配慮しているつもりです。
    で、これは自分で調べろという話なのだと思いますが、版権てのはなくならないんですかね?
    星の王子様の版権が切れたとかで昨年いっぱい出ましたが、楽譜の場合ってああいうことないんですかね?
    yさんに限らずお分かりの方教えてください。

  3. PASS:
    こんにちは♪
    土曜日に1stVnで参加させて頂きました。
    とても楽しかったです。
    版権は、私の入っているもう一つのオケでも問題になったことがあるのですが、
    バロック時代位のだと版権の切れているものが多いそうですね。
    確かに海外のサイトだと、スコアを無料DLできるのも多数ある位で。
    不確かな知識で(しかも全然参考にならない)すみません。
    また宜しくお願いいたします。
    ところで、うちの実家の図書館では譜面の貸出しもしているので、地元のアマオケさんが良く借りに来ています。
    今度帰省したら、物色しに行ってこようと思います。

  4. PASS:
    >MAIさま
    楽しかった言ってもらえてよかったです。
    物色の方、是非お願いしますね。

コメントを残す