3番目のパート

うちの楽団が管楽器に必要人数の1.5倍の定員を設けているのは、演奏会だけでなく、毎回の練習にきちんとパートが揃うようにという事からなんですが、実はもう一つ理由があって、将来的にロマン派にまでレパートリーを増やした時に必要になる「3番目の楽器」の手当という意味もあったんです。
フルートで言えば、ピッコロフルート、オーボエで言えば、コールアングレとオーボエダモーレ、クラリネットで言えば、バスクラリネットとEsクラリネット、ファゴットで言えばコントラファゴット。
ホルンのワグナーチューバやトランペットのコルネットやフリューゲルホーンは持ち替えで対応するとしても、木管楽器の3番目の楽器はなかなか簡単に持ち替えというわけにはいかないでしょう。
とはいえ、特にピッコロとコントラファゴットはかなりの頻度で交響曲に載ってきます。この最高音と最低音を担当する2つの楽器の重要度はもの凄いものがあります。
実際にはうちの場合、姉妹楽団の文吹がありますから、コントラファゴット以外はなんとかなると思いますが、オーケストラとしてはきちんと担当できる楽団員が欲しいところ。
最初にも書きましたが、うちの楽団は演奏会に出る事と同様に毎週の練習を大切にします。あまり練習に出て来られない楽団員がいるパートは、定員を増やします。演奏会にのれる部分は少なくなりますが、演奏会にのりたければ、練習に出てくる。
うちのオーケストラは楽器の上手な人よりも、練習に出て来る人の方が優遇されるんです。これは不変のルールです。

About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

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