真打ち登場


ということで、こうもり序曲と言えば、この人。カルロス・クライバーです。
クライバーという人は、非常にプローベは厳しかったそうですし、実際残っているプローベの映像を見ると、ものすごく細かく、しつこくプローベをするようです。
しかし、いざステージになると、プローベの厳しさはどこへ?というくらい自由闊達な指揮振りで、楽しそうに、そして楽団に自由に演奏させてくれます。
彼の指揮を見て「ダンスのようだ」というのはまさにその通りですが、指揮がコミュニケーション方法の一つだと考えれば、ダンスで伝わるものがあり、それで音楽になるのならば、踊るのも一つの指揮法でしょう。
ずっと以前にも書きましたが、私は今回のニューイヤーコンサートでは指揮をするつもりはありません。指揮台の上で最後まで踊り続けます!
ぜひお楽しみに。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。