3楽章


チェリビダッケはいつもの通りゆっくりで、踏みしめるような演奏です。

デュトワの指揮は本当に上手で華麗です。しかし、あまり心が入っていないように感じます。

ムラヴィンスキーはこの5番を全般に快速で飛ばします。その方がよけいにこの曲のもつ苦悩が表現できるからでしょう。
4楽章は決して勝利の行進ではない。私もムラヴィンスキーの意見に賛成です。チャイコフスキーはそんなに単純な人間じゃないですからね。
ということで、私はこの5番はこの3楽章が一番好きです。

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。