のだめオーケストラ

昨日の練習終わりに嬉しいメールが来ました。うちの楽団のヴィオラ奏者がフジテレビで10月から放送される月9ドラマ「のだめカンタービレ」のオーケストラ奏者のオーディションに受かりました!!
パチパチパチパチ!!!
みなさん自慢しましょう(笑)。みなさんの所属するオケに「のだめオケ」の奏者がいます。しかもドラマ部門で受かったそうなので、毎回録画して欠かさずチェックしましょう。
やばいなぁ、都内のヴィオラ奏者が雪崩を打って見学希望出してきますよ。彼女と一緒に演奏したいからと、弦楽器も一杯集まってきますよ(笑)。
来週の食事会には参加してくれる方向ですので、是非ともみんなでお祝いしましょう!!

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About NO Masaharu

元々トロンボーン吹きですが、棒振りです。好きな作曲家はベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナーです。 ビールと餃子とカレーが大好きです。

練習5回目

5回目の練習です。1回も休まずに練習に参加した6人の方が晴れて正団員として入団されることになりました。1人10分程度の面談をしたのですが、みなさん忌憚のない意見を寄せてくださって、この楽団が愛されているんだな、と感じました。
こうした嬉しい日だったのですが、練習参加者は20人でした(号泣)。まぁ、みなさん仕事に学校とお忙しいと思いますので、仕方のないことだと思いますが、団の代表者としては、「楽団が一番」とプライオリティをつけてもらえるような、魅力的な団にしていかないとなぁと思っています。
練習に行くのが楽しくて、楽しくて仕方がない。飯を抜いてでも、女房を質に入れても(例えが古いですね)楽団に行く!そんな楽団にしていこうと思っています。今日入団した方たち、そしてこれから入団される方たちには是非とも協力していただきたいと思っています。
さて、練習ですが、少ないながらも管楽器は各パート1人ずつはいてくれて、ファーストヴァイオリンも6人いたので、合奏にはなっていました。面談をしたので練習時間がいつもより45分少なかったので、早速コリオランに。一番仕上がっている曲なのですが、それでも曲を流していくという点ではまだまだです。
練習のポイント
みなさん「小節線」に騙されています。小節線は単に拍を数えやすくする為のもので曲の流れの中では無視をしてください。でないと曲が途切れ途切れ、細切れに聞こえます。大切なのは「フレーズ」です。フレーズが曲を流すんです。小節ごとにリセットしていては「曲」になりません。
7番は今日も一回通すだけでした。ほぼ1時間かかっていますが、この曲はその約半分くらいの時間で演奏します。しっかりさらっておきましょう。
ハイドン・ヴァリエーションは最初の方の数曲は結構出来てきました。耳馴染みが出てきたせいかもしれませんが、進歩は喜ばしいことです。一足飛びに上達することはありませんし、みんなの上達の速度が一定ということはありませんが、みんなで少しずつ上達していきましょう。
そのためには是非可能な限り「練習に参加」してくださいね。最初の頃から参加すればするほど合奏に入りやすくなります。来年になってスピードが上がってから、いきなり参加すると大変になりますよ(困)。
練習後の食事会も11人が参加してくれました。色んな話しで盛り上がりましたが、特にお仕事で練習に来られなかったのに、食事会だけ参加してくれたオーボエのKさん。ありがとうございます。
うちの楽団は「酒席奏者」制度をひいていますので、昼の練習に参加出来ない方は、是非とも夜の練習に参加してくださいね。
どうでもいいですが、ハンドルネーム占いというのをやってみました。
http://www.hname.net/
今日から改名して「ひともぢ28号」にします(笑)。

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BPO第5回練習報告 2006年9月9日 文京区立文林中学校

今週のスケジュール(途中休憩は適宜挟みます)

12:10 東京メトロ千代田線 千駄木駅 2番出口地上 道灌山方面集合
12:30 文林中学校入校 音楽室は4階になります。
12:40 セッティング、音だし、楽譜配布
13:00 ミーティング(ここから遅刻になります)出来るだけ出席のこと
13:15 入団者面談
14:00 合奏開始
17:30 合奏終了
17:45 完全退館
18:00 食事会(希望者のみ、でも出来るだけ出てください)
練習参加者20名(うち食事会参加者11名)

ミーティングの連絡事項
・9月30日は通常練習はお休みします。当楽団設立に協力してくれた文京区交響吹奏楽団のお手伝い、および鑑賞デーとします。お手伝いしてくれる方は野までご連絡ください。
・上記も含めて楽団から誰かに個人的にお願いすることはありません。出来ることはドンドン手を挙げてください。「何が出来るか分からないけど、手伝います」というのも大歓迎です。
・今週からいよいよ正式入団される方が出てきますが、面談を5分から10分程度行います。楽団に対する要望や、お考えなどを聞きますので、考えておいてください。

本日の練習曲
1)ベートーヴェン コリオラン序曲
2)ベートーヴェン 交響曲7番
3)ブラームス ハイドンヴァリエーション

音の作り方(その2)

オーケストラに限らず音楽の練習って次の4つのことしか練習出来ないんです。
1)音の高低
2)音の長短
3)音の大小
4)音色
これだけ、たったこれだけなんです。アンサンブルは?フレージングは?ニュアンスは?色々ありますが技術的に出来ることって上の4つに集約されるんです。
私の練習はとてもシンプルだと思います。シンプルに練習することを好みます。楽譜の読み方も同様です。最終的には深く複雑なところまで到達しますが、まずはシンプルに解きほぐしていきます。
上の条件でいえば、まずは私が重要視するのは、音の大小、強弱です。これが一番付けやすいからですし、逆にいえばアマオケで最も軽視される部分だからです。次に音の長短です。合奏の頭が揃うかに関していえば、休符の長さが揃っていれば揃うわけで、しつこいようですが、休符も音符ですから、縦を揃えるのもここにかかっています。
そして次にようやく音の高低です。音楽をやっている人で「音程命」という人多いですよね。私もそこを軽視するわけではないですが、音程を気にするあまり他のことが全く疎かになっている人を見て呆然とすることがあります。
音楽的な休符を取ることは音楽的なセンスがあれば、割とたやすく出来ますが、楽器が出来て頭を使わない人は恐ろしいほど非音楽的なブレスを取ったりします。初心者やブランクのある人が多いうちの団としては音の高低はそれほど重要視しません。
いや、語弊がありますね。重要視はしますが、プライオリティは低いです。音痴な楽団ではお客さんに対して失礼だし、第一合奏していて気持ち悪いですからね。でも、その前にすることはいっぱいあります。
そして、最後に音色です。音色って、音楽は光と一緒で綺麗に波長が揃って混じれば透明になるんです。ちょっと位相がずれると色が付いてくるんですね。そしてオーケストラは人間がするものですから、そこに集う人によっても音色は変わります。
私の大好きなデューク・エリントンは楽団のメンバーに合わせてソロの割り振りをして曲を作ったそうです。私も楽団のメンバーのとを混ぜ合わせて音作りをしていこうと思っています。
その為にも必要なのは楽団のメンバーの音楽性なんです。是非みなさんのことをもっと聞かせてください。

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アウフタクト

3楽章読み終わりました。この楽章も手強いですねぇ。まずはテンポが速いので、楽譜を見ている暇がない。多分本番振り間違うのはこの楽章でしょうね(笑)。え?笑い事じゃない。仰るとおりで(謝)。
ちょっと真面目な話しをしますが、7月の末に東京芸大の公開講座を受けまして、小林研一郎先生の指導を少しだけ受けてきました。先生は「アウフタクトの意味を考えなさい、と大学の時に先生にいわれ、それが分かったのが30歳を過ぎてからでした」と仰っていました。
それ以来私もずっと「アウフタクト」について考えてきましたが、今朝ちょっとしたヒントが閃いたんです。それが先生の仰る「アウフタクトの意味」なのかどうかは分かりませんが、私的には大きく一歩前に進んだ気がします。
結局、指揮というのはテンポを示すだけで、テンポが出たらあとは曲想を伝えるだけなんです。凄く簡略化して言葉で説明するので十分ではないかも知れませんが、曲想を伝えるのは二義的なことで、要するに常にいわれているように「指揮で一番難しいのは曲を始めて、止めることだ」という格言が表していることがすべてなのです。
曲を始める為にはその前のテンポを示す→つまりそれが「アウフタクト」なのです。
指揮者が曲の中で常にアウフタクトを示し続ける、それだけしていれば指揮は役割を全う出来るんです。
こう考えると、「伴奏を振っている人が多くてガッカリします」という小林先生の言葉も合点がいきますし、先生やシャルル・デュトワがよく言っているように「こうした方が奏者が演奏しやすい」というのもよく分かる気がします。
テンポをだすには常に拍頭を示すのではなく、アウフタクトを示す。このことがアマチュアなのに分かった私は天才かも知れません(自画自賛)。
フレーズをどう振ったらいいか、ということについてもこのことが解決してくれたような気がします。
これもコバケンの含蓄に富んだ示唆と、ベートーヴェンの譜面が私にもたらした化学反応でしょう。すごく嬉しい気分です!

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音の作り方(その1)

2楽章読み終わりました。1楽章の手強さに比べれば、譜読みは簡単でした。下読みは今週中に終わるかも知れませんね。それから各パートを読んで、そこから全体を読み込んでいく作業になります。
お化粧する女性ならお分かりだと思いますが、お化粧をバッチリ決める為には下地の塗り方が大切なんです。下地をきちんと塗らないとその上は浮いてきてしまったりします(よね?)。
油絵を描く人ならお分かりだと思いますが、下色をきちんと塗らないと重ね塗った時の発色に大きく影響します(よね?)。
料理をする人ならお分かりだと思いますが、下味をきちんと付けないと、その後いくら味付けをしても物足りなく、ぼやけた味になりますよね(これははっきり断言出来ます)。
音楽も勿論一緒です。音楽の場合はベースは勿論最低音であるベースラインです。弦楽器ならチェロとコントラバス、木管ならファゴット、金管ならホルンですね(うちはトロンボーンもテューバもいないので)。
合奏を詰める段階になったらまずは低音からきっちり固めていきます。そこに中音域を乗せて、高音が最後に乗っかります。
勿論上に書いた楽器毎に練習をするというよりも、曲の中でどういう役割を担っているかによって担当する声部は違うわけです。声部毎にきちんと役割分担をしながら音楽を作っていきます。
私はよく楽団は仲が良くなくてはいけないといいますが、音楽に於いても同様です。自分がどのパートかは分かっていると思いますが、音楽全体の中で自分がどういう役割を担っているのかを「理解」して合奏して欲しいと思います。
まだ、7番は暫くゆっくり通すだけになりますが、他の曲も同様に煮詰めていきましょうね。

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屋形船で天ぷらが食べたい

ふー、ようやく7番の1楽章読み終えました。終えたといっても普通の指揮者なら下読みの段階で、これから各パートの読み込みに入るわけで、こんなペースで読んでいたら読み終わるのにいつになるんでしょう?
でもご安心ください、下読み終われば後は早いです(必死に自分に言い聞かせる)。とはいえ、2楽章から4楽章まで早く読まないと、練習が滞ります(苦笑)。ですから頑張ります。
みなさんはポケットスコア買いました?7番だけでいいですから買ってくださいね。必須というわけではないですが、絶対に損はしませんから。
ところで、毎週の食事会。「何で音楽をしているのにそんなことしてんの?」と思っている方は流石にいないと思いますが(もしいたとしたらうちの楽団合わないかも知れません(笑)、練習時間て個人的な話しをする時間が取れませんよね。
そらそうです。練習時間は練習をする時間で、お喋りをする時間ではないんです。でもどんな人か分からない人と合奏をしてもつまらないし、いい演奏だって出来ないんです。プロじゃないんだから。
ですからお互いをよく知り合うということに私は重点を置いています。
今年の夏は出来ませんでしたが、屋形船を借りて宴会とかしてみようとも思っています。楽器を持たずに集まるということも楽団をスムースに運営していく為には必要だと私は思っています。
うちの楽団、今のところとてもいい感じで練習が出来ています。このまま大きくなっていけばいいと思っています。

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気が早いようですが(笑)

毎回毎回音楽の話しばっかりじゃつまらないんじゃないかと心配してみたりしています。
来年の5月に定期演奏会を開きますが、ご存じの通りまだ会場が押さえられていないので何とも言えません。何とも言えませんが、私は未来を楽観視するタイプなので(だって心配してもどうにもならないでしょ)、無事に開催されると信じています。5月19日です。
演奏会は一応ソワレ(夜の演奏会)で考えていますので、男性は黒いスーツ上下、黒い蝶ネクタイ、白いワイシャツ、黒い靴下に黒い靴。女性は黒い長袖のシャツとパンツか、黒いドレス(足首まで隠れるもの)、袖はどうしましょうかね?(応相談)
衣装を寸前に買うと、演奏会費と合わさって結構な出費になります。予め買っておいてください。どんなものを買ったらいいか分からない方は相談してくださいね。
それと演奏会の後は打ち上げを当然しますが、打ち上げの2次会は都内の旅館に泊まり込みで宴会をします。演奏会のビデオを見て、即日反省会(笑)。アンケートも回し見ることにします。
勿論希望者だけですが、絶対に損はさせません。騙されたと思って1回だけものは試しでお付き合いください。すんごい楽しいんですから(笑)。

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ポケットをスコアを買いましょう

昨日練習の時にお話ししたのですが、「ポケットスコア」買ってみましょう。総譜のことをスコアというのですが、スコアなんて一部のマニアが買うもんだと思っている方も、是非ベートーヴェンの7番だけでも買ってみましょう。
アマオケなんかだと、自分が演奏する曲のポケットスコアを買って、演奏した日と場所なんかを記して記念に取っておく人もいるみたいですが、そういう使い方だけではちょっともったいない。
とはいえ、全部を読んで譜面の勉強をせい!というのではないんです。
まずは、ポケットスコアの巻頭に書かれた解説を読むだけでも随分と勉強になります。これを読むだけでも、1000円分(大体ポケットスコアはこれくらいの金額です)の価値はあります。私の下らない話しよりもよっぽどいいですし、私も解説をそのまんま喋っているときもあります(ネタばれ)。
そして、もしその先に余裕があれば、是非譜面を眺めてみてください。自分のパートがどんな風に配置されているのか、どのパートと同じなのか、そんなことを調べるつもりで読んでみてください。
CDを聴きながら読むのも面白いですよ。人間というのは自分の知らないことというのは聞こえない生き物なんです。
会社で電話の取り次ぎをした時に、聞き間違ったことありませんか?初めて聞く会社名とか人の名前って聞き取れないものなんです。
それと同じで、曲も耳だけで聴いているのは絶対にすべてを聴き取ることは出来ません。和声学の本に書いてあったのですが、どんなに音楽的に訓練をした人でも、一辺に聞き取れるのは3声か4声までだそうです。
オーケストラの曲は20パートくらいに分かれて、どんなに下手な作曲家が書いても少なくとも4声に分かれて曲が書かれています。我々のようなアマチュアには聞き取ること叶わず、ですよ(苦笑)。
しかし、スコアを読めばそれが聞こえてくるようになるんです。本当です。ある程度の訓練は必要かも知れませんが、私は嘘は言いません。譜面を見ながらCDを聴けばいままで聞こえていなかった音が聞こえてきます。絶対です。

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4回目の練習

今日も練習前には「毛家麺店」で朝昼兼用の食事をしました。今週はエビそばを食べたのですが、味が薄かったです。凄く誉めると「上品な味」。レモンの風味が上湯の中でほのかに主張して美味しいとは思うんですが、私には薄いですよ(苦笑)。
もう一回、鳥そばに挑戦してみようと思いますが、このままだと合格点は上げられないな、という感じです。
さて、練習4回目。今日は24人。編成にバラツキはありますが、多分この辺が練習が充実する最低ラインかな、という気がしています。毎回25人くらいの人が安定してきてくれれば、楽団としても技術的に詰めていけるかな、という気がしています。
勿論30人を超えないということは弦楽器が絶対的に少ないということなので、その点は手当てしないといけないなぁと思っています。練習中に「管楽器の人はいつもソロですよ」といいましたが、とはいいつつ弦楽器の人はやっぱり人数が欲しいと思っていると思うので、早く何とかしようと思っています。
ミーティングで話したのですが、30日は文吹の定期演奏会です。この楽団がなければ、今のうちの楽団はないです。恩返しの意味でも是非とも(無理はしないでください)定期演奏会のお手伝い、又は演奏を聴きに来てください。
何が出来るか分からない、という方もいるようですが、とにかく人数がいるのは事実ですので、時間が取れる方は私まで「手伝います」と申し出てください。
ちょっといやらしい言い方になりますが、来年の我々の定期演奏会は文吹に手伝ってもらいます。演奏会は奏者だけでは出来ないんです。是非とも積極的に手を挙げて欲しいと思います。
それと、楽団規約どおり、見学日の次からカウントして4回の練習参加で「正団員」への資格を得られます。来週5回目の練習ですから、皆勤賞の人は正団員になります。が、なる前に面接します。
本当に楽団員になる気があるのかを確認させてもらいますし、みなさんが何を思っていて、どうして欲しいのかを個人的に話す場を設けて、お互いに納得してから入団してもらいたいからです。
別に私がみなさんを選別するつもりはありません(いま入団申請書を出されている方は間違いなく全員入団出来ますよ)。ただ、何度も書いていますが、私は音楽だけ出来ればいいとは「全く」思っていないので、入団する前に話しをしたいのです。
安心してください。入団の意思を確認して、入団手続きを取ってからみなさんの話を聞きますから、私に対して批判的(否定的ではないですよ)な意見もちゃんと聞きます。
長くなりましたが、練習です。今日も弦が寂しかったので、いつもと順番を変えて、ハイドン・ヴァリエーションからやりました。管楽器は人数もいてそこそこ吹けているので、そちらはデュナーミクに注意して丁寧に吹くようにお願いしました。弦は「取りあえず慣れましょう」(笑)。でも練習終わりに西川君(仮名)が「今日はハイドン楽しかったです」と言ってくれたのが凄く嬉しかったです。
モーツアルトはそれほど時間をかけずにやりました。モーツアルトの譜面は譜面に書いていないことがいっぱいあるので、それを練習で解き明かしていくことになります。
コリオランは流石にみなさん練習されているようで、音の厚さが全然違いました。ただ、「フレージング」を理解して演奏していないので、お遊戯のように聞こえます。これはこのあとの7番の時にも2楽章の頭でやったのですが、フレージングというのはメロディーだけはなくて、むしろ刻みや頭打ち、後打ちの時に「フレージング」が出来るかどうかで演奏が全然違ってきこえるんです。
これは技術的にという部分もありますが、8割くらいは「頭」の問題です。演奏しているのを聴いているとフレージングを意識しているかどうかはすぐに分かります。
今日のポイント!
音楽は1小節ごとに細切れになっていない。小節の固まり=フレーズを意識して演奏するだけで音楽は全然違ってきこえます。
練習後の食事会は14人も参加者がいて、今日も楽しくお話し出来ました。千駄木の「ふく膳」というお店で毎週やっていますので、練習に来られなかった人も是非参加してください。ここで交流するのも音楽の練習ですから(本当です)。
因みにメニューの「うにうどん」が大好評です。これだけ食べて帰ってもいいですよ(笑)。

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